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シンクロニシティ【意味のある偶然の一致】


知識の習得

私が通っていたアロマの学校では授業の前に毎回哲学的なお話を校長が熱心に語ってくださいました。学生時代勉強が苦手で無知だった私にはどのお話しも新鮮でその時間がとても楽しみでした。

喫茶去 : 中国唐代の禅僧、趙州従諗(じょうしゅうじゅうしん)の言葉「お茶でも一服召し上がれ」と勧める禅僧の奥深い覚りの境地のお話
フロイト「es」エス、無意識領域の生まれながらに備わっている本能的な快楽原則、京都の哲学の道で有名な西田幾多郎の西田哲学、アーユルヴェーダ、宇宙誕生のビックバン、素粒子、ホモサピエンス、人類の歴史まで…

毎回その日のテーマを深く掘り下げかなりな熱量でお話をして下さって、奥が深くて私の頭では理解が出来なくてよくわかりませんでしたが…とても刺激を受けました。本も薦められました。未だに読んでませんが…(^-^;

シンクロニシティ


スイスの精神科医ユングの意味のある偶然の一致(共時性)「シンクロニシティ」の話も最初の頃の授業で学びました。17年前その言葉も初めて聞いた言葉でした。

そして私の周りで起こる数々のシンクロニシティもアロマの学校に通うようになってから始まったように感じられます。

その言葉を知って間もない頃に起きたっ出来事!のエピソード⇩」

● びっくりなシンクロニシティ

ハーブが大好きで家でたくさん育てていたこともあって、アロマの学校の校長から電話をいただいて「月に一度植物を学んでみませんか?」と誘われました。月一で植物を学ぶって楽しそう~と行ってみたところ…アロマ協会の文化委員でした。アロマの学校の校長はその協会の理事をしていて文化委員の委員長だったのです。そのことも知らなかったのですが…(^-^;

その委員会でその年度で調べるテーマは「バラ」
1年間バラの植物学を担当して調べ、次の年フォーラムで発表するとのこと!人前で話すのが苦手で学校でも絶対に手を上げずに先生と目を合わさないようにいつも下を向いていた私に発表は無理です!とお断りをしましたが、なぜか受け入れてもらえずに…その前の秋には新宿御苑で香りの植物の講座も担当してねと!(>_<)

ハーブは好きでしたが、バラは華やかなイメージで全く興味が無かったのと、考えていなかった展開になり、かなり凹み重い気持ちで家に帰りました。帰り道で仲良くしているご近所のNさんに会ったら「この券2枚もらったので一緒に行かない?」と誘ってもらったのが国内最大のバラのイベント「国際バラとガーデニングショウ」でした。

なんて凄いタイミングなんだろう?と思いながらNさんと西武ドームへ…ドーム内はたくさんのガーデニングブースに区分けされており、何万株のバラで彩っていました。どちらかと言うと野に咲く小さな花が好きだった私には、あまりのスケールの大きさにため息が…とりあえずパッと見て気に入ったバラの名前を書きだしました。うすいピンク色でコロンとした大輪の「ピエールドゥロンサール」メモの一番最初に書いたバラの名前です。バラの甘い香りと人の多さに酔いつつ、一通り観賞し本やグッズなどを買って帰路につきました。

ピエールドゥロンサール

家に帰ってホッと一息ついたところ、玄関のチャイムが鳴りました。ドアの前には近くに住んでいると思われる素敵なご婦人がバラの花束を抱えて立っていました。そのご婦人が一週間前に家の前を通りかかったときに「可愛い花ですね。」と声をかけてくれたので、よかったらどうぞと「タイムロンギカウリス」の苗をさし上げたのですが、そのお礼にと庭に咲いたバラを届けに来てくれたのです。「このバラの名前は?」と尋ねると「ピエールドゥロンサールです。」⁈

タイムロンギカウリス

バラのガーデニングショウにあった何百というバラの中で最初に気になって名前をメモしたバラの花が今ここに!…あまりの不思議さに「ありがとうございます。」としか言えませんでした。まさしくシンクロニシティ!こんな不思議なことが起こるんだ!って本当にビックリな出来事でした。

そして次々とシンクロが起こり、全く考えていなかった森林療法、自然療法、心理学を学ぶことになったり、これもきっと意味のある出来事だったのだと思います。私のシンクロのキーワードは植物や心がテーマのような気がします。

ピエールドゥロンサール


効率の良い勉強法


アロマセラピストの勉強では、精油の化学や解剖生理学など、どうやったら覚えられるのかと途方に暮れていました。(^-^;
アロマの学校の校長は効率の良い勉強法も教えてくださいました。♪ 

脳の中にはおよそ1000億のニューロン(神経細胞)があると言われていて、シナプスを介して隣り合う領域同士を結び付けたり、離れた領域同士を結び付けたり、考えたり記憶したりするとネットワークを作って情報を伝達しているそうです。さまざまなことを経験したり学習したりすることで、それを記憶し、変化させるという神経細胞のシナプスを活性する勉強法を教わりました。

● 神経細胞のシナプスを活性する勉強法 


①頭の中に通過させ→納得して理解する→感動する
仮のネットワークがしっかりとしたネットワークに変わります。
②五感を使う ・声に出して読む(聴覚) ・目で見て書く(視覚)
・ジェスチャー身体を使って表現(筋肉)
③覚えたことを単独にせず何かに関連付ける→物語(ストーリー)にして語る
④繰り返し復習する。(短時間集中して勉強する。5分~10分)
⑤忘れることを怖れない。(覚えられないことに苛立たない)
⑥音になじむ、慣れる。(精油の化学や精油の学名など)
そして情動(大脳辺縁系)へ働きかける

そんなこんなでこの勉強法のおかげで、精油の化学や解剖生理学、その他もろもろたくさん覚えなければならなかった馴染みにくいカタカナ用語も何とか覚え試験に合格できました。♪

アロマテラピー


無茶ぶりな頼まれごと


● 漫画みたいな出来事


校長の無茶ぶりによって、秋には新宿御苑で香りの植物の講座、次の年の2月には東京フォーラムでのバラの植物学、そしてその前に山形の小国に森林セラピーパイロットプロジェクトに行ってきて!と、どれもこれも無理、無理、無理~!って、人前で話すのが本当に苦手だった私は何度もお断りしたのですが脚下され、まるでエースをねらえ!の岡ひろみ(笑)の気持ちになった感じで半泣きしながら、インストラクターとセラピストの学科の勉強も同時進行し、会社の帰りに毎日図書館によって、学長から送られてきた新宿御苑の植物一覧の表を見ながら香りの植物をピックアップして特徴を書き出したり、学生のときにちゃんと勉強しなかったツケ?なのかあとにも先にもこんなに勉強しまくったことはなかった日々でした。「自分の可能性に蓋をしてはダメだ!今は恨んでるかもしれないけど5年後には僕に感謝するよ!」と宗方コーチかって?(笑) 漫画みたいな出来事でした。(漫画のたとえが昭和過ぎて知っている人がいないかも?)こんな無茶ぶりをされてなければ今の活動はしていなかったと思います。もちろん感謝しています。人生は不思議なことがいっぱい!

● どん底~(^-^;

そして山形の小国で森に癒されて帰ってきてしばらくすると、サラリーマンだった主人に大変な出来事が!真面目に生きているのに世の中には悪党がいるってことを痛烈に思い知らされ…目の前が真っ暗でどん底↷↷ 人生は突然何が起こるかわからない!必殺仕事人~悪人を成敗して~(>_<) 


話はガラッと変わりますが…
今朝「めざましTV」で河津桜のおすすめのスポット1位になっていた南伊豆の河津桜。18日がピークみたいです。行きたいけど…今年はちょっとタイミングが合いません。↷ お時間がある方はぜひ~おすすめです。⇩

河津桜

● 南伊豆 みなみの桜

2年前に行った伊豆のみなみの桜がとても綺麗でした。
南伊豆の青野川沿いの両岸約2kmにわたって約800本の早咲きの河津桜が咲きます。 川沿いをのんびり散歩しながら春を感じられます。⇩


● 松田山の河津桜


近場の松田山の河津桜はお天気とタイミングが合えば今年も行けるかも♡
こちらは南伊豆より少し遅れて3月の上旬頃が見頃かな?桜の開花期間は短いので情報をチェックしないとですね。
小田急線「新松田」駅から歩いてさくらまつりの会場に向かう散策路の一合目に 富士山と桜が美しく見えるポイントがあります。 動画でおすすめポイントなども載せています。 まつりの会場まで車やシャトルバスもありますが 桜を見ながらふもとからのウォーキングをおすすめします。 富士山はお天気次第で見えないこともあります。



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