一人で生きる人として生きる~女性の自由と多様な生き方の選択肢
またタイトルがエライ長くなってしまいましたっっ
前のblogで、不妊治療をしても子供を授からない方、そのような方たちのサポートをする方…子供が欲しいのに、子供を持つことが出来ないと言う悩みを持っている方の、ネガティブなカルマの理由や事例について触れたり、書いたりしましたが。
それはあくまで一部の方の事例に過ぎず、必ずしもすべての不妊で悩まれている方や、子供を持たない人生を生きられている方の今生において妊娠・出産を経験しない理由がネガティブな因果によるものである…ということはないのだと改めて断り書きをしておきます。
ここらへん誤解のなきようにお願いしたく。
さて、今も一部の国や地域で女性の地位が低く、扱いがとても悪いという事実が示すように、欧米や先進国と言われる我が国でも、女と生まれたことがハンデになってしまう…そうした時代が随分と長くありました。
恋愛も自由にはできず、結婚も親の意向が主で、好きでもない相手に嫁いで床を共にし、愛せぬ相手の子を成して育てねばならない。
嫁ぎ先結婚相手が敵の家とか親の仇とか、そういう場合もありましたし、児童婚や略奪婚などは、粗悪な因習ですが今も残っています。(日本のQ州の某地域でも戦後まで残ってました)
自分を凌辱し、親兄弟の命を目の前で奪った相手や、生理的に受け付けることが出来ず、憎いばかりの相手の、その血や姿形を受け継いだ子を育てることは、かなりの苦行というか母性との闘いもあったことでしょう。
結婚することで自由を得られる人もいましたが(欧州の宮廷では既婚者になれば不倫し放題…そんな時代もありました)、場所や時代によっては結婚することで自由を失い、籠の鳥になる人もいて。
結婚して子供を産むことが、必ずしも女性としての人生の頂点や、幸福を約束するものでは無く、まさに就職先であり生きるための手段で、他に行く場もないことからの身の置き所でしかない…そんな不幸な結婚も過去の時代には数多くたくさん存在していました。
もちろん、身分制度や制限された結婚制度の中にあっても、恋愛を成就させることが出来た人もいたし、政略結婚や親に決められた結婚という関係性や出会いの中からも、互いに対して尊敬や親密な情を見出し、夫婦としての絆や男女としての情愛を、育むことが出来た人々もいたことを忘れてはいけません。
だから、すべての結婚が女性にとって不幸な結末しか生まなかったと言うわけではないし、悲しい記憶ばかりなのではありませんが。
(それは男性側にとっても同じことで)
ですが、恋愛も結婚も当人たちの自由意志で…となってきたのは、比較的近代になってからのことで、誰しもが恋愛や結婚に関する心の傷や、苦い記憶を持っていたりもするのです。
そして医学の発達していない過去の時代のこと。衛生管理が発達しており、体制の整った産院や病院で出産できる今と違って、出産は女性にとって命がけの大仕事でありました。
今も当時も妊娠出産は病気ではないとは言え、母子のいずれかが命を落とすケースは実に多く、母子ともに助かる保障のない人生の大イベントで、流産も死産も出産にまつわる事故トラブルも日常茶飯事。産後の死亡率も決してバカにできない数字でした。
ですから、思い思われての相手との恋愛を成就させて、周囲に祝福されて結婚し、愛する相手の子を宿して心地よい妊娠期を過ごし、安全に問題なく出産して母体も無事で、健やかに子も産まれて育っていく…
…なんてのは、なかなか難しかったというか、確立としてはとても低かったことでしょう。すべてを満たすこと出来ずとも、一部の条件はクリア出来ていたかも知れませんが。
そんなわけで、 結婚? もうイヤ‼
男性の言いなりになる人生はまっぴらだし、二度とごめんだわ!
ということで…結婚を拒否し、独身を選択している人もいます。
不幸な結婚生活のトラウマから、自立した一人の女性として、生きていくことを選んでいるというもの。
今回男性として生まれた人も、過去生で悪妻に悩まされ、結婚生活で消耗させられたことから、自由気ままな独身貴族を選んでいる人もいますし。
これまでの人生で何度も結婚を経験して、もうパートナーと生きる人生は自分には必要ないし、そこから学ぶことはないから今の人生では選択しない。
そんな人もいます。
妊娠と出産に関しては、避妊という手段がなかった過去の時代で、妊娠出産を繰り返しての人生に、
「産んで妊娠して産んで育てて妊娠して…
私の人生そればかり! それしかないの?」
…って、悲鳴にも似たお言葉を残した、歴史に名高いどこかの国の王妃サマが居たように…
やはり、休みなしに妊娠して産んでで、一生を終えてしまう人生はこりごりです…と、妊娠出産を拒否して、選んでいない女性もいるわけです。
もう当分、何百年かは結構! 今はまだイヤですってとこでしょうね。
そんな風に妊娠すること自体が恐怖で、出産で死んでしまうのではないか?? みたいなトラウマがある人、子宮に負のエネルギーを貯めこんでいる人は少なくないです。
妊娠と出産による苦痛と恐怖の経験がある人、難産のすえ亡くなってしまった経験のある人はとくに。子供を無事に産んであげられなかったという、罪悪感を貯めこんでしまっている人もいますしね。
一人の人間としての人格を尊重されず認められず、あくまで子供を産む道具としてしかみなされず、無料でこき使うことの出来る、性的な奉仕付きの家政婦とか奴隷のようなポジションで、男子を産め! 跡継ぎを産めない女や石女は役立たずだのなんだの、そんなプレッシャーと耐えがたい屈辱や罵りに耐えた、苦々しい日々のことを忘れ去りたい…あんな想いはもう二度としたくないモン。次は人生エンジョイして、自分一人で好きなように生きるんだから!
そういう想いを抱えている人も結構いて、当人だけでなく代々の女性の先祖たちの、そんな思いがグループの集合体無意識として、第一チャクラと第二チャクラに影響を与えている…そんなケースも度々見受けられます。
今回の人生で、結婚や妊娠出産を「No thanks!」と、予定に入れていない人もいますが、不幸な結婚や妊娠そして出産に伴う恐怖の記憶によって、それらが困難になっている人もたくさんいるようです。
生まれる前の予定計画書(ブループリント)で、自分は今回結婚も母親になることもしません!と選択した人でも、何しろ当人はそのことは覚えていないので、いざ今生になって結婚と出産の問題を考えたとき、異性との縁がないことや不妊に悩む人がいたりします。
不妊や流産してしまう背景の中に、子宮に貯めこまれたエネルギーブロックとしての負のエネルギーがあること…それに気づけないで悩んでいる人もいます。
そういえば このような方がいました。
高齢出産と言うのもあったのでしょうけど、何度も流産を繰り返していたのです。結婚したのは比較的若い年齢であったのにも関わらず、妊娠自体が結婚後かなり経過してのことでした。
最後の流産をしたとき、
「夫には悪いけど、流産してよかったと思ってるの。
もちろん子供には罪はないし、申し訳ないし 罪深い考えなんだけど」
彼女は涙しながら、そう話されました。
実のところ、彼女は子供を欲しがっていなかったのです。
配偶者であるご主人に対して、愛情が無かったと言うのもありますが、それ以上に子供を持つことによって、自分の自由な生活を奪われる…ということが恐怖だったのです。
彼女の夫は彼女にべったりで、いつも一緒、どこでも一緒…と言うように、彼女に秘書的で母親的な役割を求める人でしたから、子供が出来たならば、ますます彼の「家族はいつも一緒」という考えや、彼の創る巣へと囲い込まれてしまう…
そうした、予測しうる未来予想図に対する拒絶反応が、妊娠を困難にし、そろそろ年齢的にもういいのかもと、いったんは受け入れたもののやはり心理的抵抗感と恐怖から、母胎が子供を拒否してしまっていたのでしょう。
このよな恐れを持つ、彼女を責めることは出来ません。
そもそも結婚生活を見直すほうが先ですけれども。
そんな風に結婚をしない、子供を持たない、妊娠出産の選択をしなかった人の背景や、今生での選んだ人生の理由は様々です。
もしかしたら、結婚や母になることを選択しなかった人以外の場合で、単純に過去の経験から来るトラウマや恐怖の記憶といった、負のエネルギーブロックのせいでの不妊や不育であるならば、そのような記憶を潜在意識からクリーニングしたり、エネルギー的アプローチをすることで解決できる人もいるのかも知れません。
実際、恋愛結婚に関しては、過去の呪縛を取り除いたことによって、解決に至ったクライアントさんはいましたし、子宮疾患が緩解し、治癒された方もいましたが…不妊を悩まれてという方、その解決サポートの目的で施療に訪れた方を担当したことは今のところ無いので、症例としてここで報告できる状態では無いのでした。
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