印旛沼ダンボールイカダCUP2023
2023年8月26日(土)に開催された「印旛沼ダンボールイカダCUP」。千葉県内の企業や団体、個人など、子どもから大人までの約40チームの皆様と共に、岩渕薬品も参加させていただき、大いに楽しませていただきました!
WTC(“ウォーキングトライ千葉”の略)で繋がる常磐植物化学研究所さん、昨年巨大な船で会場を沸かせた拓匠開発さんも参加されていました。
1.印旛沼ダンボールイカダCUPとは
「印旛沼ダンボールイカダCUP」は、この記事を書かせていただいている私、ゆうなみの出身校・佐倉高校の先輩でもある、ジョニーこと中井祥子さんが立ち上げられたイベントです。在学中にカヌー部を設立し、当時はこの印旛沼でたくさんの時間を過ごされたのだとか。カヌー部は全国でも珍しい中、力をつけ世界大会で上位入賞をするほどのパワフルな部に成長していきました。そして大人になったジョニーさんは、またこの場所で創造力とチャレンジ精神に溢れたイベントを企画されたのです。
ダンボールイカダCUPのルール
佐倉ふるさと広場に面する印旛沼を舞台に、自分で作ったダンボールのイカダで出航し、順位や面白さを競います。イカダに使っていいのは、ダンボールとガムテープだけ。自分を信じ、頭と体をフルに使って挑むレースです。
クラスは3つです。
・一寸法師クラス(1人乗り)
・トムソーヤクラス(2人乗り)
・海賊船クラス(3人以上)
※海賊船クラスとトムソーヤクラスは事前にダンボールイカダを自作、一寸法師クラスは現地で1時間以内に制作。
世界一アホな大会?
主催者のジョニーさんはご自身のSNSで“世界一アホな大会”と発信していますが、この大会の意義はとても深みのあるものです。
2.印旛沼ダンボールイカダCUPが次世代に繋げたい4つのコト
①とりあえずやってみる精神
先が見えない時代だからこそチャレンジ精神を育むことが大切だと主催者は伝えています。年齢は関係なく自分で課題を見つけ、自ら答えを導き出す能力を大事にしたいですね。
②安心してシッパイできる場所
成果や効率が重視される時代だからこそ、無意味でも、非生産的でも、ただおもしろそうだからやってみる、といった機会はとっても貴重です。子どものうちからたくさんのチャレンジをすることも大切ですが、大人になった私たちだからこそ、真剣にアホなことができる時間は大切なのではないでしょうか。
③モノより経験
経験は人を成長させます。ハーバード大学の研究では、人はモノより経験にお金を使った方が幸せが長続きするのだとか。さらに、その経験を思い出して、何度も「こんなことがあってさ!」と語れることも、幸せを感じる1つのポイントなのだそうです。
④印旛沼への愛
「汚い」というイメージが定着し、遊び場として選ばれなくなってしまった印旛沼。しかし、実際に触れてみなければ愛着もわかず、さらにきれいにしたいという意識も持てないでのはないでしょうか。昨年度の参加者さんからは「意外と汚くない」「もっときれいになったらいいと思うようになった」という声もあったそうです。みんなで印旛沼への愛を育み、後世にきれいな印旛沼を届けられたら嬉しいですね。
(「印旛沼ダンボールイカダCUP」ホームページより一部抜粋)
3.当日までの準備
まるごみ印旛沼
今年6月になりますが、岩渕薬品も参加させていただいた「まるごみ印旛沼」に「印旛沼ダンボールイカダCUP」の皆様も参加し、大会場所周辺を重点的にゴミ拾いしてくださっていました。
場所は違えど、印旛沼流域で同じ時間にゴミ拾いしていたと思うと嬉しいですね。6/10開催「まるごみ印旛沼」については以下の記事をご覧ください。
ダンボールイカダづくり
岩渕薬品は「海賊船クラス」、社員のお子様が「一寸法師クラス」で参加させていただきました。海賊船クラスは事前に制作して現地に持っていけるので、約2週間前からコンセプトを出し合い、“佐倉の魅力発信‼︎”に決定。ダンボールイカダは丸1日かけて社員みんなで制作しました。
4.印旛沼ダンボールイカダCUP当日
夏らしい陽射しのもと当日を迎えました。
朝一番は風が少なく、印旛沼の水面に映る空がとっても美しかったです。
運営チームは最終打ち合わせ。
スタート前に、みんなで準備運動!
海賊船クラス
私たちは8時に集合。ダンボールイカダの最後の仕上げをしました。
準備が整いました!出場を待ちます。
風車を模したオブジェは渾身の作です。
いざ出陣!
海賊船クラスでは2チームずつのスタートとなりますが、お相手は佐倉市役所の皆様。西田市長も乗船です!
岩渕薬品チーム「るるぶち薬品」は今回、12名の乗船に挑戦です!
今回とっても順調そうに見えましたが…?!
おっと!
印旛沼とシッパイを大いに楽しみました!
一寸法師クラス
岩渕薬品社員のお子様が参加しました。まずはパドル講座を受けます。
現地で制限時間1時間以内でダンボールとガムテープだけを使って ひとり乗りイカダを作っていきます。
ゼロから作る難しさと面白さ。1時間ではたして作ることができるのでしょうか・・・
すごいです!みんなに応援されながらもひとりでスタートし、とってもよく頑張りました。
タイムオーバーになりましたが、清々しい表情で戻ってきてくれました!
片付けと表彰式
出場後は燃えるゴミと燃えないゴミに分けてお片付けです。
途中2回ほど雨に見舞われましたが、無事最後までやり遂げました!
最後は表彰式。岩渕薬品は「印旛沼ダンボールイカダCUP」に昨年に引き続き協賛し、岩渕薬品賞を準備させていただきました。
そして我が「るるぶち薬品」チームもキノアン賞を受賞させていただきました!キノアン様、ありがとうございます!
今回の「印旛沼ダンボールイカダCUP」では参加した方だけではなく、多くのご協力のもと、開催されました。そんな皆様との交流もさせていただき、とても嬉しいひとときとなりました。ありがとうございました。
「印旛沼ダンボールイカダCUP2023」
主催:印旛沼ダンボールイカダCUP事務局
後援:佐倉市/佐倉市教育委員会
会場:佐倉ふるさと広場(千葉県佐倉市)