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The Fifth Dimension - Aquarius 〜 Let The Sunshine In / 輝く星座「ヘアー」1969

クリスマス・ソング特集?をしようと思ったけれど…
今日12/22は占星学的に見て、土星と木星が宝瓶宮(天文学では水瓶座)の0度で、グレート・コンジャクションを形成する日だなあと…ちまたで騒いでいる人がいるので、この曲にしてみた。

この20年に一度の木星と土星の会合を「風の時代が来る」とか何とか盛り上がっている人たちがいるけれどっっ
木星と土星の会合っていうのはまさに「会合」という話し合いで、それぞれが象徴して担当している意味合いのトレードというか融合というか~和解というか何というか(だから何だってばよww)。

とりあえず専門用語に走っても、ここはアストロロジィのサイトではないので、まぁなんだ…これまでの世の中のモラル(常識)が変わっていくって意味合いね。20年に一度のことだから、時代が変わるってことのほどではない。

20年間隔で起きる社会の変化を指しているだけ。それまで社会常識と皆が当たり前に思ってたことが変わっていく…ってなこと。

「アクエリアス〜レット・ザ・サンシャイン/輝く星座」は
この20年に一度のグレート・コンジャクションのことを言ってるわけでなく、アクエリアン・エイジ〜宝瓶宮時代(水瓶座)というもののことを言っていまして。
その前にアクエリアン・エイジっていうのは、まず天文学の説明として、本来は牡羊座0度にある春分点(天の赤道と黄道が交わるところ)が、地球の歳差運動によってどんどんズレていくんだけども…

それによって天の赤道にある12星座を移動することになるわけで(順番的には牡羊座・牡牛座・双子座…なんだけど、歳差運動は西向きで逆行になるから、牡羊座・魚座・水瓶座…の順番になる)
この周期が25800年で25800÷12=2150なので、大体だけど、一つの星座(宮)に春分点があるのが2150年てことになって、この2150年がひとつの時代を表すってな話。

このあたり天文学とか占星学の話になるので、頭ちんぷんかんぷんになったらゴメン。

でもって、少し前までは魚座的時代だったのが、20世紀下旬から21世紀にかけてちょうど水瓶座に春分点が以降するという、水瓶座時代の幕開けって言われてるのね(時期に関しては諸説あるけど)。

魚座時代は、宗教と混乱(混沌)の曖昧な時代って言われてるのね。キリスト教のシンボルが魚座(自己犠牲)だから。
けれど、水瓶座時代はヒューマニズム(人類愛)と個の確率の時代って言われてる。あとネットとか、情報システムによる意識革命ね。実際そうなってきているけど。

とはいうものの…いつの時代でも未来に対しては、過大に期待しすぎな面が大きい気もするけどねっっ

そして、この曲「アクエリアス〜レット・ザ・サンシャイン/輝く星座」は、オフ・ブロードウェイからブロードウェイにて1960年代から70年代初頭に上演されていた、ロック・ミュージカル「ヘアー」の曲をメドレーにしたもので、「ヘアー」はミュージカルにロックが持ち込まれた最初の作品とも言え、その意味ではロック・ミュージカルの元祖って言われてる作品になります。

ちなみに副題は「The American Tribal Love-Rock Musical」
ちなみに1979年には映画化もされている。日本でも舞台化されていたりしますが、最近は上演はされてないかなあ。

少し話戻って…
この曲が主題曲である「ヘアー」というミュージカル、まさに1960年代後半から70年代前半の反ベトナム運動、ラブ&ピースを掲げながらもドラッグやフリーセックスに退廃的に溺れるヒッピームーブメント、東洋思想への痛い憧れと陶酔。

フラワー・チルドレンと言われた、当時の若者文化や世相を見事なまでに表している、反戦メッセージを含んだ作品なのです。

アクエリアン・エイジに対する期待は、ヒッピー文化を引率したフラワー・チルドレンたちが、未来に託した希望ってとこで。

「Aquarius 〜 Let The Sunshine In」1969

その年のグラミー賞も受賞しました~ファッションが時代を感じるなあ・・・

映画はDVD化されていると思うので、興味ある人は探せば見れると思います。

Hair (1/10) Movie CLIP 1979

Rock Musical "HAIR" a Tokyo en 1969
「ヘアー」日本版初演(渋谷・東横劇場) のレア音画像

こちら日本初演の舞台から。

「アクエリアス」ブロードウェイミュージカル「ヘアー」

これは2013年の舞台みたい。


そして、フィフス・ディメンション。

「Up, Up and Away」

アメリカのコーラス・グループで、1966年から今の今まで活動しているのでした。レイ・チャールズに見出されたことがきっかけみたい。

「Love's Lines, Angles and Rhymes」1971

「California Soul」

その後はフォー・トップス(モータウン)路線を試みたみたいですけど不発で…黒いママス&パパス(なんだそれww)を目指して路線変更。

The Mamas & The Papas 「Twelve Thirty」

それが上手く行ったみたい。ちゃんちゃん!

「Wedding Bell Blues」

「Sweet Blindness」1969

「On Less Bell To Answer」1970

だが、しかし…その後のことは解んないなあ~


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/12/22 掲載記事より転載


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