無能からの思考
まだうつ病は治っていません。秋口から体調を崩してからというもの、寒くなるにつれてどんどん悪化傾向にあるようにも思います。
謎の吐き気や気持ち悪さに加えて目眩を伴いながら重い頭痛もやってきたりします。
症状の中で、体に細く小さな虫が這うような、ざわざわした感覚があり、最近ではその症状がよく見られるようになりました。
が、断薬したかった薬は一旦断薬してみようという結果になって少し安心すると共に、断薬する事で起こるような弊害がないように祈っています。
今日は、断薬や自分の症状の話ではないんです。入りが長すぎてしまいました。
主治医からよく
「となりさんは考え過ぎる」
と言われます。
訪問看護でも
「もう少し軽く考えても良いと思う」
と言われ、さらには友人にも
「考えすぎだよ、もっと楽にすれば」
と言われます。
昔からよく
「考え無し」「頭が悪い」「都合よく考えるな」…etc
たくさん言われて育ちました。
どの環境下においても、変わることのないその言葉たちは、「私は頭が悪く、どうしようもない無能なのだ」と思いながら過ごしてきました。
親友と話していたら、思いがけない言葉をかけてもらう事がありました。
「となりちゃんはよく考えるよね、哲学とかそういうお話もできるよね。楽しい、ありがとう」
私はこの時、親友の言葉に対して混乱し、上手く受け取れずにいました。
その後も同じような言葉を親友のみならずやなぎくんからも受け取り、今ではたくさん考えたいと思っています。
親友の言葉を信じなかったわけではない…つもりですが、「自分は考えなしで無能である」ことが邪魔をして、自分が思うことを口に出してはいけないと思っていました。
結果として、親友のことを信じられていない行動になっていたことは、今は悔いて反省しています。
なぜこの話になったのか。
岸見一郎先生がnoteで日記を更新されます。更新されるのを楽しみに待っています。
先生の日記は、日記ですが、私自身に置いて考える事もたくさんあります。理解ができたのでは…と思う事もあれば、これは?と思う事もあります。
一つ一つに自分の答えを探すキッカケになっているようで楽しいのです。振り返り反省することもあります。
それでも楽しいと思えるのは、
今の自分が
「考えても良い、自分の考えていることを話しても良い」
と、少しずつでも思えるようになれたからだと思います。
やなぎくん、親友に、とても感謝しています。