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正解がある“家族”

どうも
今日も今日とて、私を綴ってく


家族には、「こうあるべき」といった正解があると思っていた


家族揃って食卓を囲み
夜は一家団欒

出された食事は、必ず食べきり
夜19時以降は必ず家に

3食、母親の手作り
手抜きの食事なんて、あり得ない

捉え方によっては、いい家なのかもしれない
だが、これがどんな状況においても厳守されると考えてほしい

私が特に違和感をもつのは、母親だ
母親は、どんなに疲れていても
家族の食事と家事をこなす
「手を抜いたっていい」「休んでもいいよ」
家族の言葉をおしのける

この母を見ていると、
「自分がどんな状況であろうと、家族に尽くさなかればならない」
と無意識に思ってしまう
家族には、あるべき姿があり、それを家族全員で実現しなければならない

いや、母親の理想の家族か
それを実現するために、
母親が、ヒステリックを起こさないように
必死に家族を演じてきた

“家族を演じている”
こう考えている時点で、世間でいう「家族」ではないだろうな

息苦しくて、仕方がなかった


今は、自分だけの部屋で
息を吸っている

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