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神社マイラーの旅(5)~聖天宮

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こちら行ったのは去年の11月で、来訪は2度目になるんですが(一度目は9年前)。神社は神社ではありますが、日本の神様の神社ではなくて、道教の神社になります。たぶん、日本では唯一になるのかなあ、廟とか、もっと小さな規模で祭られているところはあるんだろうけど、ここまでの規模の道教の神社はここだけなんだと思う。

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場所は埼玉県の坂戸市にあります。駅は若葉駅。歩いて15分くらいでしょうか。バスがあるので、初めての人や天候のよろしくないときはバスで行くのが無難です。駅からはほぼ一本道にまっすぐなので、お天気の良いときはよい散歩道になります。

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私は有楽町沿線住人なので、小竹向原駅で反対側のホーム(東武東上線)に乗り換えれば、そのまま行けちゃいます。近いわけではないけど、乗り換えがスムーズだと行きのハードルが低くなります。まぁ、マメに足を運んではないけれど。

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とにかく中華ってことで派手派手です。五千頭の龍の彫刻が彫られているそうで、それがまあ、見ごたえがあります。

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道教って、日本人には馴染みが薄いですよね。私はちょっと訳合って、ものすごく馴染みのあるジャンルになるのですけども。いやさ、全然詳しくないですよ、説明は出来ない。まあ、天を神として崇めているものだということで。日本にはその昔、飛鳥時代位に入ってきて当時日本では鬼道と呼ばれ、陰陽道が生まれるもとになった思想です。陰陽五行思想そして道(タオ)という、すべての中華思想の元たる、今に伝わる占いとか風水とか儒教とかは全部この道教の思想から派生したものとも言えますかね。

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詳しいことはサイトに書いてあるのでそちら参照してくださいな。

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まぁ、ちょっと行く必要があって、伺ったわけです。日本の神様ではないけど、日本に伝わったあらゆる術の原型でルーツだし、すべての東洋占の源流ではあります。あと、妙見信仰とかね、四神信仰とかとも関りは深いです。

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ちなみに入館料が掛かります。そして平日は空いているかと。台湾や中華系の人はお参りに行くのでしょうが、日本人は観光という形で皆さん訪れられてますね。お参りに関しては、係員の人がどのように参拝すればいいのか、とても丁寧に教えて下さいます。なので、逆にゆっくりマイペースにお参りさせて、という人には困ってしまうかも知れません。いやさ、「お参りの仕方ならわかりますので、大丈夫です」と言えば、自由にさせて下さると思います。

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とはいうものの、見るところがたくさんあるわけではないです。ただ、休憩所があるので、そちらでまったりとは出来ますよ。自販機でドリンクも台湾菓子やスイーツ缶が買えたりします。それらを頂きながら、ぼっーと過ごすこともできます。自販機で買ったものをお土産にしてもいいし。

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そして、お札とかお守りとかも売っています。お願い事をする場所もあります。鈴のついた赤い紐を結んで願望成就を願ったり、ろうそくを灯すコーナー?とかね。

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あと、15時になると、この銅鑼・太鼓ですね、これが鳴ります。

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そんなに広いとこではないけど、建物フェチな人(とくに寺社仏閣マニア)や龍が好きって人には嬉しい、楽しい場所ではないでしょうか。

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てなわけで、興味のある人は一度は足を運んでみてはいかがでしょう。


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ランチをほとんど食べずに行ったのでお腹が空いてしまい、駅前にあった餃子の満州へ。いやさ餃子がメインな店で餃子を食べない私。でも、このまかない丼美味しかったー 

聖天宮までの道はローカルの一言に尽きますが、駅近くにはファミレスのバーミヤンとか、天狗とか、まったく何もないというわけではないのでした。ただ、帰りの電車の時間はちゃんと調べておかないと、たくさん待たされることになってしまいますが。いやさ、皆さんはスマホがあるから、当日その場ですぐに調べられますね。私はスマホ持ってないから、事前に調べて印刷して準備しておかないとなアナログの人なんでっっ

そしてそのローカルな道の途中に、駒込在住の時によく購入していた、おせんべいやさんのお店がっっ

嬉しくて買ってしまいました。ここの黒コショウ煎餅美味しいんですよ。駒込はアクセスがいいとは言えないんで、わざわざ購入に行くことがなくなってしまったけれども。(池袋にお店があればいいのに、ないしー)  

もしよかったら、立ち寄って見てくださいな。ビールにもよく合いますですよ。




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The Sacred Journey ~スピリチュアル・セラピーの現場から
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