箱根での雑感
週1くらいで都内に行くが、
まぁ、毎回インバウンドの多さに圧倒される。
電車など、車両の8割は外国人なんてこともざらにある。
わざわざ日本に来てくれて本当にありがとう。
と思う一方で、
彼らは日本での英語の通じなさに不便を感じていないのだろうか、
と毎回疑問に思う。
駅の案内板など、日本人の私から見ても超わかりづらいこともあるのに。
先日、家族で箱根を訪れた。
その時のエピソードを今日は2つ紹介したいと思う。
箱根湯本の駅にて。
某お店の看板に、”ACCHI" "KOCCHI"という表示があった。
(写真を撮り損ねたので微妙に違っているかもしれないが、
要するに「あっち」「こっち」のローマ字表記。)
それを見た娘(7歳)が、
「外国人にあっちとかこっちって言っても通じないよね。
here、thereって書けばいいのにね。」
とのたもうた。
我が娘ながら賢さにびっくり仰天笑
まぁ、「あっち」「こっち」なら正確にはhere、thereではないけど、
7歳でその理解度はなかなかのものだと思う。あっぱれ。
もうひとつ。
箱根ロープウェイは私たち家族以外は全員外国人。
聞き取れただけでも、ドイツ語と韓国語、中国語が飛び交う、
かなりインターナショナルな車内であった。
紅葉を迎えようとしている箱根の山を早雲山から大涌谷に向かってゆったりと登り、
ロープウェイが大涌谷の噴気地帯にさしかかったそのとき!
車内にどよめく「おぉぉぉぉぉぉ!」という歓声。
それまでののどやかな秋の山の景色から一変、
噴出する蒸気や、硫黄で黄色く染まった地面はまるで映画のセットのよう。
外国の方々がどう感じたのかは知る由もないが、
私は「何人でも、驚いたり感動したときは、『おぉぉぉ』って言うんだな」
と心の中でつぶやいたのだった。
それはさておき、
冒頭の、英語でのサービスがあまりに不親切な日本で、
インバウンドは困らないのか、という疑問は解消されないままである。
スマホがあればもはや困らないのだろうか・・・。
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