《無料》朝日杯フューチュリティステークス
雑味認定
これについては、そのままなので あまり書く事はありません。
個体別傾向
ローテ別傾向
まぁ、100%馬券内継続中って馬を条件にすれば人気馬が該当してきますよね。
それを分かりながら検証を進めたデータです。
今年 該当した3頭も想定では上位人気。
withkeiba的想定2番人気の⑧ダノンマッキンリーが該当しなかった事が人気馬を嫌うwithkeibaとして唯一の救いw
馬のタイプ(能力差)という木を見ず、森だけを見る視点で話をすると。
⑧ダノンマッキンリーと同じ、前走 秋明菊賞(阪神芝1400m)から当G1に参戦した馬は過去に4頭いて。
4頭共、秋明菊賞を勝利していて、4頭共、100%馬券圏内継続中で当G1に挑戦し、結果が下記の通り。
⑧ダノンマッキンリーという木(能力)を見ずして森(秋明菊賞 組)を見ているだけですので、一概に判断は出来ませんが。
上記4頭中、19年エグレムニ以外は全て阪神芝1400m戦での秋明菊賞。
過去に京都芝1400m戦から朝日杯FSに挑戦した事があるのは、19年グランレイ 一頭のみで、結果は14番人気で3着。
まぁ、それでもホープフルSがG1に昇格されてから、こちらの朝日杯FSはスプリント要素高めの馬が走りやすくなったのも事実なので、『マイル経験がないから切り!!エッヘン』って感じで一概に言えなくなってきているのも事実。
どうなるでしょうか。
調教傾向
血統傾向
Danehillの特徴の1つ、2歳戦から戦える筋力の完成度の速さに優位性が傾いている2歳G1
そこから下記の血を加えて検証してみたら楽しそうな数字になりました。
少し多いので、ちょっと角度を変えた視点も加えたデータを踏まえつつ、下記のデータを。
何てことない、いや、むしろ複勝回収率の数字には不満さえ感じる血統データ
ただ、下記のデータを加えるとちょっと無視出来ないデータに様変わりします。
Fappianoを内包して5倍未満になりそうな馬は、
単純にFappiano内包馬は、
『グレイソヴリン系×450Kg以上』と『Fappiano内包馬』、それぞれ推奨していますが、本来であれば、ここまで該当馬が多いとデータ自体紹介しないか、更にフィルターをかけて頭数を絞っていく作業をしますが、敢えてそのままだったのが下記3頭が両方の血統データに該当した点に興味が湧いてそのまま推奨しています。
雑談的見解
指数1位
⑰シュトラウス
母ブルーメンブラットは、3歳デビューから2ヶ月でフラワーC(中山芝1800m:G3)3着と好走。
OPクラスに再度返り咲いたのが4歳秋。
そこからヴィクトリアマイル(G1)3着をきっかけに、その秋のマイルチャンピオンシップ(G1)制覇。
半姉フォラブリューテ(父エピファネイア)がデビュー2戦目で紅梅賞(中京芝1400m:リステッド)勝ち
全兄ブルメンダールは中山芝1600m新馬勝ち以降は詰めの甘さもあって勝ち切れず障害転向。
現在は障害OP戦でも勝利している5歳馬
実績に目を向けてみても。
⑰シュトラウスを騒がしているのが、気性難。
折り合いが付くかどうか論争が起こってますが、私的に あれは気性難ではなくて他馬よりも1~2段階以上『前進気勢』が高過ぎる〝個性〟だと思ってます。
それを気性難と呼ぶのなら、それ以上何も言えませんがw
仮に折り合いに難があるという事にしても、余分な高負荷を道中でロスしている馬が、距離延長でG2重賞を勝ち切っている点は、メンバーレベルは置いといてもそれなりの価値があるのでは?
単純に距離短縮で挑めるのであれば、悪い材料ではないですし、場は違えどマイルG1母子制覇の可能性は充分にある素材だと考えてます。
指数2位
⑭ジューンテイク
父キズナ
(中距離型ディープインパクト系)
母父シンボリクリスエス
(欧州型ロベルト系)
母アドマイヤサブリナは、芝1200m 3勝馬、3代母ツインクルブライドが、桜花賞2着馬
芝1200m 2勝、障害重賞2勝を含む4勝実績を持つ半兄ジューンベロシティ(父ロードカナロア)
今年のフィリーズレビュー(阪神芝1400m:G2)3着馬の半姉ジューンオレンジ
上述の血の背景を持つ良血馬。
また、3代母ツインクルブライドからは日経賞を含む 重賞3勝馬のミッキースワロー(父トーセンホマレボシ)も出ています。
キズナ×シンボリクリスエスは、安田記念連覇、ヴィクトリアマイル制覇の名マイラー ソングライン
エリザベス女王杯を初G1挑戦で制したアカイイト
といったG1馬を輩出している構成ですが、他の馬を見ても、牝馬が圧倒的に活躍している掛け合わせ。
キズナ×ロベルト系と裾野を広げてみても、やはり牝馬の活躍馬が多いですが、そもそもキズナ産駒の牡馬でG1勝ち馬は不在。
ただ2歳重賞戦に於いては、牡馬・牝馬の違いはなく、回収率を無視すれば、やや牡馬優勢って印象。
決してお世辞にもレベルが高いとは言えないながらも、一応、中京芝1400m新馬勝ちを収めた実績。
キャリア5戦の馬は、10頭出走して最高着順は5着と壊滅的なデータに該当はしていて、
そのキャリア5戦を分解、各レースの対戦馬の実績比較をしてみても、特筆すべき様な強調材料は・・・って感じです。
何を評価したって感じですが、注目データに該当したのは勿論、着順はともかく、場所問わずともラストは確実に上がり上位の脚を使えますし、血統構成も魅力を感じてます。
少頭数競馬中心の経験ってのはソコソコ不安ですが、瞬発力を増幅しているリファール 5×4、Halo 4×4 インブリードにシンボリクリスエスって所からレースを重ねて上昇する配合に個人的には感じてます。
それ以上に素質溢れる良血の力が一仕事してくれそうな予感がしています。
指数3位
③ジャンタルマンタル
罠っぽい人気馬だとは思うのですが、レースセンスが高いですよね。
ダート血統と言ってる声も多いですが、米国血統が全てダート血統って訳ではないと思います。
Smart Strikeを介しているのと、Red Ransomとかの血が芝で活きてる気がしてます。
強いと思いますが、ピュアマイラーというより芝1800m~芝2000mがより合ってそうな中距離型だと個人的には思ってます。
指数4位
⑬ナムラフッカー
母は芝・ダート それぞれ1800mで勝った2勝馬
都大路S(京都芝1800m:OP)を勝ったナムラアン等が出ている牝系で、そのナムラアンを母に持つナムラエイハブとは近親関係で、⑬ナムラフッカーの前走 4着馬でもあります。
スワーヴリチャード産駒がどうとかじゃなく、奥深く 好奇心をくすぐる配合馬で、個人的にはスケールのでかさを感じてます。
狂気的なインブリードの多用にも感じますが、それでいて緻密に計算され尽くした配合ですね。
個人的には芝2400mまでいける中距離馬だと思いますが、母系にWoodmanの血があって、柔軟に条件に対応する器用さもあると思います。
血統構成から競り合いの強さも窺い知れ、直線の長いコースを特に好むタイプでしょうし、5戦目となる今回、キャリアを重ねる毎に成長していく血流が揃っているので、不安材料にする程でもないと思います。
2戦目の未勝利勝ちは逃げてラストは上がり33.8秒の末脚を使って後続を完封。
3戦目は5頭立てなので特に言う事はありません。
前走は、スタート後手の影響もありましたが、最後方の届かないであろう位置から上がり34.5秒の末脚を使って3着と違った競馬で良い所が出たのは、プラス材料になると思います。
頑張って欲しいですね。
指数5位
⑤タガノエルピーダ
基本的に今回の朝日杯FSは、ディープインパクト×欧州型(逆も)が躍動しそうな気がしていますので、牝馬紅一点ですが、評価します。
もうちょっと人気すると思ったので切る予定でしたが、この辺りの人気帯なら買えるなぁって思いました。
前走が強かったみたいですね。
それと同じ力が出せれば良いのですが。
指数6位
⑪タイキヴァンクール
なんで推奨したのか不明ですが、血統×コース値6位、調教数値4位、総合指数順位も8位と、まぁまぁ上位にランクインしやがって、それがどうしても気になってw
ただ、タガノエルピーダの見解でも触れた様に、ディープインパクト×欧州型の構成といったテーマにも合致してますし。
この馬も芝1800mまではこなす中距離マイラーだと思ってます。
芝1400mは、この馬にとっては合わない条件だと思っており、それを勝ってきたってのは良いなぁって感じですw
⑧ダノンマッキンリー
指数1位のシュトラウスと同じモーリスだし、嫌う必要もないですが。
とても強いですよね、この馬。
その強さは芝1400m以下でのモノって感じも漂ってまして。
20年のグレナディアガーズの件もあるので、芝1400mローテがどうとかは言うつもりでもないのですが、それでもスプリント色が強過ぎて。
ホープフルSがG1に昇格してから、2歳の中距離型がそっちに流れる様になってから、朝日杯FSはスプリント指向の馬でも来る様になりましたが、今年はいつも以上に中距離型の馬が参戦してきているので、そこまでスプリンターが優遇されないと決め付けたので、この馬は軽視。
そもそも乗り難しい馬で、綺麗で従順な馬が得意のルメール騎手に〝G1の舞台〟で乗り替わりってのも嫌ですね。
乗り変わりも綺麗な乗り変わりでもなさそうですし。
明け3歳になり、育成や成長によって、距離融通性をカバーしない事には厳しそうで、現段階での完成度ではG1マイル戦で嫌っても良さそうな気がしました。
人気してるので尚更。