小倉記念/小倉でやらない小倉記念は肉まんの中身が入っていない様なモノだと声高に主張したいという話
はじめに
開幕週になるとうるさい様にまくしたてられる
まぁ否定はしませんし、コース形態上、先行有利というのは分かっているつもりです。
ただ、数字で見ると大雑把な見解になりますが、先行有利に映る結果をもたらしているのは、下級条件でのもので、
で見ると、内も先行も、そこまで注目する程の結果ではないですし、それ以上に目立つのが、瞬発力に長けた馬(上がり3ハロン上位の脚を使える)が幅を効かせているというのが私の感想です。
散々、ごちゃごちゃ言ってきましたが、今回は別の様な気がします。
今年は、今週から始まる8週連続の変則開催。
昨年より一ヶ月遅い開催という事もあり、芝の大幅な入れ替えを完了。
特に鳥取産の耐久性の高い芝を導入した事により、比較的長い間、高速時計決着が続くと予想しています。
枠はそこまで気にする事ないと思いますが、瞬発力スピード保有馬→先行力ある馬の順に、いつも以上に注目する必要があるかもしれません。
はじめに part.2
下記で取り上げるデータは全て
で抽出しています。
個体別傾向
ローテ別傾向
調教傾向
血統傾向
上述した、瞬発力大事だよねぇって発想にディープインパクトを結び付けたって単純な思考ですが、破壊力はある数字に辿り着きました。
少頭数で5頭は多いので絞るととすると、
これには、⑨ファユエン 唯一頭が該当しております。
雑談的見解
今の時期、ある程度どこにいても 変わらないと思いますが、特に中部地方にある中京競馬場は灼熱地獄の様相が強い地域なので、暑さに弱い馬は割り引きたいですね。
暑さに弱い馬はどの馬か?
分かんない、そんなのw それが分かれば苦労してませんよぉ。
暑さ歓迎と公言しているのが、⑨ファユエン陣営ですね。
実績として見ても、『成程ねぇ』と相槌を打っても良いかなぁとは思います。
指数2位評価なんですが、真ん中~外の道筋の差しが決まるなら、この馬かなぁとは思ってます。
そんな中で、指数1位は⑫セントカメリア
単純なタイムトライアル的な能力比べで決めるなら、1~2枚足らない印象は持ってます。
大幅に、加えて時計が出やすい鳥取県産の芝に入れ替えってワードだけなら、ここまでの指数値は出なかった⑫セントカメリアですが、
昨日の中京芝の傾向から、フランスの伸びが求められているかの様な血流を持つ馬の好走が目立ち、その辺りを考慮したらグィっと数値が上がった次第です。
ドゥラメンテの高速瞬発力に欧州の鈍重な瞬発力を高めるFairy Kingの掛け合わせ。
母系に、そのトップスピードを持続させるボールドルーラーの血流を2本抱えていて、今日も同じという保証はありませんが、昨日の傾向に沿った配合だと思っています。
加えて、
って感じで、暑さをモノともしない様なハイアベレージ、こんなオカルト臭が漂うデータも後押しになってくれれば良いかなぁと思ってます。
幸騎手に乗り替わりも良いと思ってます。
幸騎手は、フランス指向が強い配合馬の期待値は優秀で、複勝率が35%超え、単複回収率95%超えの良績。
頑張って欲しいですね。