「結果」よりも「プロセス」!
学校や職場、スポーツや文化活動、その他様々な所で「結果を出す」事を目的に努力と忍耐を繰り返し、学びを深め、技術を磨いた経験をお持ちだと思います。
人と優劣を競う、という事は、物事に取り組む際のモチベーションとして効果があると考えられてきましたけど… 本当にそうでしょうか?
良い結果を出す事が好ましいと考える「偉い人」たちの価値観に染められて苦しい思いをされた方も多くいらっしゃると思いますが、自分を高める為の努力と忍耐の後に得た結果は、どんな結果でも価値があるのです。
人格、人間性の形成に重要な意味を持つのは「プロセス」、評価されるべきなのは「プロセス」なのです。
自分の為に真剣に努力できる人は、他人の努力も尊重できます。
肩書きに誤魔化されることなく、人の本質を見抜き評価できる人になるのです
輝かしい成果の後には、人生が大きく動き、次のステージに向かい始める、可能性が開く、と考えられてますが、実は、逆も然りなのです。
どんな結果でも、そこにその人が「得るべき何か」があるのです。
大きな意味、価値があるのです。
全て人生計画の一部。
人生そのものが、一つの大きな「プロセス」です。
昔の「失敗」で自分を責め続けないでください。
「失敗」を非難され、自分をダメだと思い込み、自分という人間を自分で否定して、本当の自分の輝きに気づけなくなった人、多いです…。
大切だったのは、「成功」でも「失敗」でもない。
そこに至る「プロセス」、もしくは、その経験から得た「学び」や、そこから次へ向かう「プロセス」が必要だっただけなのです。
貴重な経験だった、という事です。
人間、いつも頂点いることは無理!
上も、下も、中も…しっかりと味わい、楽しみながら次に向かって行ける人は、本当に強くて優しい(理解が深い)。
あなたは「あなたの人生」と言う映画の主役。
落ち着いて振り返ると、あの時の結果の意味、見えてきます。