中山金杯
雑味認定(軽視するデータ)
個体別傾向
ローテ別傾向
調教傾向
血統傾向
ロベルト系を無視出来ない重賞。
数の暴力的な側面もあって、好走率と回収値のバランスは お世辞にも良いとは言えず、繰り返しにはなりますが、無視は出来ないですね。
中山芝2000mのコースとして見ても、サンデーサイレンス系×ロベルト系を狙っておけば、それなりに格好は付くコースでもあります。
サドラーズウェルズ系の種牡馬が走ってますが、今年は該当馬が無し。
毎年の様に狙っている血流も今年は該当馬が不在。
ステイゴールドの血とか、好走血統を挙げる事は出来ますが、今回の中山金杯 注目血統はいつもの様に敢えて挙げずに、雑談的見解等で注目した血統に触れていこうと思います。
雑談的見解
指数1位
⑨サクラトゥジュール
父ネオユニヴァース
(欧州型サンデーサイレンス系)
母父シンボリクリスエス
(欧州型ロベルト系)
母サクラレーヌは、未勝利馬
母の母セダンフォーエバーは未出走馬ですが、半兄サクラホクトオーが セントライト記念・AJCC(共に中山芝2200m:G2)勝利実績を持つ中山中距離の鬼。
同じく半兄サクラチヨノオーは、ダービー馬といった 一昔前の超良血
その2代母セダンフォーエバーからは、札幌記念・中山記念を制し、中山芝2000m G1の皐月賞2着実績を持つサクラプレジデントが目立った活躍を遂げた近親馬
とにかくこの牝系は、上級条件の中山芝中距離戦で能力の一割増となるタイプが多く、
ネオユニヴァース産駒って単体で考えれば、過去20年で10頭が出走し、4着が最高と あまり芳しくない材料ですが、中山適性が高い牝系に、サンデーサイレンス×シンボリクリスエス×マルゼンスキーと中山金杯にも向く母系構成の魅力は感じますので、注目しています。
指数6位
⑦ククナ
父キングカメハメハ
(欧州型キングマンボ系)
母父ディープインパクト
(中長距離型サンデーサイレンス系)
母クルミナルが、桜花賞2着→オークス3着といずれも伏兵の存在で好走した底力溢れるタイプ
母方にリファール 5+5と中山芝中距離に好相性のリファール多重持ちに、南米色濃いCandy Stripesの底力強化の血が生きて、中山芝2000m戦に向きそうな母系構成。
Candy Stripesは、青葉賞勝ち馬で、天皇賞秋2着3着の実績を持つペルーサの母父でもあります。
そこに厳冬期に水っぽい筋肉で対応するキングカメハメハを掛け合わせ。
そこに関連するデータを1つご紹介。
パワーが要る厳冬期の中山芝中距離で結果を出してますね。
また⑦ククナ自身もそうですが、冬期に能力割増する印象を感じる成績を収めていまして。
(姉弟3頭も冬期に良績)
前走のエリザベス女王杯も10着と一見、完敗な印象を受けますが勝ち馬から0.5秒差ですし、瞬発力勝負になった京都外回りでは分が悪く、一瞬の斬れ味しかない同馬に取って向かなかったと仕分ければ、今回の小回り2000mの舞台替わりはプラス材料。
血の裏付けからくる高素材なのは間違いないので、プラス材料を生かして頑張って欲しい所です。