柳ジョージ&レイニーウッド - さらばミシシッピー - 1980
男気ある気骨あふれた色気っていうのかな~
渋い大人の男を主役とした歌を歌う、ヤマト魂を持ったロッカーだった…というのが柳ジョージさんに対する印象。
「祭りばやしが聞こえる」1977
ショーケン主演ドラマの主題歌でした
「夜もヒッパレ」で、和製クラプトンみたいな感じで出ていたけど…確かにクラプトンに通じるものがある<雰囲気とかスタイルとか
「夜もヒッパレ」
けど、クラプトンと違って、ドラッグやアルコール、無節操な女色(浮気三昧)に溺れたりはしてませんがw
クラプトンは酔っぱらってステージすっぽかしたり、酔いつぶれて演奏できずブーイングの嵐で、ライブ中寝てしまったりとか、一時やらかし放題でしたしぃー
でもって、クラプトンはイギリス人なので、かなりブリティッシュに味付けられたR&Bなんだけど、柳さんのR&Bはクラプトンのギタースタイルや、そのブリティッシュな味付けに影響受けながらも、往来のアメリカン・スタイルのR&B寄りな印象を受ける。
それでいて、そこにジャパニーズなヤマト魂が加わったブルースロック。
あくまで私個人の感想ですけどね。
柳ジョージ!ミッキー吉野!浅野孝巳!セッション②
ゴールデンカップスの後期ベーシストでもありましたが、
当時の映像が見つからないのでこちらをペースト。
ザ・ゴールデン・カップス50周年特別映像
んでもって、
タイトルに上げるなら、やっぱこの曲なんですよねー
「さらばミシシッピー」1980
ソロになってからも、たくさん歌われているけど、レイニーウッドの時のビッグバンド的なサウンドの方が、重厚でいいと思ったりする。
パイオニア「Runaway」のCMソングにも使われました。
して、ハーレム少年聖歌隊 With 柳ジョージの時のも良かったんですが、そちらは動画が見つからないのであった。
レコードの音源の動画もUPしておきます。
「微笑の法則 〜スマイル・オン・ミー〜」1979
「歌舞伎」1982
この歌めちゃ好きー
ちなみにバックコーラスが麻衣さんと妹さんの山根姉妹だったりする。(麻衣さんは友人の友人で、共通の友人が多いのです。当人にも幾度か、お会いしたことありますが)
と思ったら、ペースト禁止?なので下記をば。
「コイン・ランドリー・ブルース」1985
一番好きな歌っていったら、実はこれなんだよなあ。
~俺たちはただの魚さ♬ 川の流れまでは変えられな~い♪~
ここのフレーズがものすごく好き❤️
「酔って候」1978
これもかっこいいよねー 漁船の上で聞きたいっっ
けど、船酔いしてゲロっぱ必須ですがww
こういうのが、ジャパニーズ・ロックなんだよ!
ってつくづく思ふ。
中身のない音楽やってる某バンドと違ってさ。柳さんのは魂がちゃんとあるわけ。
見た目だけ、衣装だけそういう恰好して、サウンドがうるさいだけの、魂が無くて薄っぺらいチンドン屋系バンドとはエライ違いなのよ。
「雨に泣いている」1978
これもいいのだ~
日本人でブルースを聞かせてくれる…歌える声の人って、
あんまし、つ~かー…ほとんどいないんだけど、柳さんはまさにその希少な一人だったよねん。
「本牧綺談」2006
こういう映像がたくさん残っているのが嬉しい。柳さんというと本牧なんだよね〜 横浜でも横須賀でもなく。
「星空の南十字星」1982
「青い瞳のステラ1962年夏・・・」1980
「真夜中のテレフォンコール」1984
男臭いロックを、たくさん聞かせてくれた人だった。
友人と海に行くとき、行き(昼間)は大滝詠一さん聞いて、日暮れて帰途に着く頃には、柳ジョージさんを夜景を見ながら聞く…っていうのが定番だったなー
「フォー・ユア・ラヴ」1986
「バーニング」1996
アサヒドライのCMソングでしたー
こういう気骨ある、ホンモノのミュージシャンが残念ながら今は少なくなりました。
まだ若かったのになあ…惜しい人を失くしてしまいました。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2020/10/12 掲載記事より転載