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Petula Clark - Downtown / 恋のダウンタウン - 1964

イギリス出身のシンガーですが、フランスでも人気があったりします。

で、先日紹介したリトル・ペギー・マーチの「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」その原曲たる「愛のシャリオ」を歌ったシンガーですね。

作曲などもされるようで、また映画にも女優さんとして何作か出演していたり…

映画「I know where I'm going! / うずまき」1945

チェリルと言う娘役だったそうです。

映画予告「Finian's Rainbow」1968

ブロードウェイ・ミュージカルの映画化で、フレッド・アステア主演。ペトラはその相手役でした。

「Goodbye, Mr Chips / チップス先生さようなら」1969

これまた、懐かしい映画です。この名作映画の主題歌を歌われていたということで。

「Chariot / 愛のシャリオ」1963

レコードデビューは多分この曲なのかな? たぶん子役として活躍していてのシンガー転向なのかなって思います。もともと、フランク・プゥルセルとポール・モーリアが、1961年に変名で発表したインスト曲だったりします。※J.W.ストール(=プゥルセル)およびデル・ローマ(=モーリア)

Paul Mauriat オリジナル

Franck Pourcel「CHARIOT (I will follow him) / 愛のファンキーシャリオ」

ちなみにシャリオってなっているけど、タロットカードのチャリオット(戦車)でお馴染みな単語ですね。なので、タイトルの日本語意味としては「戦車」かー…
愛の戦車って何よ、怖すぎ。

Les Satellites カバー 1962

Betty Curtis カバー 1963

イタリア語です。

ザ・ピーナッツ カバー 1963

その他、庄野真代さんもカバーされてます。動画は見つからんかった。また、フランク・プゥルセルがディスコブームの時に「愛のファンキーシャリオ」と言う、ディスコバージョンを出していたりして。英語でカバーされた「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」の方もたくさんの人にカバーされてます。

でも、ペトゥラ・クラークと言えば、やっぱ…

「Downtown / 恋のダウンタウン」1964

これですかねー 世界的なセールスとなりました。
世の中はちょうどビートルズ旋風が吹き荒れてたところで、アメリカでは一位取れましたが、イギリスではビートルズの一位に対して二位止まりでしたけれども…

ちなみに歌詞は「疲れた時にダウン・タウンに行ってみれば、必ず元気をもらえるわ。ダウン・タウンはあなたを癒してくれるはずよ」と言うようなものだったので、癒された人たちが多かったのかな?ww

で、カバーもたくさんされました。

Frank Sinatra & Nancy Sinatra カバー

娘であるナンシーと一緒のデュエットバージョン。

Dolly Parton カバー 1971

カントリーの女王も歌っています。

Marianne Faithfull カバー 1967

峰不二子のモデルになった彼女も歌ってました。

日本でも甲山紀代さん、朱里エイコさん、弘田三枝子さんや南沙織さん、飯田圭織さんもカバーしていたりします。けど動画が見つからないのよん。

あと映画の中で歌われるなど、劇中歌としても何度か使われてたり…

映画「Flight of the Intruder Sam City / イントルーダー 怒りの翼」1990

ベトナム戦争モノですが、ウィレム・デフォーとブラッド・ジョンソンが、劇中でこの歌を歌うシーンが合ったり…その時代の流行歌って位置づけか。

映画「Girl, Interrupted / 17歳のカルテ」1999

映画「Pátá / プラハ!」2001

チェコの映画で、劇中のミュージカルシーンにて、チェコ語で歌われてます。

その他「LOST」や「X-ファイル 2016」でも使われてるそうですよ。

でもって、どうしても日本では一発屋というわけではないけど「恋のダウンタウン」くらいしか‥ってな彼女ですがそれだけではないです。もちろん、この曲以降もヒット曲をだしています。

「Baby It´s Me / 恋のマスコット」1964

「You'd Better Love Me」1964

「Invece No」1965

サンレモ音楽祭(イタリア※)にて入賞した曲です。
※ヨーロッパの音楽祭

「My love」1965

「Color my world」1966

「This is my song」1967

この曲はチャップリンが作曲した曲で、彼が監督した映画「伯爵夫人」の主題歌です。この曲もたくさんカバーされました。ペトゥラは歌詞が気に入らなかったようですが…

映画「伯爵夫人」1967


てなわけで、1960年代を中心に活躍し、70年代以降の消息は日本語ページではちょっと追えないのですが。そんな感じで永遠に歌い継がれるヒットソングを、何曲も歌ったシンガーさんだという事で…はい。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/02/10 掲載記事より転載


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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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