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はじめに|町内会が最強のビジネスOJTである
外資系コンサルで7年、主に官公庁・公益サービス変革にコミット。
その後、ITサービス会社で社内起業のような形で事業開発に8年取り組んでいる私(38歳)に、
2024年4月、住んでいる地域の町内会の理事が回ってきました。
以前マンションに住んでいたときには、
マンションの長期修繕計画の見直しに伴う委員会活動を経験。
・進行が拙く、噛み合わない会議が長時間開催
・検討するための情報がでてこない
・論理関係がわからない資料 などなどに直面
当時30歳くらいで、その状況を見過ごせず、
結果、情報確認から試算・資料作成、さらには約600戸の住民説明会もやりきって、着地案を通したな、と。
きっと町内会もそんな感じなのかな。
そんな軽い気持ちで関わり始めたら、
、、、、、
そこには
マンション管理組合とは比にならない、
複雑な世界が待っていました
町内会って、町内にすむ人たちの自治組織。
つまり、企業だったら当たり前のものがそもそもない、、、。
Q.ミッション・ビジョンは?
A.もちろんありません。
Q.KGI/KPIとかは?
A.あるわけない。
Q.でも事業計画的なものは?
A.あるように一見見えて、実際ない。去年の焼き直し。
Q.サービスコンセプトは?
A.自分たちが何なのか不明。
Q.ブランド戦略は?
A.『ブランド』も、どこにも『戦略』はない。
Q.人事戦略は?
A.ただ人が同調圧力で集められ、使われてる。
モチベーションなんてあるわけない。
Q.意思決定の機構は?
A.一番クリティカルなのが、何かを決める機構が脆弱すぎ。役員会、理事会あるけど、判断枠組みがわからない。
一方で、
実は、町内会って地域を支えてくれている存在。
防犯、防災、美化など、
快適に、安全・安心に暮らす環境に貢献している。
仕事より難度高い気がするが、
もし変革できれば、うみだせる価値は大きそう。
これまでビジネスで積み上げたケイパビリティをフル活用して、どこまでできるか。
『統計学が最強の学問である』にならうと、
そう、『町内会が最強のビジネスOJTである』
ベースの任期は2年。
どこまでいけるか、はじまりはじまり。