《無料》2023 阪神ジュベナイルフィリーズ
雑味認定
【キャリア4戦以上】としました。
現在3連勝中の人気馬も該当していますね。
これから紹介していく注目データを際立たせる目的の灰汁的役割なのが〝雑味認定〟
中途半端で矛盾を感じさせるかもですが、雑味認定に該当したからと、問答無用で評価しないって訳でもないです。
ただ、それなりにマイナス評価材料には反映させるかなってイメージですね。
そういったマイナス材料を覆す事が出来るのでしょうか。
個体別傾向
好成績です。
因みにPart.2
話を戻して、生まれ月問わずに。
悪くはない数字ですね。
・ビーグラッド(抽選漏れてますこの馬)以外の青鹿毛馬は、
⑧プシプシーナ
面白いですね、偶然エピファネイア産駒2頭が該当しました。
更に絞るなら。
オカルト臭全開を承知で紹介させて頂いている〝個体別データ〟
科学的根拠の確立が為されていない〝毛色〟
毛色による強弱はないとされていますが、私的には何らかの因果関係があると思ってます。
研究者じゃないので説明は出来ませんが・・
ローテ別傾向
完成度の速さと素質の証明ってのを、仮説立てして検証したデータとなります。
要約すれば、3戦連続で連対してりゃ、そりゃ強いよねって事です。
私的な考えですが、2歳の短距離戦はスタートダッシュをかましさえすれば〝行った行った〟で何とかなるレースも多い気がしてますので、芝1600m以上のレースは最低でも1戦は挟んでおけよって条件を付けました。
調教傾向
血統傾向
欧州指向の血が活きるG1
ゴリゴリって感じでは筋力の完成度が速い血流のスピード馬にやられてしまいがちなので、サンデーサイレンス系を持ち併せているのがベストかもですね。
withkeibaが注目するのが。
雑談的見解
指数2位
⑭サフィラ
父ハーツクライ
(中長距離型サンデーサイレンス系)
母父Lomitas
(欧州型ニジンスキー系)
書く量が少なくなると思いますが、かといって評価が低いって訳でもありません。
私がここで熱弁しても、もうご存知だと思うからです。
全兄サリオスが次週の朝日杯FSを無敗の3連勝で制した馬ですが、それと比べると少し可哀想で、成長の完成度って点で言えば半姉サラキアに近く、やや晩成型に振れる成長力だと思います。
戦歴からも派手さがある着順ではないですが、やってきた事は充分に素質の高さは一級品だと思います。
初戦は1頭分の狭いスペースに割って入り、内ラチに接触しながらも再度、エンジンを掛け直して3着。
2戦目は実質、残り1ハロンだけの競馬で、次走勝ち上がった2着馬に0.6秒差付けての快勝。
3戦目は、実質 初めての輸送で、抜けた存在のチェルヴィニアの2着。
伝説の新馬戦(ボンドガール新馬勝ちの)ってネーミングも酷いですが、そのボンドガール組が高く評価されてますが、チェルヴィニアを1つの物差しにすると、
ほら、⑭サフィラが一番頑張ってルwww
そんな単純なモノじゃないし、そこから成長してるし、実績も積んでるでしょ?って声も聞こえてきそうですが、⑭サフィラも成長してます。
まぁ、この相手関係との比較ってモノをあまり予想の材料として重視していないので、この辺りにしておきます。
馬体重が心配って声も多いですが、所詮まだ2歳馬ですよ。
強いて例えるなら、上述した半姉サラキアも2歳時は、430Kgで質の良い瞬発力を見せてはいましたし、
1つ上の半姉サリエラも、デビューから6戦連続で33秒台の末脚、デビュー2戦目には32.9秒の脚を使ってましたが、馬体重は420Kg台。
⑭サフィラの前走時は、442Kg
ここは、森を見て木を見ずではなく、木(一族の傾向)を見れば、馬体重がなく、体重も減り続けているって事を不安視しなくても良いと思える筈w
指数1位
⑫シカゴスティング
父ロゴタイプ
(欧州型Sadler's Wells系)
母父スクリーンヒーロー
(欧州型ロベルト系)
母マルチスクリーンは未出走馬ですが、
自身が桜花賞馬で、ラストドラフトやヒートオンビートの母でもあり、年の離れた半姉マルセリーナ
札幌2歳S勝ち馬の半兄グランデッツァがいる良血の背景がある事から繁殖入り。
ロゴタイプ産駒の成功例のイメージが、斬れるサンデー系を用いるより、欧州指向が薫るサンデー系に更に欧州型の血を足す母系構成ってのが良さそうで。
ロゴタイプがGlorious Songの血を引くSingspiel系の種馬で、2歳戦から戦える筋力の完成度と地力の発火点。
母マルチスクリーンが仕上がり早いスクリーンヒーロー牝馬、底力を底上げする母の母Marju はサトノクラウンの父として有名。
ここは強引ですが、母母母母父Final Strawが名牝Specialの全弟にあたるThatch系ですので、全姉弟7×6クロスを構築しています。
2年前、8番人気2着のラブリユアアイズもロゴタイプ産駒で、共通する血流を取り揃えています。
ラブリユアアイズも芝1200m勝利実績や、前走で芝1400m重賞好走(2着)も1400mまでの馬って評価で8番人気の身で2着。
⑫シカゴスティングも現段階では、芝1400m適性の高さから人気はしないと思いますが。
ただ、前走が収穫の濃い経験を積めたなぁと思います。
先行2番手で結果を出してきた馬が、展開のアヤもあって7番手追走に加え、併走する馬とストレス負荷高いポジション争い。
先行馬が作った激流の恩恵もありましたが、上がり33.9秒の脚を使い、いつもとは違う競馬とペースになりながらも崩れる事なく、馬券内を確保したのは、上述した血の底力の影響だったかと思います。
走破時計も優秀でしたし(1分20秒5)、唯一、二桁馬番から馬券内、掲示板内を確保した馬でしたし。
芝1200m要素が濃いレースだったのは認めますが、何度もお伝えしますが私はマイラー要素が強い配合馬だと思っているので、問題ないと考えてます。
こういった底力秘めた血流を取り揃え、それをそのままレースに体現させているタイプって大レースでも強いってのを幾度となく見てきているので、人気がなくても、大舞台で強い馬に立ち向かって好走するってパターンだと信じて上位評価してます。
指数6位
①コスモディナー
父ダノンバラード
(小回り型ディープインパクト系)
母父ヘクタープロテクター
(欧州型ミスプロ系)
母コスモミールが、新馬戦から3連勝を収め、雑味判定でもあるキャリア5戦の身で阪神JFに挑み、0.8秒差の8着に。
4代母ホースメンテスコが44年前の桜花賞馬。
ダノンバラード×母父ミスプロ系×ニジンスキー×ロベルトと強引ですが、新潟2歳S、フェアリーSを制したキタウイングと近しい血統構成ともいえます。
質が高く完成度が早い筋力を牝系から供給している印象で、決してレベルが高いとは言えませんが、レースセンスある先行力で現在3連対中。
ポイントは、初の芝1600mと大箱の直線が長い外回りで同じ様な先行粘り込みが出来るかですが。
個人的には、2歳~3歳序盤なら良血馬との素質差を完成度の早さで補える配合馬だと捉えているので、楽しみが多い1頭です。
指数8位
⑥ステレンボッシュ
父エピファネイア
(欧州型ロベルト系)
母父ルーラーシップ
(欧州型キングマンボ系)
母ブルークランズも期待されていた素質馬ですが、体質面の弱さも付いて回った印象で、3勝クラスまでは上がりましたが9戦して繁殖入り。
牝系を遡っていけば、3代母にウインドインハーヘアの名が連なっている名牝系で、オークス3着馬のアドマイヤミヤビや菊花賞4着馬のドゥラドーレスとは近親関係にあたります。
エピファネイア×スペシャルウィーク×ルーラーシップ×ダンスインザダークといった字面だけ記述すると、日本の名馬列伝といった感じの番組を作れそうな血統を取り揃えた配合馬。
注目データに複数該当した点や、欧州指向の強い配合が走りやすいとは言っても、私的にはソコソコ重た過ぎる印象を拭えず。
表面受けする〝出世レースの赤松賞勝ち〟っていうブランドも今年は過剰人気の材料になる印象も受けるメンバーレベルだったかと。
加えて、ロベルト系が大苦戦しているG1レースってのも、う~んって感じ。
一応、サークルオブライフが同じエピファネイア産駒で勝利しているのは唯一の光明ですが、胸を張れる程の材料でもなくて。
ただ赤松賞の走破時計としては優秀な部類で、過去10年の赤松賞ではナミュールと並ぶ抜けた1位の時計。
国枝厩舎×ルメール騎手×出世レース勝ち馬って事で、これ以上人気を落とす事はない程のブランド力で残念ですが、注目データに複数該当した点は見過ごせないので、この評価ですが、馬券には入れない予定です。
他の馬達を簡潔に伝えて
⑦アスコリピチェーノ
強いですよね、この馬、しかも【この馬凄いの】にも該当してるもんだから予想最終段階の補正作業で悩まされました。
血統を見る人なら、まずこの馬を推すと思える程の阪神JF血統。
ダイワメジャー×Danehill Dancer×Sadler's Wellsの構成は、ほぼ当レース勝ち馬のレシステンシアですし、(全部カタカナにすると→レシステンシアデスシ)
ダイワメジャーにSadler's Wellsって裾野を広げると、2015年勝ち馬のメジャーエンブレムが出てきます。
当レースに限らず、ダイワメジャーの成功例と言いますか、大物が出る血統構成をしているのが ⑦アスコリピチェーノ
ローテ的に僅かばかりの隙はありそうですが、スケール感も持っているので、気にしない事にしました。
⑪スウィープフィート
2代母がスウィープトウショウの名があるので、近親にアドマイヤハダルとか出てくる牝系。
全体的な配合からも、私は中距離もこなすマイラーだと決め付けてます。
デビューから気性問題を抱え、芝1200mデビュー。
3着でしたが、2着馬が 後に福島2歳S 勝ちを収めていたり、下位の馬からもダート短距離転向して勝ち上がっている馬も数頭いたりとか、スプリント能力が高い馬達相手に3着している点は大きな財産。
そこから永島騎手と共に歩んで成長し、気性難も解消。
前走が強かった、現実的に届かない位置から驚異的な末脚で2着でしたが、底力の高さを感じる内容でした。
大舞台で萎えない地力の高さは牝系から見て取れるので、周りに流されずこの馬の競馬をして欲しいですね、結果は二の次で。
③キャットファイト
強いと思いますし、積んできた経験が無駄とかは言いませんが。
ディスクリートキャット×パイロって、巷で言われている事ではありませんが、ガッシガシのダート血統。ってのもありますが、それに加えてガッシガシの1400m血統って決め付けてます。
芝1600mを2連勝、加えて前走が素晴らしいレコード勝ちした馬に対して1400m血統って矛盾してると思いますが。
血統評論家の方々も仰ってる様に、ダート血統って芝1400mで秀逸な期待値を誇る好走が多いんです。
特にStorm CatにIn Realityとかの血が重なってると。
ですので、そろそろ完成度の早さで優位性を保って芝を好走してきたダート血統の馬に、芝の素質馬や良血馬の成長が追い付く季節なので、ここまで人気してるなら、買う必要もないかなぁって判断。
10倍超えてくる単勝オッズなら評価しましたが。
⑩コラソンビート
強いと思ってます、ただベストが芝1400mが抜群に上手いタイプの様な気がしてならないです。
芝1600mも勝ってるので、距離が持たないとかって事じゃなく、芝1400mで強過ぎたなぁって。
京王杯2歳Sで好走した牝馬って、強い馬ばかりってデータもある様に、過小評価をしているつもりはないですが、阪神競馬場が大嫌いな横山武騎手ってのもあって、割り引きましたw