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アン・ルイス - WOMAN - 1989
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そうだ! 日本人の女性ロッカーも取り上げないとなあ…って、そんなわけでアン・ルイスさん。もともと歌謡曲からの人で、後にニューミュージック飛ばして、ポップスというか歌謡ロックに転向した人ってイメージですかね。
最初はアイドルって扱いでした。
「白い週末」1971
これがデビュー曲なんですけど、まだ日本語がたどたどしいっすっっ
お父様が横浜本牧に駐留していた海軍兵で、お母様が日本人のハーフだったので、米軍住宅街で育ち、横浜の米軍墓地を散歩していたところをスカウトされたとか。
そのスカウトをしたのが、あの、なかにし礼さんっっ そんなんで、なかにし礼商会という事務所の、タレント第一号だったりします<アンさん
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ちなみに当時14歳ですよ。
「グッド・バイ・マイ・ラブ」1974
この頃には、綺麗な日本語を発音できるようになってました。デビュー曲から数曲出しているんですが、動画が見当たらないのであった。んでもって、アンさんのデビュー曲と誤解されていることが多いこの曲ですが、6枚目のシングルだったりします。
この曲がヒットしたことで周知された…ってことがあるからかなあ。
この路線はまだまだ続くんですけど、悪くはないけど、アンさんらしくないって言うか~彼女の魅力はまだまだ発揮されてないなあ…って時代かな。
「甘い予感」1977
そうそう、この曲あたりかなあ。いい感じになってきた。声の伸びとか、こなれてきた感もあります。
「女はそれを我慢できない」1978
で、この頃から、いい感じにアンさんの魅力を活かすカラーが出てきましたよね。まだロックって言うより、ポップスだけども。この少し前から、なかにしさん以外の作品を歌うようになってきました。歌謡曲路線から、外れてきたって言うのかな。
「恋のブギ・ウギ・トレイン」1979
ちょうど、ソウルトレインの時代だったから…ってのもあるけど、なんか生き生きしていて、やっぱこういうノリのいいのがいいなって思う。ちなみに吉田美奈子さんと山下達郎さんコンビの曲なのでした。
「リンダ」1980
そして、オールディーズバラッドな60年代風味のこの曲もいい。竹内まりやさんの曲ですねー 編曲には山下達郎さんも入ってたり。
ちなみにアンさんのミドルネームがリンダなんですよね。だから、当人としても思い入れのある歌ではないかと、勝手に憶測。
「ラ・セゾン」1982
親友である百恵ちゃん作詞の曲ですね。作曲はジュリー(沢田研二)で編曲が伊藤銀次さん。カッコイイです。この曲あたりからアンさん節というのかな、少しずつ歌謡ロック色が強くなっていきました。
「LUV-YA」1983
吉田美奈子さんとNOBODYが作詞作曲。
「I Love Youより愛してる」1983
これも百恵ちゃん作詞で、作曲はNOBODYですね。
「薔薇の奇蹟」1984
作曲が「そして僕は途方にくれる」の大沢誉志幸さんなんですね。
「六本木心中」1984
これねー 爆発しましたよね、はい。めちゃ流行った! バブルの少し前だけど。バブルを予感していたというか、バブルの代名詞みたいな曲。して、バブル時代によくカラオケスナック(死語)とかで、皆で歌って盛り上がる曲でした。
「あゝ無情」1986
これも「ふぅーふぅーふぅー!」やりましたよww
「天使よ故郷を見よ」1987
じゅわいよくちゅーるまき…のCMに使われましたね。
「美人薄命」1989
てな感じで、アンさんの曲は想い出深いというか、時代を彩った曲も多くて、好きな歌とか思い入れのある歌多いんですけど…一曲取り上げるとしたら。
「WOMAN」1989
これかなあ、歌詞が深くて染みますよね。女性なら特に。「悲しみを身ごもって」なんて、男性には書けないと思いますし、女性だからこそ解る歌詞だったりする。
カラオケでもよく歌ったなあ…けど、結婚式で歌ったのは失敗したなあ…二次会だったけどっっ
「KATANA」1988
で、パニック障害であることを公表してからは、アメリカに移住されてましたけど、2005年に活動再開してセルフカバーのアルバムを発売。ですが、2013年に完全引退をされてしまいました。
残念っっっ…とも思うけど、それがベストな選択なのでしょう。もっとも円熟した時期に素晴らしい歌とステージをたくさん魅せて下さってありがとう♪って感じですよね。本当にカッコイイ、素敵なロック姐さんでした。
日本の歌謡ロック史上をリードして、女性ロッカーの道を切り開いて下さった、サイコーにイケテル女性シンガーの一人でしたよ。
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他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/07/15 掲載記事より転載
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