Bay City Rollers - Love Me Like I Love You / ラブ・ミー・ライク・アイ・ラブ・ユー - 1976
ローラーズ旋風、当時はすごかったですよー!!
私も巻き込まれたうちの一人ですww ちなみに略してローラーズ、あるいはBCRと表記されたりします。
「イッツ・ア・ゲーム」までのアルバムは全部買ったし、テレビの特集とかチェックして見まくって、洋楽雑誌を買って写真とかも切り抜いたりしてねっっ 今のジャニタレのファンみたいな感じだったのかなww
「I Only Wanna Be With You / 二人だけのデート」1976
中身は男子なとこがあったけど、いちおう女子だったから。音楽好きの血というよりは、女子としてのアイドル熱に火が付いたかな。
今となっては、なんで当時あんなにお熱を上げれたのか解らないんですが…でも歌はね、曲はよかったですよ。今聞きなおしても、いい曲多いし。でも、ロックっていうのとは違いますね。完全にオールディーズ系のソフトロックあるいはポップスだった。
そして彼らは前にも何処かで書いたけど、ほぼエアーバンドでした。歌(ボーカルやコーラス)は彼らでしたけども、ドラムのデレク以外はエアギ、エアキーボード、エアベースww
まったく弾けないわけではないけど、とてもとても、でしたかね~なので、レコードはスタジオ・ミュージシャンさんの賜物ですし、テレビの音楽番組は基本、アメリカもイギリスも口パクなので、そこはまあそれ、生演奏な日本と違います。
だからライブがひどいのなんの。でもまあ、ライブでは女子の悲鳴にかき消されてしまい、演奏がどうのこうのはどうでもよかった感じはあります。彼らの曲に引かれた人は、ライブ行って、がっかりさせられる人続出という話で。
でも、ビッグ・イン・ジャパンの中には、クイーンやパープル、チープトリックやランナウェイズも入ってるから、さほど不名誉ではないような気がしますデス。日本で人気が火がついたというか~日本で最初受け入れられて、その後世界的に人気が出たって、そういう意味合いもあるから<ビック・イン・ジャパン
てなわけで、バンドどしてはダメダメなローラーズですが、レスリーのボーカル(甘い声)やコーラスは定評あったし、カバーが多かったけれども、自分たちでも曲は作ってたわけで、音楽自体はもう少し評価されてもいいような気がします。
「Rock 'N Roll Love Letter」1976
この曲もカバーでアメリカのシンガーソング・ライター、ティム・ムーアの曲です。残念ながらオリジナルはヒットせず、BCRのカバーでヒットしました。私も大好きです、この曲。
Tim Moore オリジナル 1975
「Maybe I'm a Fool to Love You」1976
これは初来日のとき(武道館)かな。作詞作曲はエリックとウッディですね。歌詞がね、女子に胸キュンなんですよねww
「Eagles Fly」1976
この歌も好きでした。
「Remember (Sha La La La) / 想い出に口づけ」1974
デビューアルバム「エジンバラの騎士」の中で一番好きな曲でした💛
「Once Upon A Star / 想い出のスター」1975
この歌も大好きでしたー。
「My Teenage Heart / 一人ぼっちの十代」1975
懐かしくって涙出ちゃいますねっっ
「Give a little love / 恋をちょっぴり」1975
当時が蘇るでおじゃる。
「Dedication / 青春に捧げるメロディー」1976
今回タイトルで取り上げるのをこの曲にしようか迷った。うん、大好きな曲です。ボーカルがレスリーとイアンの2バージョンあるんですが、やっぱイアンかなあ…
こちらはレスリーのボーカル。
「You're A Woman / すてきな君」1976
この曲も好きでした💛 バラッドもよいのです…ムフフ
「Rockn' Roller」1976
三人のリレー・ボーカルがいい味出しています。
「Yesterday's Hero」1976
オーストラリアのシンガー、ジョン・ポール・ヤング(ジョーンズではなくw)のカバーです。そして彼らも、昨日のヒーローになってしまったのでしたっっ
まぁ、誰もが人気者になったとしても、それは一時的なもので、その後にはやがて「あの人は今」になり、落ち目を経験して皆に忘れ去られるって、そういう歌詞です。
John Paul Young オリジナル 1975
「You made me believe in magic / 夢の中の恋」1977
このアルバム「イッツ・ア・ゲーム」から、脱アイドル、脱タータンチェックになったんですよね。
「Don't Let the Music Die / ハートで歌おう」1977
レスリーが脱退してしまって 私はファンを辞めちゃいましたっっ
「ビー・マイ・ベイビー」「バイバイ・ベイビー」「ドント・ウォリー・ベイビー」「二人だけのデート」「レッツ・プリテンド」は過去に紹介したので割愛。
ちなみにローラーズ、イギリスというよりはスコットランド出身(エジンバラ)のバンドで、ドラムのデレクとその兄であるアラン(ベース)の二人とその友人たちが結成したサクソンズというバンドが前身。地元のパブとかで演奏をしていたんですね(だからアランとデレクはそこそこ演奏できる)。
その時にファースト・アルバムに収録された「朝まで踊ろう」でいちおうデビューしてて、ヒットしたりもした。
その後、エリックが加入したあたりで、バンド名をベイ・シティ・ローラーズに変更し、メンバーチェンジを繰り返して、レスリーが加入して、ウッディが入って…と5人編成に。
「サタディ・ナイト」「二人だけのデート」とか色々ヒット曲が出て、女子人気が高まり、日本でも加熱したわけですっっ 私もはまりましたしー
「Love Me Like I Love You」1976
んで、これが一番っていうのは難しいんですよ。好きな曲多いからww ローラーズの曲は歌詞がね、女子好みなんですよね~女の子だったら、こんなこと言われたいって、こんな風に口説かれたい、恋をささやかれたいって…そういうのがたくさん詰まってたりするっっ
そこかも知れないですね。彼らのルックスに関しては悪いわけではないけど、そこまで良かったわけではないと思うし。(私もイアンとレスリーには目がハートになりましたけどさっっw)
はははは
そしてレスリーが抜けてから、人気も下降してグループは解散。でもなんだかんだで再結成して、分裂しながらも地道に活動していたりして。
「Saturday Night」1976
でもってアランが亡くなって、昨年イアンも亡くなって(涙)時の流れを実感したりしますですよ。レスリーは日本人の女性(お寺の娘さん)と結婚して(ちなみに彼はバイセクシャル)、息子さんの名前が十兵衛くんだったりするのね。あの人は今的な番組でやってたよww けど日本語をなかなか覚えなかったんだよねっっ しかし、そのレスリーも今は亡き人に。うう… 早いよー 哀しかったよー
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/02/06 掲載記事より転載