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就労移行支援の就職体験記〜うつ病の就労支援事例①〜

みなさんこんばんわ!
今回は、うつ病での就職体験記の方を紹介していきます。
主に、就労移行支援利用までの経緯と支援内容、そして企業側の疾患に対する合理的配慮の側面からご紹介致します。

それでは、早速始めます!
(紹介にあたっては、利用された方の許可を取れた体験談をご紹介致します。)

うつ病から社会保険労務士補で就職した事例


利用された方の就職情報


担当スタッフ

睡眠時間を十分に取れない日々が続き、逆に眠れなくなったことや人間関係のストレス等も重なりうつ病を発症した事で当校の利用につながりました

  生活記録表をつけて支援員にも共有していただくことで睡眠リズムに影響を及ぼしている習慣はないか確認を行い

普段から十分な睡眠を取れるよう生活リズムのコントロールのサポートから行いました。

心理学系講座やSST(ソーシャルスキルトレーニング)講座を受講することで、客観的に見た様々な意見を受け止める力を身につけたり、ストレスを溜め込んでしまわないように対応する方法を学ばれました

また、就労スキルの面ではビジネスマナーを学べる講座に参加し、働く心構えや必要な考え方を学べたことで社会に出る自信をつける事ができ

様々な講座への意欲的な参加やご本人の熱心な姿勢から無事就職が決まり

就職が決まってからも、就職先企業の実習に参加し実際の業務を体験することで気付く力や、その場面に合った振る舞いを身につけられたとおっしゃっていました。

1年と10カ月の利用期間を経て、社会保険労務士事務所HRナビ様にて、社労士補助業務で元気に活躍しておられます

企業にお願いした合理的配慮

過集中で疲れやすいところがあり、自分でも1時間に1回短い休憩で気分転換をするが、気にかけていただけるとありがたいと言った内容をお伝えしました。

また、体調管理と生活リズムに気をつけているが、季節の変わり目などに体力が落ちることがあるため、

はじめは短時間からの勤務からはじめて様子を見ながら勤務時間を増やしていきたいと短時間勤務での合理的配慮をいただきました。

うつ病から経理事務で就職した事例


利用された方の就職情報


担当スタッフ

前職の人間関係の悪化によりうつとなり、当校では生活訓練を行い早期に就労するには通所を安定させる必要があるという支援員からの 働きかけにより6~7カ月目で週5活動に戻すことができました。

学習としては、Excel学習(5ヶ月)をWord学習(2ヶ月)、日商簿記2級を取得

就職活動としては、自己分析・ナビゲーションブックを含む書類作成、応募2か月で吉本興業ホールディングス株式会社にて経理事務で就職が決定!

企業にお願いした合理的配慮

業務に慣れるまでは業務に対する質問や相談相手を明確にしていただけると幸いであること。
服薬の副作用により頻尿の症状を患うため1-2時間に1度お手洗いに行くこと

を許可頂けると幸いであること、を伝え無事就職されました。

前職でのパワハラからうつ病に、その後事務職として就職した事例


利用情報


担当スタッフ

前職でのパワハラが原因で発症され、当校を利用されました。

通所当時は、生活記録表をつけることで生活リズムを可視化し通院時に主治医へ相談しやすいようにしていました。

就職に備えたメンタル不調への対策としては、「不安があればその都度支援員に相談」するようにしていただいたり、

当校の専門講座などによって心理系のワークに取り組みました。

Word、Excel、PowerPointの習得、SST講座受講で他者の意見を受容したり、楽しくコミュニケーションを取ることで通所のモチベーションアップを目指した。

就職が決まってからは、より就労を想定した訓練をということで朝9時に来所を行い徐々に生活リズムを働くことに慣らしていきました。

その後も、就職に向けた訓練の一環として支援員から指示を受けながら事業所内にて軽作業などをお手伝いいただき報連相の練習や指示受けから実行するという工程を実践的に行いました。

1年8カ月の間通所され、株式会社長谷工システムズ様に無事就職されました。

企業にお願いした合理的配慮

適宜、業務量の確認や効率が良くなるアドバイスを行われている。

また、入社後しばらくは作業や環境面に慣れていくため、声掛けや必要に応じて面談などを行われる。

うつ病から就労移行支援を通じた利用で気を付けること

特に前職のパワハラや人間関係のストレスにより、うつ病を発症して休職後、当校の利用につながるケースが多いですが

ここで気をつけたいのが、焦らずじっくり取り組む事です。
当校でも、訓練に入る前にまずは生活リズムのサポートを行なっております。

食事の時間を固定すれば、睡眠の時間自ずと決まってきますので
生活リズム表はバカにできません。

また、うつ病の回復期を明けというのは想像以上に体力が減少しているんで、通うだけでもかなり辛く感じます。

無理のない範囲でじっくり取り組むことが重要となります。

就労移行支援WithYouの紹介

大阪府・兵庫県を中心に精神疾患専門の就労移行支援を行なっております。

また、精神障害者雇用に関するYoutubeも行なっております


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