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「やってみたからこそ見える景色がある」被災地支援を続ける「from Yokosuka」代表 早川崇文さんインタビュー

横須賀の今を伝える、うみちゃんです。

能登半島地震発生から、1年が経ちました。地震発生時から、横須賀では多くの被災地支援が行われました。

1月の寒い中、街頭に立ち募金を呼びかける声は今でも筆者の耳に残っています。

NPO法人from Yokosuka

NPO法人from Yokosuka 代表の早川崇文さんは「”なぜ活動をやっているの?”とよく尋ねられます。”やってみないと見える景色は分からないよね”と答えます」と笑顔で話します。

NPO法人from Yokosukaは東日本大震災被災地支援活動をきっかけに集まった有志によって設立した災害時、震災時の被災地支援を目的とする団体です。

能登半島地震が発生した際にも現地の支援者と連携を取り、必要な支援を行ってきました。
「ニュースでは一部しか報道されません。本当に悲惨な現地を見た時と、被災地支援をした時に不満も言わずに”ありがとう”と言われると胸がギュッとなる」と当時を思い出しながら話します。

早川さんが、被災地支援を始めたきっかけは先輩からの「どう思ってるの?」という一言。

「初めて街頭募金を呼びかけた時は、通り過ぎる人の視線が痛いと感じました。でも”ご苦労さん。ありがとう。代わりにお願いします”と声をかけてくれる1割の方の声に救われました」と話します。

それから約10年、令和元年房総半島台風、熱海市伊豆山土石流災害など数々の支援を続けてきました。

支援が芽吹き育っていく

2019年にNPO法人を設立したことで、from Yokosukaが被災地支援活動の受け皿となり、各所に募金箱を置いてくれる会社やお店などが自発的に増えていきました。

昨年はRUEEDさんが主催する音楽フェス「横須賀レゲエバッシュ」からグッズの売上げの一部と当日集められた募金の支援がありました。

「横須賀レゲエバッシュ」が掲げる「未来への種まき」というメッセージ共に、from Yokosukaから支援が被災地に届けられます。

緊急時に必要な物資や支援者を支援する他に、将来を担う子どもたちへの支援への支援など、真の復興支援の在り方も考えています。

早川さんが見た景色とは?

2024年2月15日衣笠駅前にて

「支援活動をやったからこそ見えたのは、出会ったボランティアの皆さんの笑顔。とにかく明るいのです」

2月または3月には再度現地に行く予定です。

今があるのは、被災地支援をするきっかけになった先輩方のおかげ。今後の活動をfrom Yokosukaの後輩に繋げていくことで、先輩に恩返しをしたいと話していらっしゃいました。

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ご注文はInstagramまたはFacebookからご連絡ください。

【編集後記】
木に新芽が出て、若葉が茂り、どんどん成長し、美しい花を咲かせる。
募金箱を置いてくれる会社やお店などが自発的に増えてきたという話を聞いた時に、こんなイメージが頭に浮かびました。

支援が被災地に届き、被災地にも美しい花が咲きますように。

NPO法人from Yokosuka
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ライターうみのとなり
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