
The Jam - In the City / イン・ザ・シティ - 1977

今はソロとして活動するポール・ウェラーが、スタイル・カウンシル時代の前に在籍していたバンドです。

ちなみにイギリスはロンドン出身のバンド。ジャンルとしてはニューウェイブで、若干パンク寄り。ギターとベースとドラムという ポリスと同じ三人体制ですね。
最初は4人でしたが一人脱退しちゃったのでした。ポール・ウェラーは最初ベースだったのですが、スティーブが脱退したことでギターに移行。して、ギターだったブルースがベースという配置換えになったりなんかして。
とは言うものの、それは正解かなあ…ポールのクールフェイスと対照的な激しいコードカット、精密なギターテクは定評ありますもんね。
1972年に最初はビートルズのカバーなどをする、パーティバンドでした(イベントなどでの演奏を目的とする商業バンド)。やがてセックス・ピストルズ、ザ・フー、スモール・フェイセス、THE BOYSやドクター・フィールグッドの影響を受けて、モータウンやR&Bなども演奏するように。
んで、1977年にポリドールレコードと契約して、レコードデビュー。
それがこれ「イン・ザ・シティ」シングルと同時に同タイトルのアルバムも発売されました。
「In The City」1977
「All around the world」1977
「The Modern World」1977
「News of the World」1978
「Strange Town」1979
「When You're Young」1979
「The Eton Rifles」1979
「Going Underground」1980
「Start!」1980
「Just Who Is the 5 O'Clock Hero?」1982
そして、今回もしれっと紹介しているけれども、実はやっぱ ジャムもさほど聞いたバンドではなくww ポール・ウェラーの各段ファンと言う訳でもなかったりっっ汗
ただ、スタイル・カウンシルよりは、ジャムの方が好きだったなあって程度。そういえば、知人のジャズシンガーの人で、めちゃくちゃポール・ウェラーのファンだった人いたなあって…
そうだなあ…歌や曲がいいって言うより、そのサウンド、演奏テクで評価されるバンドって気がします。
ジャムは1982年に解散してしまったので、プロとしての活動期間は実質5年ですかね。短命のバンドでした。人気が低迷してとか メンバーとの確執とかではなく、絶頂期の中で「やりつくしました」的な燃え尽き症候群的解散。
解散後、ウェラーはユニットのスタイル・カウンシルをブルースはカスバクラブを…と、メンバーはそれぞれの道に進むことになりました。
でもって、
2007年にはウェラー抜きでFrom The Jam名義の再結成ツアーが行われたり、2010年にはウェラーのアルバムにブルースが参加したりと、いちおう交流はあったりするのです。ただ、再結成は無いかなあってとこ。
おまけ
The Style Council 「Speak Like A Child」1983
音楽的にはスタイル・カウンシルの方が聴きやすいと言うか、一般的で受け入れられやすい80年代の音楽って感じですけど。うん…ポップですしね。これはこれで悪くないんだけども、私にはイマイチでしたね。嫌いでないけど好きでもないって感じかなん。

他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/06/30 掲載記事より転載
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