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マルチな才能を活かす | 与那嶺 翔さん

記念すべき第1回目の方は、与那嶺 翔(よなみね しょうさん 愛称:よなしょう)さんです。

現在は琉球大学に在学しており、高校時代から数多くの学生団体に属しており、その数なんと10個にも上ります。


また「首里城を愛する高校生たち」といった首里城火災募金団体を立ち上げ、高校生ながら230万円を集めました。

さらに目標にしていいる人はあの偉人・・・

多彩な活動をしているよなしょうさんに今回お話しを伺いました。

↓よなしょうさんのTwitter





沖縄に還元したい

ーーなぜ、琉球大学に進学したのですか?

元々は県外志望でした。でも「沖縄に還元できてない」って思ったんです。

もちろん首里城火災の募金活動はしましたけど、それって一時的で高校生ってだけでインパクト残しただけなので。
元々、「沖縄に活動的な人」が少ないと思っています。昨年4,000人以上の学生と話したときに「沖縄に活動的な人を増やしたい」っていう気持ちになった。沖縄に残った方が良いと思ったので琉球大学に進学しました。


「これが天職なんじゃないか」

ーーなぜ積極的に団体活動を行っているのですか?

元々、団体活動に触れ始めたのが高校2年の冬なんですよ。LEAP DAYのプレイベントに参加したことがきっかけで、課外活動の楽しそうな感じにすごい惹かれました。

「僕でも何かできないかな」と考えたときに首里城火災があって。居ても立ってもいられなくて「首里城を愛する高校生たち」の活動を始めました。

そのあと、高校生未来会議に出場しました。沖縄で活動してしていたことが全国に輪が広がって「全国の高校生がこれだけ活動している人がいるんだ」と気づいたんです。それを目にした時に「課外活動をもっとやりたいな」と思って。

天職じゃないですけど「やってて楽しい事」と思ったのでどんどん課外活動にのめり込んでいった感じですね。

元々人としゃべるのが好きなのでオンラインで何百人、何千人と話している内にいつの間にか団体に入って、いつの間にか10個くらいになっていましたね(笑)

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ーー地元で首里城火災があったときにどういった心境でしたか?

首里城が燃えてしまったことで僕ら沖縄県民に対して与えられる疎外感や悪影響に興味、関心を抱きましたね。

首里城が元々の観光資源としての役割が強かったということを再認識しました。でも「それっておかしくない?」という疑問も出てきました。「観光だけじゃないよね首里城の良さって」と再発見できたのが1番大きいですね。


ーー音楽活動を行っているのをTwitterで見たのですが音楽を始めたきっかけは何ですか?

音楽はきっかけが無いですね(笑)
元々歌が好きで、そのうえで自分の歌が世間とか高校生の中でどれほどのレベルなのか実感してなかったんですよ。

初めて出たライブが高校生一年生の時にあったんですけど、その時にスタジオの方に褒められたのがきっかけに近いですかね。その事があって「僕って高校生の中でも上手い部類に入るんだ」と自信に繋がり本格的に音楽に向き合うようになりましたね(笑)

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沖縄が大嫌いだった

ーー沖縄のことは好きですか?

僕、元々沖縄のことが大嫌いだったんですよ。今は大好きです。(笑)
多分、これからも大好きであり続けたいとすごく思います。


なんで大嫌いだったかと言うと、僕の父が「沖縄大好き」「沖縄で生まれ育ったから大好き」という「理由のない郷土愛」を抱いていたんです。そこに気持ち悪さを感じていました。

でも思い返せばそういった人たちをたくさん見てきたなと思ったんですよ。小学校高学年から中学生の時はそれがすごい嫌いだったんです(笑)


「沖縄県」と言うか「沖縄県民」に対して強い嫌悪感を抱いていましたね。その上で、基地問題や沖縄ってだけで差別を受けてきた問題自体には本当にあってはならない事と思っています。

ただ、それに対しての批判にも「理由のない郷土愛」が入り混じっているのを見て嫌悪感を抱いてましたね。


「好き」に変わったのは首里城火災をきっかけに「首里城を愛する高校生たち」という団体を立ち上げて活動をしていった時です。理由のない愛の深さやその愛で繋がっている人たちと話して、会話を重ねていくうちにどんどん自分も好きになっていったという感じですかね(笑)

今後の展望、夢。

ーー現在とても活躍されていましが、よなしょうさんの将来の夢、展望はありますか

声を大にして言いたいんですけど、将来の夢が無いんですよ。ただ「ジェネラリスト」になりたいという目標はあります。


「ジェネラリスト」は「スペシャリスト」の対義語で、複数の仕事に就いたり、複数の才能、技量を用いて活動していく人たちだと僕はは定義しています。

マルチな才能をいろんな領域で活かしていきたいです。
1人目標にしてる人物がいるんですけど「レオナルド・ダ・ヴィンチ」です。

彼のように多くの学問や分野に興味関心を抱いて、行動に移している人って現代に少ないと思っています。だからこそ私はそういった人物になりたいです。

ーーなぜジェネラリストになりたいと思うようになったのですか?

小さいころから色々な物に興味関心がある子だったんです。その中で僕が行動してきたことをなんて表現するか分かりませんでした。その時に「ジェネラリスト」という言葉に出会って「私がやってきたのはジェネラリストだったんだ」と言語化出来たんです。


それから、現代の社会において定職に就くという考えが以前より薄くなっていると思うんですよ。終身雇用や定年が今後無くなっていくと思っています。自分がやりたいことを行動に移していくことが仕事になっていきやすくなると思っています。これが「ジェネラリスト」になるメリットだと思っています。


最後に

今回記事を執筆しました。かずきです。最後までご覧いただきありがとうございます。

今回、よなしょうさんとお話させて頂いて「真っすぐな人」と感じました。

この記事をご覧になっている方には、子供の頃に抱いていた「夢」を諦めた人も多いのではないでしょうか。

一度諦めた夢、好きな事に恐れずに追求みてはいかがでしょうか。


with OKINAWAは「沖縄の学生が沖縄の事をもっと好きに」なってもらえるように、沖縄の為に活動している方、沖縄が好きな方を記事にして紹介している団体です。

今後ともよろしくお願いします。

↓よなしょうさんのTwitter


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