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彼らを知ったのは…というか、
この曲を初めて聞いたのは、確か紅白だったかなあ。

当時は我が家にまだ、テレビがあったので…
(震災の揺れでテレビが落ちて壊れてから、もうテレビは必要ないなって思い、買わなかったのです) そこからだから、震災の前年だったよね。彼らの紅白の出演は…

そもそも紅白自体、あんまし見ない人でしたが、(あの、わざとらしい演出がウザくて嫌い) その時はたまたま見たかも…でも、いいタイミングでした。紅白をその時に見なかったら、たぶん知らなかったバンドだし、曲だから、たまにはいい仕事するじゃん<紅白

「時をこえ」2010

これ聞いた時、泣いた。泣けた、グッと来ました。
真っ先に思い浮かんだ情景は「野菊の墓」で、好きな人と一緒になれなかった、民さんと正男さんの物語が脳裏をよぎったりして。

「野菊の如き君なりき」1955

一人ひとりに人生があって、叶えられなかった、遂げられなかった、想いがあって…

なんかそういうのを色々考えてしまう。思いを馳せてしまう歌なのでした。

シンプルだけど、いい歌だなあって思います。

下記は東大寺音舞台の演奏。

東大寺音舞台「時をこえ」HY
2010/11/3 エイサー 世界遺産

昔の話を聞いたのさ 
自由な恋すら許されず
おばぁーは泣く泣く嫁いだよ 
あの人に別れも告げぬまま

昔の話を聞いたのさ 
火の粉が雨のように降る
おばぁーはとにかく走ったよ 
あの人の命を気にかけて

曲がる腰 細い足 
おばぁーの生きてきた証
その笑顔 その言葉 
変わらぬものもある…

胸に刻みなさい 
あなたのその鼓動
昔、昔に繋がる この命 
大切に生きなさい

昔の話を聞いたのさ 
十四の頃から働いて
家族と別れて一人きり 
涙は流せぬ生きる為

その時代を物語る 
おじぃーの話を聞いたのさ
しわくちゃな顔さえも 
誇らしかったんだ

そっと頬伝う 
温かい涙を見て思ったよ
誰かに伝えなきゃ 僕らが伝えなきゃ

「家族の事を1番に」 昔の人は言いました
“命どぅ宝”の言葉こそ 忘れちゃいけないもの

今日もまたひとつ 
過ぎ去られる記憶
だから僕達は この歌にのせてさ 
届けなきゃあなたへ

昔の話を聞いたのさ 
笑うおばぁーのその横で
輝くおじぃーのその涙 
かけがえのないもの見つけたよ


「ホワイト・ビーチ」2001

「NAO 」2006

「366日」2008

「いちばん近くに」2012

他にもいい歌をたくさん作られているんですよね。
あんまし、よく知らないというか~これまで聞く機会はなかったけど、ライブとかも機会があればいつか行ってみたいかもです。そして、これからもいい歌をたくさん作って欲しいですね。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/11/26 掲載記事より転載

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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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