嵐もかつてはジャニーズJr.だった。
「上の方調子はどうだ?」
土曜の夜、櫻井翔さんに久しぶりに調子を聞かれて、めちゃめちゃ調子よく映画館から出てきました。
と、いうわけで見てきました。
『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』
思い立って一人で映画見にいくなんていつぶり?ってかんじでしたが行って本当によかった。
行こうかどうしようか悩んでた今朝の自分に「悩む余地ある?」と聞きたいくらい。
嵐のコンサートは、周囲の嵐ファンのみなさまにおすすめされるがまま、ピンポイントで拝見したりもしたけど5×20は見れてなかったし、会場に足を運んだのなんてかなり昔で。多分2007年に横浜アリーナで開催されたTimeが最後で、だいぶ離れてしまってたなあと。。
そんな自分も置いてけぼりにならない「変わらない嵐の良さ」が詰まっていながらも、たくさんの変化と進化にも驚かされ。感想は一言では言い表せないですが、あえて一番感じたことを言葉にするなら
運命はどこでどうなるかわからない。
だからこそ人生は最高に楽しい。
と、いうこと。
ジャニーズJr.だった彼らが偶然集められて
嵐になるなんて。
不遇の時代と言われたときを経て(その頃の作品今でも最高に好きですが)
こんなにもすごい国民的アイドルになるなんて。
とがりまくってた櫻井さんがこんなに丸くなり、松本さんがこんなに立派なディレクターになり、大野さんがこんなに圧巻のパフォーマンスをし、にのあいのUBにこんなに悶絶する日が来るなんて。
(最後だけやけに具体的。映画見てない方すみません。)
嵐になっていてもおかしくなかった生田斗真が、MVの出演者として、嵐のコンサートのモニターの映る日が来るなんて。
5人が活動休止までの日々を、あんなにも全力で駆け抜けていくなんて。
それが映画で見られるなんて。
全てのことが大きな出来事に見えるし、それが偶然なのか必然なのかわからないけど、多分ちょっとしたことの積み重ねで。
嵐が突然Jr.を卒業し、偶然「嵐」になったように、
このツアーでバックについていたジャニーズJr.だって、当時と今では状況が違う。
かつてバックについていた歴代のJr.たちも、それぞれの道を歩んでる。
人生ほんとに、どこでどうなるかわからない。
運命に導かれるまま、いつのまにか大きな存在になっていった嵐はコンサートをする会場の規模も、
演出にかかってるであろう費用も、今となってはとんでもない。(今回も突然に豪華オーケストラ出てきてびっくり…!COOL&SOUL、しびれたな…)
でも、安心しました。
嵐の内弁慶で自然体な姿は
変わらず、そこに存在してました。
ファンサービスをする瞬間の
あたたかく一人ひとりのファンを見つめる視線も、
私が見たことのある頃から(えらそうに語れるほど知りませんが…)変わってないように見えました。
良くも悪くも、ちょっと前まで想像しなかったことが次々と起こる人生だけど。
「本気で泣いて 本気で笑って
本気で悩んで 本気で生きて」
いれば、きっと想像以上の景色が見られるから
人生そんなに悪くない。
そんなことを教えてくれた映画でした。
ジャニーズJr.が嵐になったように。
私たちの人生もどうなるかわからない。
前向きに楽しみに、本気で生きていこう。