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この仕事をしていて、カウンセリングでは無く、過去生や霊的な存在への対処をする際に、垣間見る「物語」や「たぶん、こうであろう」と予測し、紐解いていく過程において知る事象を、後から冷静に振り返った時…

「これをこのまま、他人に話したならば、中二病的妄想の世界と笑われても仕方ないかもなあ」とか…「漫画や小説などの二次元的創作ネタ、創り話と言われてしまいそう」などと…ふと思ったりもします。

でも、それが私の仕事でリアル。非日常がまさに現実なんですよね。霊とかエレメンタルとか、過去生だの4次元だの5次元だの…他の人には視えない事象やモノを相手にすることそのものが。
もちろん、猜疑心も必要だけど、いちいち疑っていてはこの仕事は成り立たない。夢物語で勝手な思い込みでこじつけと言われてしまうならば、きっとそうなんだろう。

しかし、リアリストの人たちからしたら、当然受け入れ難い妄想や幻覚や思い込みとも言える事象を対象として受け入れることが、クライアントさんの問題解決に繋がる道なので。
プラセボ効果と言われても、それはそれでいいではないか…と思ったり。

そして、文字にて語ってしまうと、それはさらに、嘘くさい作り話にも聞こえてしまうのだから。まぁ、解る人だけが解ればいい話ということで。
何しろこういうのは、体験した人で無いと、如何せん受け入れ難く、理解も難しい世界で事象だったりするし。

ある日のセッションでのこと。
クライアントさんが、「右の方に誰か、いらっしゃいますよね」
過去生でクマリだったことのあるその方は、霊視に秀でてらっしゃる。

私は今では、必要が無い限り、目を開けた状態で「そうした存在」を視ることはほぼ無いので(※)、言われてから「あらま」と思いつつ、アンテナ伸ばすと、こちら側の助っ人さんでは無い様子。
そもそも、私側の透明なヘルパーさんなら、私の方に立つはずだから。
するってーと、その方はクライアントさん側の方。
※セッションでは基本、霊媒では無く審神者に徹しています

クライアントさん自身にコンタクトを取って頂くものの、どうにも意志の疎通が図れません。なので、わりと直近のご先祖様(お父様のお爺様でセッション時にいつも手伝って下さる方)をまず呼び出し、その方に通訳(謎)として仲介に入って頂くことにしました。

すると、今日初めていらした、その存在…霊ではなく、過去生のパーソナリティとしてのエレメンタルですけれども。かなーり古い時代の方でした。ご先祖様の家臣だった方という事で(戦国時代です。そしてご先祖様は有名武将)。

そんな風にやり取りしていると、同じように鎧を身に着けた方たちが一人また一人と増えていき、全部で10人くらい? むさくるしい武者たちが集まってくれまして…私の方にはレイちゃんが現れて、くるくる回りながらいつものようにリズミカルかつダンサフルな動きで、私の頭に葉っぱ乗せておちゃらけていたりする。(ヲイ!お前何してる?って、ちょっとツッコミたかったです)

自分たちを助けてくれって言うのではなくて、助っ人としてやってきてくれたのわけなのですね。主にガードマンとしての助っ人。

うわぁー! みんな忠義者。

むさくるしい、汗臭そうな(絶対歯磨きとかしてないよね?)武者たちと接するのは初めてではないので、そこはそれ、今さら驚いたりはしませんが。
(以前、ご先祖様(平家水軍)を宮島に連れてったことがありまして、その時にしばらく不本意ながら同居しましたから)

何でその人数が必要だったかと言うと、まあ…必要だったんですよ。詳しいことは書けないんですけれども。

その日、対処することになったのは、呪詛の解除。その解除に当たって、彼らが助っ人にやってきてくれたのでした。もちろん、彼らは呪詛を解く担当では無いです。彼らにその力はありません。けれど、その呪詛を解くに当たって、たくさん噴出するものを処理する必要があるわけです。それが為の助っ人軍団ということで。

して、この呪詛とは個人に対しての呪詛では無くて、「家系」に掛けられてしまったもの。なので、家臣軍団がやってきてくれたわけなのですね。
なんて「家」に対して、忠実な人たちなのでしょう。日本の武士って、マジ義理堅い。戦国時代って下剋上って言うけれど、こんな時代を超えた忠義を尽くす人たちがいるとわ! ひたすら感動です。

この辺りも詳しいことは書けないのですけれど(じれったくてごめんなさい)。この呪詛に使われたアイテムってものがありまして、目くらましがすごくて、なかなか上手く読めず、真相に辿り着けず…ちょっと苦労したんですけれども。この家及びとある人物をターゲットとして創られた仕掛けと言うのでは無くて、「呪いのアイテム」として、色々とあちこちで使い回されてきたものだったんですね。最初に創られたのは平安時代だった模様。

ホープダイヤモンドとか、コー・イ・ヌールとか、思い出したりしたんですけれども。

ちょっと違うけど、そのような類のものという事で理解して頂ければ。

たぶん、犠牲になったのは15人ほどはいたはず。影響を受けてしまった人がって話。弱い霊の人はこの中に吞み込まれていました(取り込んでいたと言った方がいいかも)。強い霊…意志を持った人は影響を極力受けず、この呪詛から逃れることが出来ていたようですが。

使えば使うほどに、呪詛の力は増していた…みたいですね。また、アレンジもされていたみたい。確かに、この時代なら、こう言う事をする人はたくさんいたでしょう。うちの先祖にも「おのれ、源氏め!」って、呪詛に精出していた人いたし。今の時代にも呪詛を請け負う人はいるのですよね。
困ったことに…ネットでも広告見つけられますもんね。
でも、依頼しちゃダメですよ。人を呪わば穴二つですから。

はい、そういう人たちに受け継がれ、依頼を受けるたびに使われてきたものなのでしょう。今は多分、何処かに封印されているのでしょうが。

正直、これを私自身の力で解くことは無理無理無理。
なので専門家にお願いすることになります。
今回の場合はお二人+α(生きている人では無いですね、彼らもまた過去生のパーソナリティとしてのエレメンタルだったりします)。
はい、私はお願い担当みたいなものですっっ苦笑
レイちゃんは、日本のものは専門では無いので、お勉強?ということで参加というか見学してただけ。

この呪詛、ものすごく頑丈なもので、何重にも色んな仕掛けがされていて、色々解いていくと、最初は蟲毒として創られたものでした。

漫画なんかで出てくるので、そういう作品から知ってはいましたが、まさか目の当たりにするとは…事実は小説より奇なり。いやさ…事実と言っていいのかどうか、解らないのですけどね。

そして、私自身は「視てるだ~け~」なので、何もして無いのがミソ。
(虫がてんこ盛りで、きもかったです、とにかくキショイ)
働いているのは、〇〇さんと〇〇さんです。
あと、〇〇家の方々と、ご先祖様の家臣軍団。
私は何もしていません。レイちゃんも…何もしてないなっっ

でもって、時間は掛かりましたが、終わると皆さん、さっさと帰ってしまう。余韻なんて何もないです。お疲れ様(息災であった)とだけ、声かけるだけの私って一体っっ汗 

ちなみにこの〇〇さんたち、女性からの依頼は基本聞きません。平民の依頼も聞いてくれません。お抱え…の人たちですから。なので、働いてもらうためには、ひと捻りの工夫が必要だったりします。どういうことかというと、今生の私の姿ではダメだという事です。このような時には過去生の姿(パーソナリティ)を使います。男性で身分が高かった時のを。まあ、そうですね。
衣装棚にしまってある着ぐるみを出してきて、着用するイメージかな。
4次元だから、それが出来る。3次元たる現実(物質社会)では絶対に出来ない芸当です。

そんな風に様々な仕掛けがあるのだな…と、勉強させられたケースでした。

とりあえず、クライアントさんもですけど、囚われてた存在たちを解放出来て良かったです。生まれ変わって今生を生きられている、その方たちの人生の障壁が取れて、生きやすくなられるといいなあ。もち、影響を受けてしまっている子孫の方たちも。

して、お手伝い頂いている方たちには心からサンキューです。
(相変わらず私は何もしていないが。いやさ、翌日にはバタンQでしたのよ)



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