Dolly Parton - Jolene / ジョリーン - 1974
ドリー・パートンは、アメリカのカントリー音楽の第一人者。シンガーとしてだけでなく、女優としても映画に出たり、作家であり事業家であり、人道支援家としても活躍しています。
もともと子役として、ラジオ番組に出演し、13歳で歌手デビュー。18歳の時に作曲家としても商業的成功を得て、シンガーとしてもヒット曲を連発し、一定の名声を得ることになりました。
「The Last Thing on My Mind」1964
トム・パクストンとデュオを組んだ時のヒット曲。二人のコンビは、1964から1974年まで約10年続きました。
ドリーの毛量の多さ、特徴的なヘアスタイルにいつも目が行ってまう。盛り盛りヘアの元祖って感じ?
「Here You Come Again」1977
「9 to 5 」1980
映画「9時から5時まで」の主題歌。女優としても出演しましたね。ジェーン・フォンダが主演していました~ ドリー最大のヒット曲。
日本語の予告編は見つからなかったっっ
映画予告「Nine to Five」1980
& Kenny Rogers「Ìslands in the stream」1983
ケニー・ロジャースとのデュエット。この頃って、大物同士のデュエットが流行ったなあ…
ちなみに作詞作曲はビージーズで、もともとはマービン・ゲイのために作られた曲。
なので、最初はR&Bのリズムだったのを、ケニー用に書き直されたとのこと。曲のタイトルは、ヘミングウェイの小説にちなんで付けられたらしい。
「I Will Always Love You / いつまでも愛している」1973
映画「ボディ・ガード」の主題歌として、さらにホイットニー・ヒューストンの歌ったカバー曲の方が有名なのですが、オリジナルも作詞作曲もドリーなのでした。
Whitney Houston カバー 1992
でもって、私はホイットニー・ヒューストンはあんまし好みではないのでした。苦手っていうのかなー マライア・キャリーとかもダメポ。
「My Tennessee Mountain Home」1973
さてさて「ジョリーン」
この曲は私の場合、オリビアのカバーの方から聞いて好きになった曲だったりしますの。なので、ドリーのオリジナルを聞いたのはその後なのでした。
Olivia Newton-John カバー 1976
「Jolene」1974
そうですねー やはり先に聞いてしまった、オリビアのバージョンが私にとってはインパクト強いし、あの高音がたまらないのですが…オリジナルもよりカントリーっぽくて、こっちも味があるなあと。
ちなみに歌の内容は、ジョリーンという、女性から見てもとても蠱惑的で魅力的な女性がいまして、自分の愛する人がそのジョリーンに心奪われてしまい、寝言でも彼女の名前を読んでいるという事実の前に、そのことに涙して、ジョリーンに「どうか私の愛する人を取らないで」と恋敵に懇願している、女心な歌なのでした。
とはいうものの、ジョリーンがそのお願いに対して、どのように返答したかどうか…結末は歌では語られてないのがミソ。そのあたりは想像におまかせ…って奴ですね。
果たしてどうなったのであろう。
Olivia Newton-John - Jolene ft. Dolly Parton 2023
んで、今年こんなうれしいギフトがYouTubeにアップされていたりなんかして。はい、オリビアは昨年亡くなりましたけど、生前にこんな素敵なコラボが実現していたのですね!
うるうる。
して、ドリー。上記の通り、健在です。
いつまでもお元気で! いつまでも歌い続けて下さいな。
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「My Favorites〜音楽のある風景」
2021/04/08 掲載記事より転載