Joe Cocker & Jennifer Warnes - Up Where We Belong / 愛と青春の旅立ち - 1982
この映画、観に行きました~ 高校生の頃ですが…
誰と見に行ったかな…デートでは無く、残念! 友達とだ。リチャード・ギアが旬の時でしたね。
ちなみに英語の原題は「An Officer and a Gentleman」
直訳だと「役員と紳士」、実際は「女工と士官」ですけんどっっ
それがどうして「愛と青春の旅立ち」なのか謎だけど、まあ「女工と士官」では誰も見にいこうとは思わないだろうし、邦題で正解かなあ。
そして「愛と青春の朝立ち」な~んて、ギャグも生まれたりしてっっ はい、健康な性少年の証拠ですねっっ汗
「An Officer and a Gentleman」1982
そして、厳しい訓練を耐え抜いて晴れて士官になり、自分の上官となったギア演じるザックに対して敬礼する、ルイス・ゴセット・Jrがとても印象深くて…なんてーか、人生の教訓にもなったりしたのでした。
Final scene from「An Officer and a Gentleman」
そうそう、あ゛ー懐かしい、このシーン。デブラ・ウィンガーも素敵な女優さんでした。で、主題歌を歌ったのはジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズ。
「Up where we belong」1982
この曲もヒットしました。ちなみに、映画のための一時的なコラボというかユニットです。二人とも、それぞれソロシンガーでして。
ジョー・コッカーはイギリス出身のシンガーで、ジャンルとしてはブルースロックになるのかなあ。15歳から音楽を始めて、1964年にビートルズのカバーでデビュー。
「I'll Cry Instead」1964
しかし、不発。
「Marjorine」1968
気を取り直して、この曲で再デビュー。
「With A Little Help From My Friends」1969
ビートルズが好きだったのかっっ…またしてもビートルズのこの曲をカバーして、そいでもって初の全英一位を取り、スターダムへ。
「Delta Lady」1969
レオン・ラッセが制作した、この曲も歌ってヒットしました。これ以降、ラッセルと組むことが多くなりましたかね。彼が仕掛け人となったというのかな。で、1969年に伝説のライブウッドストックに出たことが、彼の人気と名声を高めることになりました。
「Let's Go Get Stoned」1969
ぶっちゃけ、これ以降は「あのウッドストックに出た、ミュージシャン」ってことになるからね。紅白出演の比ではないのですよ。
Woodstock 1969
このライブでのエア・ギターパフォーマンスも、彼発祥ではないけど、まさに伝説になりましたからね~ ロックファンの間では…
「She Came In Through The Bathroom Window」1970
またビートルズのカバーですww
「Feelin' Alright」1970
しかし、レオン・ラッセルは去り、ビジネスパートナーとも別れ、負債を背負ったり、色々と不遇の時代へと突入し、アルコールとドラッグに溺れることとなりました。
「You are so beautiful」1975
何とか脱出してアルバム制作し、こちらビートルズの五番目のメンバーと言われた、ビリー・プレストンのカバーで復活。
ピーター・トッシュ(ジャマイカのレゲエミュージシャン)や
エリック・クラプトンなどとアルバムをリリースして、アルコール依存症と大麻依存から脱却します。
The Crusaders「Standing Tall」1981
ザ・クルセイダーズのこの曲には、ゲスト・ボーカルで参加しています。1994年にはウッドストックの25周年コンサートにも参加したり、2007年にはエリザベス女王から大英帝国勲章も受賞しています。その7年後の2014年には、肺がんのため70歳でこの世を旅立ちました。
でもって、一方のジョニファー・ウォーンズ。彼女はアメリカのシンガーで1968年にデビュー。
「Easy To Be Hard」1969
「 Let The Sunshine In」1969
主にカナダのシンガーソングライターである、レナード・コーエンのライブツアーに同行して、レコーディングに参加したりしていました。
「Right Time of the Night / 星影の散歩道」1976
で、こちらが大ヒット。
「It Goes Like It Goes / 流れのままに」1979
こちら映画「ノーマ・レイ」の主題歌でしたね。
映画予告「Norma Rae」1979
with Bill Medley「(I've Had) The Time Of My Life / タイム・オブ・マイ・ライフ」1987
こちらは映画「ダーティ・ダンシング」の主題歌。元ライチャス・ブラザーズのビルとのデュエットが話題となりました。この曲もヒットし、アカデミー賞やグラミー賞始め、数々の賞を受賞しました。
映画予告「Dirty Dancing」1987
で、未だ現役ですけれど、あんまし日本ではさほどって言うのかな情報が入って来ないので、アメリカが主に活躍の舞台なシンガーさんってそんな感じでしょうかねっっ きっと。
とにもかくにも懐かしい映画、懐かしい歌です。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/10/11 掲載記事より転載
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