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ウォーキングトライ千葉・優勝インタビュー(協和ハウジング)

今回はウォーキングトライ千葉(以下WTC)で優勝された企業にインタビューしました。WTCとは健康推進アプリ「with LEAF®」を使用し、千葉県内で参加表明をした企業が行う、企業間対抗のウォーキングイベントです。

インタビューにご協力してくださったのはWTCで3回もの優勝を果たした協和ハウジング代表取締役の内山社長と、WTCのフォトコンテストで入賞された広報担当の家城(いえき)さんです。
※下記インタビューではそれぞれ [内] [家] と略させていただきます。

WTCに参加してみて

協和ハウジングスタッフの皆様

ー WTCでの3連覇おめでとうございます!
[内] [家] ありがとうございます。

ー WTCに参加したきっかけはなんですか?
[内] 岩渕薬品の専務とは以前から交流があり、不定期ではありますが共通の趣味のゴルフを⼀緒にまわったりなどもしていました。
ある時、WTCをやるので参加してみないかというお声がけをいただき、私も運動不⾜を感じていたので参加することを決めました。

ー 運動不足の自覚があったのですね。
[内] 私の活動地域は車社会のため、あまり電車に乗ることがありません。運動不足になりがちなので、いい機会だと思いました。
WTCのことを社内に持ち帰りメンバーを選抜して主旨を話したところ、妙に盛り上がりまして、出るからには優勝を目指そうとなりました。それが後々過酷なことになっていきました(笑)。

ー そうなんですね(笑)。御社の連覇はすごいと思います!
[内] 2回⽬、3回⽬と連覇をさせていただいていますが、勝つことが⽬的になってしまっていて、本来は⼤会が終わった後もウォーキングを続けるのが理想ですが、実際には皆ひと息ついてしまっている状態です。
ですが⼀⽅で、健康に対し無関⼼だった⼀部の社員たちが、WTCをきっかけに関⼼を持ち始めたようにも感じています。

ー チームビルディングにもなっているような感じでしょうか?
[内] それは非常にあります。普段あまり接しないスタッフ同士のコミュニケーションが図れましたし、同じ目的に向かって進むことにも意味がありました。
トップダウンだと押しつけになってしまうので、23歳の若手社員をリーダーに据えまして、彼から色々なことを発信してもらいました。トークの機能(※健康推進アプリ「with LEAF®」についている機能)を使って、仕事後に集まって歩くこともありましたし、今こんな場所で歩いていますなど報告をして刺激し合っていました。

ー すごく頑張られた結果の3連覇だったのですね!勝手ながら、御社がよく歩く職種なのかと想像していましたが、裏でこんなにも皆さんで努力されていたとは驚きました。
[内] 家を建てるのが仕事なのですが、仕事柄ひとりで解決できるようなものではありません。お客様への窓⼝となる営業、図⾯を描く設計、それらをもとに現場の⼯程管理をする⼯事部…社内でのチームワークが重要視される分スタッフ同⼠の関わりが⾮常に多い仕事なので、まとまりやすい空気感はあるのかもしれません。

ー それは業種に関わらず、どんなお仕事でも大事な要素ですね。
[内] そうですね、社内でのコミュニケーションは特に⼤事だと思います。

ー 最初に選抜したメンバーは、元々歩く習慣があったのですか?
[内] 私が最初に声をかけたメンバーは年齢が幅広く、かつ意欲的に企画に参加してくれるだろうと期待するスタッフたちにしました。
その中でも、普段から習慣としてよく歩いていたのは1、2⼈くらいですね。

ー WTCに参加されてみていかがでしたか?
[内] 激しい運動などは中々できないものですが、ウォーキングであれば無理なく続けることができました。これまで休⽇は家でダラダラと過ごしてしまうこともありましたが、WTCをきっかけに「少しでも運動しよう」という意識を普段から持つようになりました。

会社としての健康意識について

協和ハウジング 内山社長

ー WTCがきっかけで健康への意識が変わったことはありますか?
[家] WTCに参加されたメンバーの中には、運動だけではなく⾷事や睡眠にも関⼼を持ち始めたスタッフが何⼈かいました。

ー これまでは健康管理は個人でするものでしたが、これからは企業も社員の健康促進を後押しする必要性を感じますね。
[内] 会社としても健康への姿勢を表明しようと考えまして、今年は健康経営優良法人の申請をしました。(インタビュー1週間後に、健康経営優良法人の認定を取得されたそうです!)

ー 健康経営優良法人の申請は大変でしたか?
[内] 特段、⼤変なことはありませんでした。
社内に衛⽣管理を指揮する委員会が元々あり、その委員会にてチェックリストを精査し、社内の実情と照らし合わせながらチェックを進めていきました。
初めこそ、健康経営優良法⼈の取得は難しいものかと考えていましたが、進⾏していくうちに社内での健康に関する取り組みに当てはまる項⽬も多く、⼀定の基準を超えることができました。

フォトコンテスト入賞の家城さんにインタビュー

フォトコンテストで入賞された家城さん

ー フォトコンテスト入賞おめでとうございます。家城さんは写真撮影はもとからお好きなんですか?
[家] そうですね、学⽣の頃から写真を撮ることが趣味で、社会⼈になってからは⾞やバイクで⾊々なところに撮影をしに⾏っています。
今回、フォトコンテストという形でこうして⼊賞できたことを、とても嬉しく思います。

ー そうなんですね!お仕事でもカメラは使いますか?
[家] はい、広報課所属なのでカメラは普段の業務でも使っています。
歩数での個⼈優勝は難しいと思ったので、⾃分の得意分野である写真撮影にも注⼒し臨みました。

ー そういったのも良いですね。同じコンテンツで競うだけではなく、様々なコンテンツの中で皆が輝ける機会があると良いですよね。
[内] そうですね、得⼿・不得⼿は⼈それぞれですから各々が⼀番輝ける場所で思う存分⼒を発揮してもらいたいものです。

ー WTCは企業間対抗ですが、社内で対抗戦を設定することもできますよ。岩渕薬品でも2023年お正月に社内で開催しました。その時は営業所対抗にしまして、普段数字では負けてるけど歩数では勝とうなんて言いながら楽しみました。
[内] いいですね、社内でも企画しましょうか!次の大会本番に向けて準備運動という形で…。次の大会に向けて休んでおきたいという気持ちも少しありますが(笑)。

ー本気ですね!(笑)

協和ハウジングについて

ー 家を建てることがお仕事と伺いましたが、個人のお客様が多いのですか?
[内] そうですね、ほとんどが個⼈のお客様になります。
建売は基本的に⾏わないので、注⽂住宅をメインに⾏っております。

ー ホームページを拝見しましたが、様々なお家を建てているんですね。
[内] お客様の理想の住まいを実現しますという理念のもと、お客様のご要望やご予算を伺い、様々なプランをご提案させていただいております。

ー 今流行りの住宅というのはどういった建物ですか?
[内] ここ最近は平屋が⾮常に⼈気です。⽐較的⼟地が安く、さらに広めであるという地域性も要因のひとつかもしれません。
今まで、年間の新築施⼯実績の中での平屋の割合は1割くらいでしたが、この1〜2年で極端に変化し、今では4〜5割ほどにまで変わりました。

平屋のモデルハウス(協和ハウジングHPより引用)

ー 昔に⽐べ、最近ではどのような間取りが増えてきたのでしょうか?
[内] 例えば、これまで主寝室は⼤容量の収納スペースがあったり、ベットを置いても窮屈に感じないくらい広い帖数…などがありましたが、最近は就寝をするだけの部屋…と割り切りをする⽅も多く、その分家族と⻑い時間を共に過ごすリビングを広くしたりなど、価値観が変わりつつあります。
また、広めの⼦供部屋を作り、将来お⼦さんが増えた際に部屋をふたつに分割できるよう予め設計されるという間取りもありますね。

ー お客様の年齢層はどのあたりが多いのですか?
[内] メインの年齢層はだいたい30-35歳で、年々若くなっています。それもあって収入や借入の額が少ないので、ご予算の都合上コンパクトな家になることが多いですね。若い人は20代半ばで建てる方もいらっしゃいますよ。

ー 家を建てたいというお客様とはどうやって巡り会うのですか?
[内] モデルハウスや完成⾒学会へのご来場でお会いする事もありますが、弊社ではお引き渡しをさせていただいたオーナー様からのご紹介が⾮常に多いですね。
まじめな家づくりをすれば、それを評価してくださったオーナー様が、⾝内やご友⼈、同僚の⽅などをご紹介してくださいます。

ー 家を建てることに関して、素人ではわからない部分も多いので、紹介は安心できますね。建てられた方へのアフターケアはありますか?
[内] 住宅の点検は定期的に⾏なっており、お引き渡しの1ヶ⽉後からスタートし、半年、1年、2年、5年、7年、10年と無料で⾏なっています。何か不具合等が発⽣した際には専⾨のスタッフがアフター対応を随時⾏います。また年に1回は担当営業が必ず訪問しお話を伺うようにしております。
あとは台⾵の時期が近くなりますと、事前にお電話などでアフター対応のご案内などもしております。
お引き渡し後も、頼ってもらえる存在でありたいと考えています。
⼈の暮らしに⽋かせないものに携わっている仕事ですし、⼀⽣の中で最も⾼価な買い物のひとつだと思っておりますので、社会的責任も重いと社員共々その重要さを理解しております。

仕事の延長線上に自然と生まれるCSR活動


ー お話を伺っていると会社の成⻑や発展ということより、お客様に対して真摯に向き合うことの⼤切さに重きを置いているというのが伝わってきました。そういった姿勢が、社会貢献にも繋がっているんですね。
[内] そうですね、利益だけに捉われず、お客様を第⼀に考える姿勢が⼤切だと考えています。

ー そんな中で社会貢献活動をあえて挙げるとしたらどんなことでしょうか。
[内]清掃活動を⽉に2回ほど⾏なっています。社員だけではなく⼤⼯といった職⼈さんたちと⼀緒に会社やモデルハウス、駅の付近などを清掃しています。
[家]数年前の茂原市を襲った⼤⾬の際には社員総出で被害に遭われたお客様の対応をしていました。
[内]地域の⽅々に⽀えられていますので、恩返しのような、何か役⽴つことがあれば今後も積極的に⾏っていきたいと思っています。

ー 業務の延長線上にいつも社会的貢献や地域での役割があるという感じで、特別という意識がないんですね。それが御社の素晴らしさですね。最後に内山社長の今後の展望を教えていただけますか。
[内] 今この会社で⼀緒に働いている社員たちの⽣活を保障するという重積を⽇々感じています。
またこれまで弊社で家を建ててくださった⽅々が、これからも安⼼して快適に暮らせるようサポートし続けられるように、永く会社が存続していかなければならないと強くそう感じております。

ー 真っ先に顔の見える社員やお客様のことを想えるというのは素敵なことですね。ありがとうございました。

左から:インタビュアーゆうなみ、岩渕薬品ソーシャルソリューション本部長鈴木、内山社長、家城さん