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Elton John - Your Song / 僕の歌は君の歌 - 1970

エルトン・ジョンの曲で最初に聞いたのは「クロコダイル・ロック」あの格好(特徴的なサングラスと個性的なファッション)だから、てっきりユーモラスな歌手かと思ったり。

「Crocodile Rock」1972

でも、「フレンズ」という映画でのサントラがとても良くて…(リアルの公開時ではなく、テレビ放映時に見たのです。昔夏休みで放映されてた、昼間のロードショーだったかな。)

あの、ちょっとほろ苦い若い恋人たち…ポールとミッシェルの早春物語に(ビートルズの曲かって組み合わせな名前)、エルトン・ジョンの、二人を見守るような優しい歌声がぴったりだったのね。

「Friends」1971

こっちは予告編。イギリス映画です。

映画のあらすじと結末は、ネタバレになるので書きませんが…ちなみに「続・フレンズ」という二人のその後もあって、そっちも引き続き、音楽はエルトンが担当してました。

なんていうか~青春の甘酸っぱさを思い出し、自らの若い純粋な心とかを思い出させてくれる映画です。

「Your Song / 僕の歌は君の歌」1970

原題は「君の歌」なんですが、そのままにせず「僕の歌は君の歌」と…そうした人のセンス、いいなって思います。「君の歌」だけでは、ちょっと伝わりにくいですからね。「僕の歌は」と入れるだけで、愛する人に愛を伝える歌なんだなって解りますから。

とにかく一言で言うなら「可愛い歌」

私はなんていうか、ピーナッツというか~スヌーピーを思い出してしまう(なぜか)w  子供の頃チャーリー・ブラウンだったような不器用な男性が、大好きな人にプロポーズするような‥そんなイメージの歌なんです。

決して世慣れてない、女性を口説き慣れてもいない、まるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の自分の未来の息子(マイケル・J・フォックス)に彼の母となる女性との、恋愛をあれこれサポートしてもらう、ちょっと頼りなく情けない、未来の父さんのようで…ww

Back to the Future」1985

こんな風に、不器用にぎこちなく、思いの丈を伝えられたなら…このような人に愛されている相手の女性は、クスリと笑ってから、満面の笑みで「いいわよ、素敵な夢ね」なんてプロポーズをOKしそう。

エルトンの作る歌、歌詞は、いつもそんな優しい物語と、ふんわりした世界を連想させます。

「Candle in the Wind」1997

もともとはダイアナの死よりも先に発表されてまして、マリリン・モンローのことを思って書かれた曲ですが…

「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」2014

ダイアナ妃の急逝により、歌詞が差し替えられて彼女に捧げられました。

「Goodbye Yellow Brick Road」1973

「Sad Songs(Say So Much)」1984

「I'm Still Standing」1983

「You Gotta Love Someone」1990

「Can You Feel The Love Tonight?」1994

これはライオン・キングの主題歌ですね。映画は・・見てないけど…

映画予告「ライオン・キング」1994

でもって最近…去年になるのかな? 彼の半生が映画になりました。それで再び脚光を浴びたりなんかしたし、彼を知らない世代も、改めて彼を知る機会になったかと。

「ロケット・マン」というタイトルは1972年の曲から。

「Rocket Man」1972

こちらは映画の予告。

映画「ロケットマン」2019

ここ数年は、ちょっと残念な同業者(かつての友人や仲間)叩きに走っていて、それってアルコール中毒やドラッグ中毒とか病気の後遺症とか、そういう不安定さからくるものかと思いつつ…

うん、ゲイやバイセクシャルなど性的マイノリティの人って、社会の批判にさらされやすいし、生きにくさというものがありますから…どうしても精神的不安に陥りやすい土壌がありますからね。

Elton John Carpool Karaoke

彼の曲を聞く限り、とても繊細でナイーブで、傷つきやすい人だと思うし…とはいうものの、乗り越えて欲しいんだよなあ…そして、これからも、心が温かくなる歌、良い作品を作り続けて欲しいですね。

「Healing Hands」1989


他blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/10/02 掲載記事より転載


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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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