The Yardbirds - I'm Confused Dazed~Dazed And Confused / 幻惑されて - 1967
ヤードバーズです。
ZEPファン、ブリティッシュ・ロックファンならば、絶対に知ってて当然なバンドだし、ギターキッズでヤードバーズを知らないなんてモグリだぜいっっ
…な、そんな偉大なる失跡を持ったバンドでありますな。
ていうかー なんてったって、
クラプトン(2代目) ジェフ・ベック(3代目)
ジミー・ペイジ(4代目)を輩出したバンドだも~
まるで、ギタリストの登竜門的なバンドだよねん。
とはいうものの、私はあんまし曲調が好みではなかったので、聞きこんでないです。まったく!
ちなみにヤードバーズというバンド名ですが、ヤードバード(囚人)と言う言葉に由来していて、これはアメリカのジャズ・サックス・プレイヤー、バードことチャーリー・パーカーのあだ名から。
バードの生涯はね、映画にもなっています。
めちゃイケてるサックス・プレイヤーです。私も大好きなサックスプレイヤー。機会があったら是非聞いてみてねん。
映画「Bird」2001
デビューは1962年で、クラプトンがいたのが63-65年の約3年間、ジェフは65-66年の1年ちょい(この後自分のバンド作ったし)。ジミー大西ではなくてペイジは、66-68年の3年もいなかったかなあ。しかも、ベースとしての参加だったり(最初だけね)。
けど、この二人が同じバンドに在籍してたってのはすごいよね~とはいうものの、二人は幼馴染だからアレか。二人ともすごいプレイヤーだけど、一緒にやるとなると、両雄並び立たずになっちゃうし。
「For Your Love」1965
クラプトン脱退の引き金になったヒット曲ですねっっww
うーん、曲は悪くないけど、
ヴォーカルのキースは決してうまくはないよなあ。
「Heart Full Of Soul / ハートせつなく」1965
「Train Kept a Rollin'」1968
ペイジはこの頃から、やっぱダボパンなんだよなあw
「Happenings 10 Years Time Ago / 幻の10年」1966
うん、この曲はペイジのプレイが際立っている気がする。
「Psycho Daisies」1966
やっぱ、ペイジが加入してからの方が、バンドとしても音もまとまっている気がするであるよ。改めてヤードバーズを振り返ると、なんだかんだ、ペイジのプロデュース能力とバンドリーダーとしての才能を開花させるきっかけとなったバンドなんだなあって…痛感しました。
ジェフやクラプトンはギター職人だからなあ…
けど、ペイ爺は単なる職人にあらず。そこだけでは収まらない人だったのだよね。スタジオ、セッション・ミュージシャンで終わらないためにも、ZEP誕生の源となるヤードバーズは必要だったわけだ。
てなわけで、ZEPでもやってるこの曲かなあ…
「Dazed And Confused / 幻惑されて」1967
当初は「I'm Confused」というタイトルでした。
この曲はちょっと曰く付?な曲。ZEPの演奏で聞く方がベストだと思うから、ヤードバーズの曲として、一番にあげるのもどうかと思うのだけどもっっ
そしてこれはペイジのオリジナルではなくて、アメリカのフォーク歌手・ジェイク・ホルムズの曲が元ネタ。
Jake Holmes 「Dazed and Confused」1967
それをペイジが、歌詞を変えて改作して、演奏していたりする(後にやっぱ裁判になりましたー)。
「Think About It / シンク・アバウト・イット」1968
この曲のフレーズが「幻惑されて」には使われていたり。
そうなんです。ヤードバーズは実にメンバーチェンジというか、出入りが激しいバンドで、オリジナル・メンバーが次々に抜けて、最終的にペイジが残されてしまったっっ(ボッチ状態)
バンドを存続させようと奔走するも、色んな人に断られ、ジョンジーとボンゾとロバートとメンツを揃えるも、もう別のバンドにしたれ!…と名前を変えたのが、ZEPというバンドだったりするでありますよ。
Led Zeppelin - Achilles Last Stand 1979
んでもって、ヤードバーズの名前に関しては、その後オリジナルメンバーのうち二人がまた集まって、92年にヤードバーズと名乗り再結成してるんですね。して、今も続いているみたい。
けど、ZEPやクラプトンや、ジェフほどには知名度ない<その他メンバー
Jimmy Page&Jeff Beck&Eric Clapton
「Stairway to Heaven / 天国への階段」1983.12
とにもかくにも、ペイ爺ってやっぱすげぇ!!
単なるギタリスト、スーパープレイヤーなゴッドハンドでは収まらない。非凡な音楽的才能を持った、リーダーの資質ばっちりな奴なんですね・・・って見直したである。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/01/21 掲載記事より転載
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