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恋の輪舞(ロンド)~巡り巡る運命

心の中にいる君が 僕を救いだしてくれる
さあ早く 僕をここから救い出してくれよ

いつかもう一度 愛に打たれて
やがて来る日を 君といたくて
すべてを聞いて 少しを解って
君を傷つけてしまうかも

それぞれの胸の中 
誰にでも忘れられない 恋がきっとあるはずで
それは急に胸の中
はげしい痛みになって 僕らを悲しくさせるけど

再会の瞬間には
いつだって 抱きしめて欲しいんだよ

真実の花が 心を揺らし始めてるよ
君のため何が出来るの 一晩中考えてたよ

尊い約束は 涙をすり抜けて
運命の力に どうにもならなくて
それでも信じて 運命を疑って
いつか 愛を知る日が来るように

それぞれの胸の中 
誰にでも忘れられない 恋がきっとあるはずで
それは急に胸の中 はげしい痛みになって
君がいないことを気づかせる

それぞれの胸の中
誰にでも忘れられない 空がきっとあるはずで
溢れだす哀しみは 新しく生まれ変わって
いつか光を抱けるように

再会は心の中に
いつまでも さよならは言えないよ

wyolica - Mercy Me~いつか光を抱けるように
引き裂かれてしまい、実らなかった恋ほど、後を引きずるもの

覆水盆に返らず。失ったものは二度と戻らない。
壊してしまったものが、関係性で、愛情や信頼なら尚更。

手に入れられなかったものは、まるで宝石のよう。
いつまでもキラキラと輝き、懐かしく、甘い痛みと柔らかな想い出が心を捉えて魅了する。心を過去に留めおいて、永遠の刹那と忘れじのときめきの中、切ない思慕が脳裏を支配して…感覚を麻痺させる。

前世療法とは言わずとも、過去に縛られ、そのパターン(エレメンタルと言う名のデータ)を繰り返し読みこんでしまっている人は多いわけで…
それが不快で自分を苦しめ不幸へと誘うばかりのもので、早く脱出したい、この負のメリーゴーランドから一刻も早く降りたい…と、そう望むことの方が圧倒的大多数なのだけど。

恋愛に関してだけは、ちょっと例外とも言えて。
思慕と追憶から、そこに囚われて、いつまでもこの夢を見ていたい、浸っていたいとばかりに、過去のドラマの主人公になりきってしまいやすいのです。

それが悪いという事もないのですけどね。でも、いいことではないかなあ。だって、過去は過去だから。

別に過去生まで遡らなくても、今の人生の恋愛でも同じことで。最初の恋愛に躓いてしまったことで、それを引きずって、新しい関係に対して閉鎖的だったり、次の段階に進めなかったり、女性(男性)に対して決めつけ的な偏見を持ってしまったり(もう懲り懲りとか)…そういう人は多いもの。

たつた一度の恋愛や出来事(経験)でも傷になったり、偏った考え方を抱いてしまうのだから、似たようなことが繰り返されてしまった時には、本当になかなかどうして手強いのですよ。

今 たがいの瞳を見つめていれば
ただ あなただけがいる
周りのものたち 霧に包まれ
あなたの姿があるだけ

今 あなたがただ話していれば
もう 何も聞こえない
世界中の音 すべて静まり
あなたの声が響くだけ

今 あなたの胸もたれていれば
ただ 時が流れゆく
時よゆるやかに せめて今だけ
愛する私たちのため

サーカス~時よゆるやかに「シリウスの伝説」
この映画好きでしたー 
すぎやまこういちさんの音楽がロマンティックでとても素敵です

そうですね。困ったことと言えば、過去の恋愛(相手やその恋愛の形)への執着を生んでしまうことと、今生でもありがちですけど、元カレ元カノと今カレ今カノを比較してしまうところとかとか。

それ以外ではやはり、過去の恋愛パターンをなぞってしまうところでしょうか…成功パターンなら良いんですけれど、得てして失敗パターンとかをね、なぞる人の方が多いんですよ。「過去こうなったから、また今度もこうなってしまうに違いない」って言うような怖れを抱いてしまうことも含めて。

当時とは時代背景や取り巻く環境とか、状況も国も文化も常識も違うと言うのに(相手すらね)。

それと、過去生の…その時の人格に支配されてしまう人とかもいたりします。影響を与えている、受けているくらいならいいけど、明らかに過去生のパーソナリティに「乗っ取られて」いますねって状態はマズイなんてものではありません。恋愛上手で、恋の駆け引き・手練手管に慣れているキャラクターなら、お役立ちでしょうが…クセが強いキャラとか、メンヘラだったキャラクターだったときのが浮上してスイッチ全開に暴走されてしまうのは、邪魔以外の何ものでも無いですよね。マジ、勘弁ですわ。

手漕ぎボートは体力要りますよね
彼女にかっこよいとこ見せるにはいいけどっっっ
ただし、スワンボートはちょっとね やっぱこっち
私も大昔に乗ったことありますかねー

過去の恋愛や結婚生活のそうした想い…による「刷り込み」は、そんな感じで今生の邪魔をすることも多いものです。

上記の記事で書いたように、過去の恋人を「私はこの人のものだから」と、その身にくっつけていた人とか…「私は戦争未亡人として、亡くなった夫の名誉を守らなくてはならない」との過去の状況(想い)を今生に持ち込んでいた人とか…

そんなことはもう過去のことで、今の人生には必要のない価値観だったり、切り替えて捨てるべき観念だったりを引きずっていることで、縁を遠ざけていたりする人も少なくなかったりするようです。

過去に創ってしまった思い込み(観念)が、今生を邪魔しているパターン。
人生全体もそうですが、恋愛や結婚でも多いですよね。

上記のも、そうでしたね。

何て言うかー
過去の恋人、パートナーが基準になってしまうこと、多いですよね。
その人の面影をどうしても探してしまうから…
あの人と違う、あの人はそうでは無かった、あの人では無い…みたいに。

過去の楽しかった恋愛、素晴らしい恋の思い出を、それと同じものを探して、求めてしまうのです。すると、縁が遠のいてしまうwww

号泣して見たな~
リュドミラ・サベリョーワが
めっちゃ可憐で綺麗な人でした

まあ、過去とは美化されるもの。
年月は魔法をかけるがごとく、都合よく記憶を改ざんしてくれます。
都合の悪いところは無かったことになり、脚色が付け加えられて、絵空事のような物語に書き換えられてもしまう。ありがちです。

だからこそ、愛おしい。いつまでも手放すことが出来ない色褪せぬ花。
恋とはそんなものだったりします。

現実には、2年もすると恋愛フェロモンは消失して、5年もすれば恋は枯れて甘い蜜も干上がり、その魅力も萎んでしまうものですが…恋に変わる絆を育てることが出来るか否かが、関係性を維持するコツと言えましょう。

白蛇伝は、「千と千尋の神隠し」の原典になった作品でもあったり
<東映動画の「白蛇伝」

そして、人は自分の過去を思い起こさせるものに郷愁を感じる傾向にあります。過去生の自分、その人生に類似性を見つけられる物語に感情移入して、共感し、当時の感情を思い起こして追体験しつつ、そこにカタルシスを覚えたりする。再び味わうこと…それもまた癒し。

とは言うものの、小説やコミック、映画やドラマ、歌など…過去の自分とダブらせて、自己投影をして慰めを得たり、感情を解放する機会を持つのは、メリットもあるけれど、過去を呼び起こしてしまうというデメリットもあったりします。寝た子を起こしてしまうと言うか…
でも、呼び覚まされてしまうと言うのは、それなりに理由のあること。解放するべき時期が来ている、思い出す時期が来たっていう意味で。
噴火じゃないですが、出すための原動力が大きく働いているということで、その機会を逃さず、手放すことに取り組むべきなんですよね。とことん向き合うって言うのかなあ…

千年続く恋に落ちて 運命は巡り巡り
それでも 永遠に我愛你
宙の果て 赤い糸を手繰ろう
何度も巡り逢う 縁(ゆえん)よ
あなたへと

たとえ別れを繰り返しても
憶えていようと誓った
命の灯火を焚べて
あなたを見つけ出すその日まで

星の降る夜 彼方で繋がってる
何時かでも 何処かでもない
今も此処にある慕情

生まれ変わり 逢いに行くから
千年之恋 いま時を超え
積もる想いすべて 伝えて
永遠に我愛你 旅の果て 
同じ河を渡ろう 

千年続く恋に落ちて 運命は巡り巡り
それでも 永遠に我愛你宙の果て 
赤い糸を手繰ろう
無限に巡り逢う 縁(ゆえん)よ
あなたへと 還ろう

Snow Man ~ 縁 -YUÁN-
ロミジュリというと、1968年のが一番好きだなあ
オリビア・ハッセーめっちゃ綺麗で可愛かったあ

でもね、そうやって生まれ変わって再会した恋人同士や元夫婦だからと言って、必ずしも今生で上手くいくってことはないのよね。

とくにロミジユリじゃないけど、アツアツにパッションが燃え滾っている最中に引き裂かれてしまった二人の再会って、お互いの悪いところをまだ知らないでいるから、再会して、ものすごい吸引力で惹かれ合ったはいいものの、その後がね…別れる率が高かったりしますねっっ

運命を感じて一目惚れをして、今回は障害も無くとんとん拍子に…となって結婚したとて、「え? こんな人だったの?」となってしまうケースが多いみたい。

まあ、当然、お互いに当時と変わっていますからね。いい意味では成長していたりとか、その後それぞれ様々な経験をしているので、過去の二人と今生の人格は違うわけですよ。

それに、過去で二人ともお互いのことをよく知らないままに盛り上がって、一番いい時期に「気持ちが醒めた」とか「相手を嫌いになった」とかいう理由では無くて、周囲の事情や状況なんかで離ればなれになった場合は、その恋の思い出にしても、相手のことも、めちゃくちゃ美化して、インプットしちゃってますからね。心の宝箱の中に、そのままフリーズドライして仕舞い込んでたわけでして。

だからこそ、幻滅するのも早いのかなあ。

はい。千年続く恋なんて、そうそう無いです。

カトリーヌ・ドヌーブ綺麗だったあ💛

さて。恋愛にしても、結婚にしても、一度でもそのような縁を結んだ相手とは、再び出会うことになります。最低でも3回は人間関係のレッスンと言う事で、「関係性のやり直し」のチャンスを与えられるのですね。中には3回以上出会うケースもありますけれど。

恋愛は引き寄せの法則になりますけど。
結婚に関しては、過去の時代においては、政略結婚だったり、当人たちの意志ではないところで縁を結ぶことが圧倒的に多かったわけで(とくに男性社会においては女性の意志が尊重されないのがお約束で)…
必ずしも男女の愛情や家族としての絆を育めたところからのスタートでは無かったわけですが、それでも互いに対しての負債は生じてしまうわけです。

はい、カルマのレッスンへの取り込みですね。
そのレッスンをクリアするため、相手に対して「出来なかったこと」「後悔していること」「するべきだったこと」を実践するための再チャレンジの機会を与えられたってとこですね。

でも、恋愛や結婚の対象となる相手が、過去の恋愛や結婚相手だからとは限らないのが、ちょっとした運命のいたずらというか、やはり一筋縄ではいかないカラクリでして… かつての敵とか、互いに対して憎しみとか恨みとか、マイナスの負債を返済するための相手であることの方が多かったりしますね。

その意味では、恋人や夫婦と言ったかつて愛し合った者同士が、最終的にひどく互いを傷つけ合い、憎み合って別れる…と言うのも、さもありなん…なことなんですよね。
納得出来ることと言うのかな。そりゃそーだ、みたいな。本当はそうはならず、別れを選ぶにしても、笑顔で袂を分かつのが理想なんですが。なので、そうなってしまった場合は、正しい答え(相手との関係性に対する正しい選択と接し方)を学ぶために、「関係性のやり直し」の機会が未来のどこかで訪れるのです。それが最低3回のノルマです。

で、生きている間は、感情が覚えているから無理なので、生まれ変わって、「忘れている」状態で出会って、フラットなところからスタートさせることになるのですね。

「麗~花萌ゆる8人の皇子たち」
泣けます! 中盤からは大号泣で目が腫れまくり

その人それぞれの過去にどんな恋愛をしてきたのか…ってので、
悶え・萌ポイントと言うか、ツボにはまるストーリーと言うのがあったりします。誰しもがはまってしまう、お約束かつ鉄板のラブロマンスやストーリーもありますが。

ええ、私にもツボな物語ありますよ。
どうしても、この手の話に弱いって、物語・映画がっっっ

いずれにしても、自分がそのような経験や感情(これまたエレメンタルですけど)を所有しているから、惹かれるわけです。感じたこと、芽生えたことが無いものには、如何ようにも心は動かされようが無いですから。

で…ハッピーエンドなら良いのですが、バッドエンド・ストーリーは要注意です。一歩間違えると、刷り込みになってしまい、過去の不幸な恋愛(結婚生活)わ彷彿とさせ、その当時(過去生)のエレメンタルにエネルギーを与えて、活性化させてしまいますからね。癒しのための過程、解放するためのカタルシスなら、いいんですが… 浸りすぎて、何度も繰り返し見てしまうとか、類似のものを欲するのはよろしくない傾向です。
それが望む未来ならばいいのですが、もう二度と味わいたくない感情や経験を引き寄せる行為ということで。

はい。歌もそうですね。失恋直後に失恋の歌をカラオケで歌って憂さ晴らししたり、たくさん聞いて泣いて、浸りきって、とことん沈みまくったところで浮上して、それで切り替えて忘れて次に進める原動力になるならばいいのですけど。いつも歌っているという状態は、潜在意識への「刷り込み」以外のナニモノでも無いし…エレメンタルの活性化なんですよね。して、この感情を味わいたい! この歌詞の通りの感情を味わうことが起きて欲しいって、自分の人生にリクエストし続けることだから。

なので、自分好みのラブストーリーがハッピーエンドでは無くて、バッドエンドだとか、悲惨で救いようのない不幸な結末であったならば…二次創作して、「こうあって欲しい」と言う、自分にとって望ましいハッピーエンドな結末に書き直してしまうと言うのがベストなんですね。
もちろん、自分の中でだけでね。何しろ他人の著作物ですから。
個人的なノートに続きを書いたりしてね。

そして、そのワクワクする結末を自分にインプットすることです。

そうすると、自然と無理なく、自分の意識をそちらの未来を選択する方向に向けることが出来ます。大好きな作品だったら、なおのこと。
理想は理想で現実とは違いますけど、理想(求める未来)を描いて、それを育てることはとても大切ですから。

また、過去の実らなかった相手に執着するのは良くないことです。
だって、相手も自分も変わっていくから…成長していくという意味でね。
何よりも、今の自分、そして未来の自分にとって、相応しい相手、その時の自分と波長が合う相手であることがパートナー選びには大切なことです。

とは言うものの、どうしても過去の恋。自分を愛してくれて、美しい思い出に彩られた日々や、あのくすぐったいような甘やかなときめきをもう一度って、どうしても追いかけずにはいられないんですけどねっっ

舞い上がれ 舞い散れ
遠い場所へ飛べるなら
ぬぐい去れ 遥かへ
忘れられないあの頃へ
歌い舞い踊れ 

未来などいらない 
ただあなたが欲しい

未来などいらない
ただあなただけが欲しかった

平原綾香~シチリアーナ

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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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