いずみたくシンガーズ - 帰らざる日のために「われら青春!」1974
昭和の暑苦しいドラマ第二段です。「飛び出せ!青春」はサッカーでしたが、こちらはラグビー。こんな形でドラマというのはスポーツを知る良い機会になります(漫画やアニメもね)。
ドラマ「飛び出せ!青春」1972
…って言っても、練習しているとこや人間ドラマの方が時間の割合的に多いので、ラグビーのルールとかまったく覚えられませんでしたが。うん、未だにわからんよ。
して、ラグビーというと「スクール・ウォーズ」の方が有名かな…
ドラマ「スクールウォーズ」1984
最近だと「ノーサイド・ゲーム」と言うのがあるらしい。ユーミンの歌にもありましたね<ノーサイド
松任谷由実 「ノーサイド」1984
彼氏がラグビー部だった女子が、この歌に感情移入していましたっけ…遠い瞳。
ドラマ「われら青春」OP 1974
ヒロインの島田陽子さんがお綺麗でしたね~ 「犬神家の一族」の時も清楚で美しい女優さんでした。私生活では激情型の激しいタイプの方だそうですが(情念の女って言うか)。
はい、音楽プロモ関係の仕事をしていた友人の友人のお父様が、所属プロダクションのシャチョさんでしたっっ汗
前作「飛び出せ!青春」の続きということで、同じ学園が舞台。なので、留年したペペさんとか、狸と狐の教頭校長コンビや、寮のまかないさんなど、おなじみの面々が出てくるのも嬉しい限りでしたなあ。
「帰らざる日のために」1974
歌詞にも出てくる「涙は心の汗さ!」と言うセリフは、「涙は心の汗」という定番名フレーズとして、以降あちこちで使われることになりました。
流行語と言うよりは、よく使われるようになった言葉っていうのかな… 令和の時代ではさすがにいないと思うけど。昭和生まれはよく使うかもですねっっ てか、昭和生まれにしか通じないか。
でもって、いずみたくシンガーズに関しては特に情報なくて、作曲家であるいずみたくさん(歌とはドラマであるがモットー)がスカウトして集めて、門下生とし、プロデュースした人たちになりますかね。けれど、メンバーチェンジを重ねたりした結果、自然消滅したそう。
でもって、いずみさんはミュージカル俳優さんも育ててらして、劇団フォーリーズ(現:ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ)というのを旗揚げされてもいまして、その劇団員として在籍していた人が、私の占い師時代の先輩でいたりします。なので、彼女にとっての「先生」たる、いずみさんの人となりはその方から伺ったことはありますのよ。
「いずみたくCMソングメドレー」コンサート「イッツフォーリーズの原点」
てなわけで、いずみたくシンガーズの歌って、この曲くらいって感じか。
そして、
「飛び出せ!青春」=「太陽がくれた季節」であったように「われら青春!」=「帰らざる日のために」なんですね。
この歌と数々の名シーンは重なり、切っても切れない関係です。挿入歌として「ふれあい」もありました。
中村雅俊「ふれあい」1974
ギターを抱えて黄昏て、この歌を歌う沖田先生。今こんなことをしている人がいたら、みんな引きます。中村さんのデビュー曲であり、主演初ドラマでもありました。
挿入歌「貴様と俺」中村雅俊&太陽学園応援団
キャンディーズがライブで歌っていたりして…
当時の出演者の方がこのようなエピソードを語っていたり。
われら青春! オーディション秘話!
懐かしいなあ… 夏休みに集中して再放送されていたから、暑い夏と言うと、この手の青春ドラマを必然的に思い出してしまいます。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/07/29 掲載記事より転載
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