東海道新幹線の色
東海道新幹線の色
そう聞かれたらあなたは何色を思うか。
私はあの、空色ほどは薄くない、空をバックにしても確実にその姿をみせる富士の青と、そこに降り積もる雪の青と思う。
東海道の象徴の色と思う。
はたまた海と白波の色
空と雲の色
ーいくつか思いつく。
青いのに冷たくない、あの青
白いのに、消して無ではなく始まりのようなあの白
今日の日の出前の街の色もそんな色だった。
新たな一日へと明るくなって行く、街の青。
宇宙から見た大気と水の色、すなわち地球の色か。
花なら青や白は、供え物のニュアンスがあるというから仏教色か。
なんとも日本らし差を感じざるを得ない。
いずれにせよ、小田原駅のタイルは100型の色のタイルだったことと、JR東海の企業カラーを除くほぼ新幹線駅の広告や表示、アイコンなどがあの色で新幹線を想起させるのは感慨深い。