スペクトラム(SPECTRUM) - イン・ザ・スペース - 1979
以前、レイジーを取り上げたとき、ラウドネスはまったく聞いてないから取り上げようがないなあと思ってたけど、そういえばスペクトラムのこと忘れてたわー!なんて…
LOUDNESS「LET IT GO」1986
Charとかリューベンとかそこいらもまったく、ですね。
リューベン&カンパニー「薔薇の嵐」
フラワートラベリングバンドとかもジョー山中さん位で、語ってない人はたくさんいるなあ…まあその辺りもぼちぼち。
でもって、スペクトラム。
早すぎたブラス・ロックバンドとして有名ですね。やはり、時代を先取りしすぎていたというのかな…日本のリスナーがまだ追いついてなかったってのがあって、ジャンルとしてはジャズ、フュージョン系のロックです。
ちな、ブラスロックと言えば、シカゴを胃の一番に想い出すアテクシですが。
もともとアイドル(伊丹幸雄さん、あいざき進也さん、キャンディーズ)のセッション・バンドやバッグ・バンドのメンツだった人たちが、中心となって作ったユニットが前身で、そこに新なメンバーが合流して1979年に結成されました。
伊丹幸雄「雨のきずな」1974
それまではグループサウンズ風の衣装とか、アイドルはアイドルといったファッションをしていたもので、フォークにしてもロックにしても、バンドだとジーンズとよれよれのTシャツとかジャケットって、なんかそんなイメージだったんですけども。初の派手コスプレな恰好をした人たちと言ってもいいかな…めちゃインパクトありました。
「ACT SHOW」1980
けど、活動期間はたった2年で、1981年には解散しちゃいました。アルバムは4枚出ているのかな。
実際、アルバムは聞いてないし、知ってはいるけど詳しくはない。よくは知らないバンドですっっ汗
いまいち触手が伸びなかったのは、曲はいいけど、私がトランペット主流の音楽がさほど好きではないというのと、スペクトラムのヴォーカルの人の声がいまいち得意でなかった(好みの声ではないっていう)そういう理由がありますかね。
「イン・ザ・スペース」1979
そうなの。楽曲やスタイルは恰好いいの。だけども、声がちょっちっっ アースウィンドファイアーっぽいと言えば、そうなんですが…
「F・L・Y」1980
タイトルは「イン・ザ・スペース」持ってきちゃったけど、曲としてはこっちの方が好きかな。
「SUNRISE」1980
スタンハンセンの入場曲として使われていたそうです。
「侍'S」1980
「Play The Game」
クイーンの曲のカバーです。
Queen オリジナル 1980
こんな秘蔵動画を上げて下さっている方がいました。
とにもかくにも、当時にしてはレベル高かったですよ<演奏も楽曲も もっと評価されていいし、聞いて欲しいバンドであります。私の場合はボーカルの声がタイプで無かったってだけ(Xもトシさんの声がダメでねっっ)。
うん、イマドキの若い人たちにも聞いて欲しいなあって思ったりします。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/03/22 掲載記事より転載