The Cars - You Might Think / ユー・マイト・シンク - 1984
アメリカはボストン出身のバンドです。
ジャンルとしてはニューウェイブ・ロックとのこと。
リック・オケイセックとベンジャミン・オールを中心に(この二人がボーカルを交代で取ってたりする)、1976年結成され、デモテープを気に入ってくれた、FM放送局のDJが番組で取り上げたことから、リクエストが殺到しレコード会社が着目して、1978年にデビューすることになりました。
ちなみに、全員が車好きと言うことでのバンド名。
「Just What I Needed / 燃える欲望」1978
これですね、リクエストが殺到して、デビューのきっかけになった曲。そんでもって、デビューから次々ヒットを飛ばしたわけです。
「My Best Friend's Girl」1978
「Let's Go」1978
「It's All I Can Do」1979
「Touch And Go」1980
「Since You're Gone」1982
「Magic」1984
「Tonight She Comes」1985
「Drive」1984
この曲はライブエイドのテーマ曲になりました。司会はデビッド・ボウイでしたね💛
ちな、ライブエイドの時のも貼っておきます。ライブエイドをリアルタイムで見れたことは至福です。あんな大規模な世界的規模のライブはしばらく無理なんだろうなあ・・・
そして、カーズの曲と言えば~やっぱMTVやベストヒットUSA世代としては…
「You Might Think」1984
これですね、MVもユニークでした。サウンドも彼らのは疾走感があるというか、車好きでドライブ好きが作った音楽というだけあって、カーステでガンガン流して、楽しみながら運転するって、そんな時に聞く曲のイメージかなん。
でも、解散は突然でした。デビューから一気にメジャーに躍り出て、ヒット街道をばく進していて、確かにアルバムセールスは少し下がったり、動員数も減ったけれども、そんなのたった一枚、たった数回のライブのことです。
唐突な「解散してます」発言ですから。理由も何もなしでしたね。言いたくなかったのかな。
結果、それぞれがソロとして活動することになりましたが、ベンジャミンが2000年に癌で死去してしまいました。
で、オリジナルメンバーのエリオット・イーストンとグレッグ・ホークスが、リックを除いて他のメンバーを加え(トッド・ラングレン)、ニュー・カーズを結成して、ライブ活動を行ったりなんかして…
2005年にはリックも加わることになり、活動再開に。
「Blue Tip」2005
新曲も発表されました。最初はFacebookだけの公開で。で、2011年にはアルバムも出たんですけど、残念なことに2019年にリックが心臓病で死去したことにより、事実上の解散と相成りました。
そうですね~ものすごく好きとか、聞きまくったバンドではないけど、80年代のロックシーンを語る上では忘れられないバンドで…「ユー・マイト・シンク」の小気味よいサウンドを聞くと、やっぱりテンション上がるんですよね。
てなわけで、小気味よいアメリカン・ロックの代表たるバンドでした。
他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/06/28 掲載記事より転載
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