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南沙織 ‐ 人恋しくて ‐ 1975

以前ジャニス・イアンを取り上げた時にちょこっと触れたんですけど、麻丘めぐみさんと来たら、同じサラサラロングヘアの南沙織さんかなって…

アグネス・チャンも姫カットでしたけど、そちらはまた別の機会に。

姫カットあれこれ
昭和の時代はドライヤーというものがありませんでしたので
カットで個性を出すしか無かったんですよ
パーマはありましたが、その後のお手入れはドライアー無しでして

当時のアイドルとしては歌唱力も優れていたし、見た目も可愛いと言うより、小麦色の肌が健康的でとても美しい方でした。シンシアと言う、蟹座生まれにちなんだカソリックネームたる愛称もピッタリはまっていたりして。

オンエンタルでエキゾチックな風貌は沖縄出身だからと言うのは納得で、基地の近くに住まわれていたことからバイリンガルでしたが、そのことをあまり表には出さない奥ゆかしさも魅力でしたね。

「17歳」1971

デビュー曲でした。ナチュラルなビブラートが利いた声の伸びがとても素敵。最近の人だと、森高千里さんのカバーの方が馴染みありますかね。

森高千里さん カバー 1989

森高ちゃんの美脚から目が離せませんっっ  今も若くてキレイで裏山椎茸。

「潮騒のメロディ」1971

「純潔」1972

「傷つく世代」1973

こうやって改めて聞いてみると、忘れているようでも結構覚えてるもんだとビックリしますね。

「カリフォルニアの青い空」1973

この歌もカバーしていたり。

オリジナルは…
Albert Hammond「It never rains in Southern California」1972

他にアルマ・コーガンの「ローズ・ガーデン」や、ボブ・ディランの「風に吹かれて」なんかもカバーされてますね。それ以外でも日本のアーティストのカバーをライブやアルバムでも歌われてました。

「色づく街」1973

この頃のアイドルって、曲を出すペースが半端ないなあってマジ。

「ひとかけらの純情」1973

ジャニスの歌「哀しい妖精」とか、たくさんカバーもしているんだけど、それは以前に紹介したので割愛。

んでもって、私が一番好きな南さんの歌はこれだなあ…

「人恋しくて」1975

モノ哀しい歌ですが、昭和のアイドルはこんなのも歌ってましたって、ハイ。いやさ、アイドルはアイドルでも、歌唱力が無いと歌いこなせませんが<バラッド的な歌謡曲は

んでもって、それまで南沙織さんの曲を作ってた人と、作詞作曲コンビが違うのでした。なので曲調が違うのかな。

「春の予感 -I've been mellow-」1978

尾崎亜美さんの曲、資生堂のCM曲でした。でもって、この曲を最後に引退するんですよね。学業に専念すると言うことで。

そしてカムバックも期待されましたが、翌年に写真家の篠山紀信さんと結婚。ビックリでした。いつの間に!…って、世間の反応。

その人の持つ魅力を、底の底から引き出して撮影出来る
貴重な魂の写真家さんです

そういえば「チェルシーの歌」も歌われていましたよね。

初代はシモンズですが、4代目ということで1976年の一年間は南さんの歌うバージョンが放送されていたかと。この歌、一年ごとに歌い手さんを替えて歌い継がれているんですよね。いつか比較動画も上げてみるか。いつになるのやら。

で、引退されたとはいえ、時おりちょこちょことレコード出されたり、テレビにもたまに出たりされてたので、ご尊顔も拝見できたりして。三人のお子さんがいると言うのに、相変わらず美しくてお若くて、これまた羨ましい限りでござんす。


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/05/05 掲載記事より転載


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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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