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完璧を捨てれば、チャンスをつかむ

完璧主義を止められない人へ

相手が自分に対して、完璧を求めてきたら、しんどいと感じないだろうか?
そこで、しんどいと感じたら、それはあなたに対して周りが感じている感情そのものである。やめようと思えるはずだ。

例えば、誰かに資料の作成を頼まれて、相手の期待値100に対して90の出来の資料を出したら「もう君には頼まない」と切り捨てる相手であれば、しんどい。
その時に「ありがとう。こうすればもっと良くなるよ」と、相手が意のままに修正して見せてくれて、次に進んでくれる人のほうが楽ではないだろうか?

私は、完璧を目指す癖があった。しかし最近は、「合格最低点を最速で達成する」ことを意識している。今回なら、
 ・誰が読むのか
 ・読者にどんな行動をとってもらいたいか
 ・何を伝えるべきか
 ・納期はいつで、その理由は何か
 ・誤字脱字が無いか

以上さえ明確であり、それを満たせば良い。
細かい体裁は、指摘してもらえばよいのだ。

私は1人暮らしの物件を探すときに、細かい条件に拘り、決めかねていた。そのときの不動産屋の一言が、全てに通ずる気がしている。

「直感が大事ですよ。“80点”と感じているなら、決めたほうが良いです。もうこの後30分後に内見の予約も入っています。今逃すと、また最初からやり直しです。申し込むなら今です。」
就活・恋愛・婚活…。いろいろなことに適応できそうな一言だ。完璧に執着すると、良いチャンスを逃すぞと。

結局その日に勢いで物件を決めたが、今のところ満足している。
あの時、実は同じ建物で2つの空き部屋があった。私が選んで無い方もすぐに決まり、私が入居した後、すぐにそこに誰かが入居した。実は人気の物件だったのだ。

完璧を目指す真意は、「失敗を恐れる」ということだと思う。ただ、失敗はできるうちに沢山しておいた方が良いと思う。

完璧を求めると、自分の欠点に悩み、人間関係では相手の欠点を探し、色々なことが許せなくなっていく。
自分に完璧を求めなくなると、自分の良いところをどう見せるかを考え、相手の良いところがどこかを考えるようになり、自他の欠点を受け入れられるようになると思う。
そして、悩みが減る。

と、そんなことに気づいた2024年だった。
普段は、作曲をしています。良ければこちらからお聞きください。


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楽譜は書けない-with Hanon-
サポートして頂けたら、そうですね。週に1度メンチカツが食べられるようになります(笑)。キャベツは家にあるんですけど。僕の夕飯を少し贅沢にできたらと思ってます。