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森田公一とトップギャラン - 青春時代 - 1976

暑苦しい青春ドラマではないけれど、タイトルに青春出てくる昭和らしき歌と言うことで、この令和の時代に「青春」という言葉を使う、イマドキな若者とかいるのかなあ…いないだろうな… 
もはや死語という気がします。いやさ完全に死語か…

ドラマ「青春とはなんだOP」/  布施明「若い明日」1965 

さて、森田公一とトップギャランというと、作曲家の森田公一さんが率いていたバンドです。ちなみに名付け親はダークダックスのゲタさん。

ダークダックス「花のメルヘン」1970

トップギャランとは、帆船の上部に張られるマストの名称で、渡部玲子さん以外のメンバー全員がバンドリーダーの経験者で、腕利きのミュージシャンの集合体だったことが由来しているそう。※wiki先生より引用

森田さんというと、北海道出身の作曲家さんで、アグネス・チャンさんとか天地真理さんとか岡田奈々さんとか、キャンディーズとか桜田淳子さんとかとか…アイドルのヒット曲で有名かな。いやさ、アイドルだけじゃないけど。阿久悠さんとのコンビが定番て気がします。

岡田奈々「青春の坂道」1976

桜田淳子「はじめての出来事」1974


そして「スター誕生」の審査員でおなじみの方。

スター誕生 昭和52年同窓会 vol.1

こんな風にアイドルを養成する人…って言う、イメージがありました。芸能界で作曲をする人って、自分も若いときに歌手とかバンドとかで音楽活動を経て…の人が多かったりするわけですけれども。森田さんの場合は、会社勤めをしながら、大学で作曲を学んで…な人。ちょっち珍しい。平尾昌晃さんは、ロカビリー歌手だったしね。

だから、自らのバンドや音楽活動(歌うこと)は、作曲家としての成功を収めてからのスタートだそうです。そういう意味では珍しいタイプですよね。

トップギャランを結成したのは1969年、デビューしたのは71年で曲は「恋のグアム島」でした。

スター誕生の審査員を始められたのも同年でした。でもって、作曲家としての活動は順調だったようですが…バンドの方は一般人にとっては知名度低いって感じ? 私もまったく知りませんでしたが。

「青春時代」1976

この曲が大ヒットしたわけですね。なので、森田さんが唐突にバンド組んだって印象なわけです。実際は、その前からずっと活動されていたわけですけど。この頃って、今と違ってヒット曲は、テレビでもラジオでも有線でも、毎日たくさん流れるわけで…するってーと、街中とかでも歩いているだけで、あちこちから嫌でも耳にすることになるわけですね。

なので、ヒットしたり流行している曲を、知らない聞かないってことはまずないんですよ。今と違って。

だから刷り込まれるw およげたいやきくんなんかも、忘れていても、聞けば歌える人はたくさんいると思いますよ。当時の人に限るけど。

子門真人「およげ!たいやきくん」1976

てなわけで、たくさん聞いたなあ。何度も何度もってな曲多いです。だからこそ音楽で一発当たれば、皆さん印税でしばらくは食べれる。
今はどうだか知りませんが(つーか、今はライブやらないと食べれないというように聞きますが。はてさて)。

で、トップギャランの他の曲。

「下宿屋」1975

「過ぎてしまえば」1977

「思い出のピアノ」1977

「惜春の唄」1978

解散したのは1981年でした。その後、限定的に再結成をしたのですが…皆さん、それぞれの活動が忙しくなっていったのかも知れませんね。プロのミュージシャンの方たちの集まりでしたから。

てなわけで、昭和の懐かしい曲なのでございました。


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/07/30 掲載記事より転載


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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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