正しいを押し付けない
自分が生きてきた中で、さまざまな経験をしてきたからこそ、自分の中で後から正解だったと思うことはたくさんあると思います。
でも、ことの最中は正解か間違いかなんて、わからないですよね。
わたしは常々、子どもたちに
〝お母さんがいつも正しいとは思わないで。
お母さんも間違ってる事もあると思う。
だから、わたしが言ってることが絶対とは
思わないでね〟
と伝えています。
というのも、わたし自身が親が絶対で生きてきたため、全ての判断を親に委ねる癖がついていて、
つい、逐一報告したり判断を仰いだりしてしまうので、
自分で決断できる人になってほしい。
と思うわたしの願いと、
親だって人間で間違うことだってあるし、
家族とはいえど、意見が違ってもいいんだよ。
と伝えたいからです。
正しいを押し付けたくないのです。
正しいか正しくないかなど、
それを捉えた人次第で変わると思うのです。
また、正しさを振りかざすことが好きではありません。
こちらの方が正しいのでは?と思ったとしても、
思うことは自由ですが、
わざわざ他人に伝えることではないと思うのです。
人は人、自分は自分でいいと思うのです。
ここが、わたしの親は、とても強く押し付けるタイプだった為に、わたしのコンプレックスになってるんだなぁと最近わかりました。
正しい は、自分の中にあればいい。
わざわざ伝えなくてもいい時もある。
このニュアンスって、小学生にはなかなか捉えにくいものだとは思いますが、
この先、人と一緒に生きていく上で
大事なことだと思うので、
丁寧に伝えていきたいなと思います。