土地~住人意識による見えない境界線
土地ネタです。
以前にシリーズで書いた、「スピリチュアル依存と中毒④」の中にもチラリと話した、ある土地、某所に行ったときの話でもあります。
これは仕事ではなく、プライベートでS県の某神社に行ったときのこと。
(直接的に地名を出すのは少し遠慮して、いちおうイニシャルにしてみます)
その神社はちょっと変わっていて、関連する神社が他所に二つあったり。この場合の関連ていうのは、同じ系列(同一の名前、神を祭る)というのとも違う。むしろそういうのは一般的なわけで。
何となく、全部を回ったほうがいいような気がして、
最初に中心となる、知名度も高い、大きな社のほうに行ったわけです。
そこはとても良い氣の流れている神社で、平日だというのに、参拝客も大勢にぎわっていて、管理や掃除も行き届いているし、地元の人にとても大事にされている神域でありました。
「ああ、ここには日光の氣が流れてきているな」そうも思ったし。
つまりは江戸、東京を守るための北の守りが働いているところ。
で、そこから移動して次に行くべき神社へ。
すると、滅茶苦茶寂れていたりして。でも、悪い神社じゃないんです。
かろうじて、良い氣は残っているし、出してもいるし・・・ムカシはたぶん、大きかったのでしょう。
けれど、神社の敷地だったところが道路によって寸断され、敷地内にあるべき某社が、取り残されてて、しかも崩れ果てていたり。
「こりゃ、やべーでしょ」そんな感じ。
でもって、空中に変な「スジ」が出来ている。
本来、さっき行った大きな神社から、この神社へ、レイラインとしての大きなエネルギーが流れてないといけないわけですが、それがその「スジ」によって遮断されているのです。
最初、「なんだろう、コレ?」と。
この「スジ」
しかも、二箇所、空中を三分割するように出来ていたりする。
見えない壁のように、反発しているというか、跳ね除けているというか、
なんていうか、空間の「ズレ」のような・・・
どういうものかというと、空間をさえぎる、防弾ガラスのようなものです。
遥かかなた空の遠くまでそびえたつ塀のような。
初めて見るというか、キャッチしたものなので、頭の上は「???」
しかし、「あ!」
「なるほど、そういうわけか」と気づきました。その理由は後述に。
で、その後、もう一箇所へ(車が無くて、バスと電車なので実にハード)。
その日、行くべき最後の神社。
着いた途端、もお絶句。
汚れまくっているというもんじゃない。ゴミだらけだし、浮遊霊や動物霊の溜まり場になってたりする。気持ち悪い人間の欲望のエネルギー(エレメンタル)でいっぱい。(主に恋愛関係の)
「う、ぎゃああああ~!」と、心の中で悲鳴。
一番最初の神社から、先ほどの神社を中継して、最終的にこの神社まで、流れが出来ていないといけないのですが、ここまでたどり着いてないし、むしろ「悪い氣」の溜まり場になってるし。
「だめだ、こりゃ」って感じ。
で、地図で確認。それで納得。先ほどの「スジ」は、かつての「市」の境目と一致していたり。
どうやら合併のときの住民の対立によって出来たもの・・・らしい。対立というか対抗意識というか、「あんたたちなんかと一緒になりたかないやー」みたいな?
結果、何が起きたか・・・
住民の集合意識によって、見えない境界線、壁が出来、それによって、北のほうから流れてくる、お山(日光)の良い氣、が、寸断されてしまった。本来、その「U市(だったとこ)」にも流れてくるべき「良い氣」が・・・。
で、日光からの氣をおすそ分けしていた神社の氣は、その神社がある「市」だけに豊かに流れ、そこから受け取って、分散していた二つの神社は、その良い氣をもらえなくなり、一番最後のところは廃れた以前に、ゴミ溜めのような、悪い氣ばかりが集まる、とんでもないとこになっていた・・・のでした。
その話を、S県出身者にしたら、
「そういえば、Oは栄える一方なのに、Uは寂れていくばかり」
ああ、やっぱりそうなのか。
ある意味でUに住んでいる人たちはOに対抗意識を持つことで、墓穴を掘ったかも。(自分たちの首をしめることをしたというか)
「いいや、私の出身は千葉県だし、
T市には親友住んでるけど、Uには知り合いもいないしなあ」
誰か、S県在住の人に任せます(爆)・・・といってしまう私は冷たいヤツ?
まあ、あの「スジ」を取っぱらうにしても、なかなかどうして、なので。
私程度の力じゃ、数年しか持たないと思うし。半永久的に取っ払うトラップを創るには、力量不足です。
(だって、大変だもん・・・つかー、とってもまた出来ちゃうと思うのですヨ。過去の遺物ではなくて、リアルに今住んでいる人が創ったものだから、
住民の意識が変わらない限りはムリ。何回壊しても、その度創るだろうし)
そうですねぇ・・・
そんな風に、住んでいる人の意識が、土地に影響を与えることってあるというか、見えない境界線を創って、さまざまな弊害をもたらしていることがあります。
死んだ人より、生きている人のほうが厄介ですよ~
とくに集団が創るものはね。