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やってはいけないことはたくさん教えられたけど、どうしてやってはいけなくて、やらずに済ませるためにはどうしたらよいかは、やっぱり誰も教えてくれなかった。
生きる偏差値が生来低かったから、勉強の場のないことは、生きる上で致命的だった。
つらいことはつらいと言っていいし、悲しいことは悲しいと感じていいんだ、と気づいて、受け入れるまでに何十年もかかった。子供の頃に知っていれば、あの時代、せめて心だけでも安らかに生きられただろうと思うと、ときどきやるせなくなる。
物語のかけらを留める
備忘録として:
ストーリーとして構築するのはとても時間が掛かるけれども、そのモチーフとして残しておいたり、書き留めておきたいものがたくさんある。そういう「物語の欠片」のようなものを記しておくのはよいかもしれない。
どうも私は、自由に書くとなったとき、一場面からストーリーを膨らませていくスタイルの人間のようなので、「いつかのその日のため」により明確にモチーフの輪郭を溜めておく必要があるもよう。
SNSにおける「文章」の載せ方と見せ方
文章が生業ですので、その延長線でいろんなSNSに文章を載せてしまいます。小説だったり、考察だったり、ネタ的なつぶやきだったり、とにかくたくさんやってみているんですが、媒体によって見せ方も違うな、と感じています。
例を挙げてみます。
noteだと、少しでも長文のテキストは省略されてしまう。
だから省略されるまでの間にインパクトを残さないといけない。
pixivの場合は、キャプションとタグ。一次
Complex_entangle.q/re:fix
長く気づかなかった。わずかに首をもたげると、薄く細い影が伸びていた。僕と同じ種と見とめた。ただちに危害を加える様子は見られなかった。だから余計に不思議な思いで、尋ねた。
「あなたは、誰ですか?」
影は、やや小首を傾げるようにして、僕を右目主体で見る。
「誰でもいいことではないでしょうか? 私のことは」
「いや、でも……」
影は、言いかけてその先に澱む僕の言葉を、一方的に遮る。
「私は、キ
具体的には、疲れたことや、哀しいこと、納得の行かないこと、傷ついたことなど、いわゆるマイナスの面の記事も、平易な、やわらかめの表現で書いていこうと思います。論理的、理知的な文章においては、どうしようか…アカウント分けは考えていないので、これはひとまず保留。
FBやTwitterとは別のキャラクターを設定し、そのためにどことも連携させていない、このnoteの活用法をもう少し見直してみることにしました。想定される読者対象をもっと広げて、自分の言葉がより届きやすくするつもりです。過去の投稿の整理も同時に始めようと思います。