挑戦を笑われても、気にしない人に|よなおさん【前編】
「挑戦してみたいことはあるけど、友達に何か思われたら嫌だな…」
そう思って挑戦できなかった経験や、思い切って取り組めなかった経験がありませんか?私も他の人に否定されたり、「なんかやっているんだね」と言われるのが恥ずかしいと感じることがありました。
今回はそんな学生にぜひ届いて欲しいイベント『沖波祭』で、学生キャスト代表を務められているよなおさんにインタビューしてきました。
沖波祭とは?その裏に込められた、来場者への想いとは?
ぜひ、最後まで楽しんでご覧ください!
沖波祭のInstagram
沖縄の社会問題を発信する沖波祭
ーーー『沖波祭』ってどんなイベントなんですか?
2023年3月11日に、沖縄アリーナで開催予定の大規模イベントです!
ここでは『若者が日本一輝く舞台』を沖縄に実現させることを目指して、SDGs×〇〇をテーマにしたステージやブースを用意しています。
沖縄とエンターテイメントの力で、沖縄の魅力や社会問題を発信していくため、現在着々と準備中です!
ーーー『沖波祭』はどんな想いで始まったのでしょうか?
最初は、一般社団法人CORALの代表・亀岡紗奈の、沖縄に対する想いがきっかけでした。
亀岡は、以前with OKINAWAにも取材いただいたんですが、県外出身で、沖縄に救われた経験がある人間なんです。
でも、その沖縄にはいろんな社会課題があって、たくさんの県民がその当事者になっていることを知って、なんとかしたいと感じたそうです。
その中でも『沖波祭』は、社会課題によって失われている「沖縄の若者の活躍機会」をつくるとともに、社会課題をZ世代らしくワクワク発信していくイベントとして、企画されました。
「こういった形のイベントをやりたい」と大枠が決まったときに、僕に「学生代表をやらないか」と声をかけていただけて、僕自身も共感するところがあったので一緒にやることに決めました。
他人の挑戦を笑わない文化へ
ーーー「共感するところ」とはどんな部分でしたか?
僕は、沖縄の『まーめー文化』に課題意識があります。
「まーめー」っていうのは沖縄の方言で「真面目」という意味なんですが、どちらかというと、真面目にやっている人をバカにするときに使われる事が多いんです。
実は僕自身が、それにすごく影響を受けた人間で。
小学生の時に委員長などをやるたびに周囲に言われて、嫌な思いをすると同時に「もう言われたくない」という気持ちが強くなっていきました。
結果、中高ではそれを他人に言う側になることで、自分を守るようになったんです。
大学に入ってからも、頑張っている人を下に見る考えは変わりませんでした。
その中で、以前所属していた団体で大きなイベントのスタッフをした時も「こんなイベントなんて大した事ない」と思いながらやっていて。
でもカンペ係として、プログラムの一つだったスピーチコンテストの準決勝を間近で見た時に、それまでの考え方が覆ったんです。
当時の観客は500人。そんな大勢の聴衆の前で、自分のやってきたことややりたいことを一生懸命伝えようとする同世代の姿。
その姿に、その人たちが越えてきた葛藤を感じて、「自分はなんでこの人たちをバカにしていたんだろう」って反省して。
そして、行動を押さえつけられるのを嫌がっていた自分が、いつからか他人を押さえつける側に回っていたことに気がついたんですね。
だから、その文化を変えていきたいと思うようになりました。
沖波祭の話が来た時に「若者が輝ける舞台を作ることで、押さえつけられている人とか、押さえつけている人の気持ちを変える事ができるんじゃないか」って考えて、協力することに決めました。
学生中心で準備中
ーーー現時点で、来場者に意識して見て欲しいポイントはありますか?
学生が中心となってつくっている点ですね。
特に大学生にとっては同世代が大きな取り組みをしていること自体、刺激になると思います。
来場した際には「どれくらい期間や努力が必要だったんだろう?」とか「なんで学生キャストとして参加しているんだろう?」と考えながらまわることで、よりワクワクできたり、その人自身の今後の挑戦につながっていくんじゃないかと考えています。
沖波祭HP
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ライター:さむ
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キーワード:CORAL代表、挑戦のチャンス、沖縄の課題
キーワード:イベント作り、旅、きっかけづくり