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Roy Orbison - Oh, Pretty Woman / プリティ・ウーマン - 1964

どう見ても、リーマンのおっさん

リチャード・ギアとジュリア・ロバーツの同名映画で、
主題歌として使われたから、知っている人は多いのでは。
映画もヒットしましたしね。

映画「Pretty Woman / プリティ・ウーマン」1990

最後の、花を持って訪れるシーンは、パロディでよく使われます。

「キスはダメよ、キスは好きな人としかしないの」
というセリフがとても印象に残ってますな。
(それで、ラストのキスシーンが生きてくる)

ちなみに、この映画が公開された二年前に、ロイはすでにお星様になってました…

「Oh, Pretty Woman」1964

ロカビリー歌手って位置付けでしたが、ファルセットの聞いた伸びやかな声質が特徴で、ロック声では無いというか~
ロックの箱に収まらない人でしたね。

「I Drove All Night」1987

MVに出てるのは
「ビバリーヒルズ青春白書」でおなじみ、
ブランドン役のジェイソン・プリーストリー


この伸びやかな声は、トラヴェリング・ウィルベリーズの、
「ハンド・ウィズ・ケア」のヴォーカルでも、心地よく聞かせてくれてます。

The Traveling Wilburys 「Handle With Care」1988

トラヴェリング・ウィルベリーズなのに、いつも間違えて、
ウィルベリン・トラベラーズって言ってしまう私。
何処かに書いてるかもっっ汗

ビートルズとは、ジョイントライブを1963年にしているので、そこからジョージとも仲良しに。
上記ビデオでは、ボブ・ディランが無愛想にコーラスしてて笑えるし、ジェフはめっさ楽しそうだし、トム・ペティも生き生きとしています。

しかし、うち3人が既にこの世の人でなく・・・涙

でもって…
ヴァン・ヘイレンがリバイバルヒットさせまして。

Van Halen カバー 1982

こちらのカバーで、知った人も多いのでは?
CMとかでも、よく使われてた曲ではあるけれど…ロイ版

して、ヴァン・ヘイレンのこのミュージック・ビデオ。
なんか変。アンソニー(少女漫画のじゃありません)が奇妙な武士姿だし、エディはガンマン。アレックスはターザン。
デイブはナポレオン?? よくわかりませーん。

他のカバーだと、アル・グリーンやジョン・クーガーなど、
日本人も何人かカバーしていますね。

それとパロディ曲も作られています。

Two Live Crew パロディ 1994

これは著作権裁判になったそうだけどもっっ

「Only the Lonely」1960

「In Dreams」1963

「Crying」1964

ロイ・オービソンは奥さんを事故で亡くし、息子二人を火事で亡くしてしまうなど、私生活では悲運に見舞われた人でありました。彼自身が亡くなった年齢も52歳で、まだまだという年齢でした。

「You Got It」1989

亡くなった翌年にリリースされた遺作で、トム・ペティとジェフ・リンが創った曲でしたっけ。

「California Blue」1989

「She's a Mystery to Me」1989

U2のボノとエッジの作品

長らく低迷していましたが、親しい友人たちと覆面バンドの
トラヴェリング・ウィルベリーズを結成して、アルバム一枚出したぞーってところでの急逝でしたので、本当に残念でした。

でも、家族を亡くしてしまう不幸には逢いましたが、多くの友人には恵まれた人でした。それが彼の人柄を良く表しているというか、救いでもあったように思います。

天国でご家族と会えているといいなあ。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/09/25 掲載記事より転載


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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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