青い三角定規 - 太陽がくれた季節「飛び出せ!青春 」- 1972
そして暑苦しい夏に、
暑苦しい昭和の青春ドラマの主題歌を。
そのドラマはこちら
「飛び出せ!青春」1972
「レッツビギン!」のセリフを、どうしても思い出します。
そして村野さん、若いなあ・・・
1965年から始まった、青春学園シリーズドラマの作品の一つ。私は「青春シリーズ」で最初に見たのはこれでした。
その後「われら青春」に続くわけです。
交互して放映された
「おれは男だ」シリーズの方も見てましたけど…
柳生博さん、穂積隆信さんの校長教頭コンビも懐かしス。
理事長はなんと佐藤慶さんでしたし、
有島一郎さん、名古屋章さん、菅井きんさんもお懐かしい。
お決まりの不良生徒は石橋正次さん、穂積ペペさん…
あー昭和だなあ、熱い時代だなあ…
「太陽がくれた季節」1972
いずみたくさんの作曲でした。
この曲聞くと、ドラマのシーンが思い浮かびます。
昔は1クール(三か月)だけでなくて、一年という期間でしたから、エピソードや思い入れも深くなるわけですよ。
その年のドラマということで、自分の成長や年齢の思い出と重なるから。
で、青い三角定規。
うーん 微妙なグループ名ですがっっ
1971年に結成されたフォークグループで、西口久美子さん、岩久茂さん、高田真理さんの3人がメンバー。
プロデューサーは作曲家のいずみたくさん。
「翼を忘れた天使たち」1971
がデビュー曲。
「素足の世代」1972
「ぼくらの船出」1973
志向する音楽性の違いから、1973年にグループは解散。
活動期間は実質3年弱…短いっっ
それぞれソロや作曲家の道に進まれましたようです。
ヒット曲は「太陽がくれた季節」くらいだったかなあ…
うん、その印象しかないです。スンマセン。
その後、懐かしのあの曲やテレビドラマ的な番組では、度々お見掛けすると言うか、歌唱を披露して下さったりしてますが、解散後の1974年に新・青い三角定規と言う名前の女子高校生たち3名のグループがデビューしたとのこと。
新・青い三角定規「愛のテスト中」1974
し、知らなかったっっ
けど、あっという間に自然消滅したみたいっっ
けれど、2008年にオリジナルメンバーの西口さんと岩久さんの二人で再結成したとのこと。それも知りませんでしたが、
ライブを開催したりアルバムを出したりされたそうです。
そうですねぇ
「飛び出せ!青春」と言えば太陽がくれた季節。
太陽がくれた季節と言えば「飛び出せ!青春」。
そのくらい、主題歌であるこの歌とドラマはリンクするし、
切っても切れない関係だと思います。
ドラマの一部たる音楽の最たる見本。
あのドラマにはこの主題歌以外なかったと思うし、
内容を盛り上げてくれていました。
今の時代だとドラマは1クールしかやらないので、すっかりドラマ自体も主題歌も消耗品に成り下がってしまっていて、
刷り込まれる暇もなく過ぎ去ってしまいます。
何よりも曲自体(歌)がドラマの内容と無関係だし、乖離しすぎていると言う意味合いでも。
長期間続くアニメにしても、主題歌はすぐに変わってしまうし(音楽を売るためのタイアップ戦略に利用されるため)。
音楽とドラマの相乗効果って、とても大きいんですけどね。
そして、昭和のあの時代だからこその、あの臭い歌詞。
暑苦しい人間ドラマ、すべてが思い出ですね。
またイチから見る気力は無いけれど、曲を聴くだけで、
当時の時代の空気感とか感動とか日常が、
一気に蘇る瞬間なのでした。
「夏に来た娘」1972
F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/07/28 掲載記事より転載