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「国民的元彼」とはなんなのか
「国民的イケメン」とか「国民的彼氏」とか。多くの人がかっこいい!すてき!と同意する芸能人には、そういう肩書きがつくことがあるけれど……最近気になって仕方ないことがある。
ここでも何度か話しているtimeleszプロジェクト(タイプロ)の候補生、寺西拓人くん が「国民的元彼」と言われている件だ。
顔が整っているから、国民的イケメン。
ときめきを与えてくれるから、国民的彼氏。
でも国民的元彼って何をもって「国民的」と言われるのだろう。
そもそも元彼とは、一度好きになってお付き合いしたけれど、何かしらの理由でお別れすることになった人。
自分から振ったのか、振られたのか、話し合ってお互い納得の上で別れたのかは人それぞれだけれど……好きだった頃のポジティブな要素だけでなく、何かしらネガティブな要素も含むはずで。
そんなポジティブとネガティブ、現在と過去が絶妙に入り混じった元彼という存在について、多くの人が共通して思い浮かべる「元彼像」があるということが、非常に興味深いな……と。
しかも、多くの人にとってなぜか寺西くんがそれにあてはまるという。その理由はどこにあるのだろう。
寺西くんかどうかを抜きにして、そもそも多くの人が「元彼」に求めるものは何なのか。
SNSを見る限りで勝手ながら感じたのは
・確かに愛し、愛されていたという過去の記憶を美化したい。
・時々思い出しては、愛情と切なさが入り混じったなんとも言えない感傷に浸りたい。
・若い頃は同じコミュニティなどの身近にいる、余裕のある歳上への憧れがあり、その上で付き合っていた。(付き合いたかった)
・限られた期間の中では楽しかったが、「いい人」で終わってしまう・子ども扱いされてあしらわれる……などの理由で、それ以上の関係には発展しなかった。
・別れた後も付き合っていた頃と変わらず、素敵で居続けてほしい。
このようなことがあるのかなと。その上でなぜ、寺西くんなのか?
これまた勝手ながら私が持つ寺西くんのイメージは、抜群のスキルを持ち仕事で大活躍しつつ、落ち着いていて穏やかで、謙虚で。ほどよくマイペースで、余裕がある。そんなお人柄。
最終的には発展しなかったけれど、確かに愛し、愛されていた穏やかで余裕のある歳上の先輩。切なくも、ふわっと優しいよき思い出として今でも思い出したくなる存在。別れた後も大活躍していて、いつまでも素敵だと思い続けられる存在。
……寺西くんはそんなイメージにあてはまりやすい方、ということなのだろうか。
元彼とは「友達に戻れる」タイプと、「二度と関わりたくない」タイプの2種だと思い込んでいたけれど……寺西くんにあてはめるという意味での元彼像はどちらに属するのだろうか。関わりはしないけれど、上書きではなくしっかり「名前をつけて保存する」タイプ、とでもいうのかな。
答えの出ない話だし、長年応援している方からすれば、突然彼に「国民的元彼」という肩書きがつくことに複雑な気持ちになるのでは……との思いもある。
私も共感するというよりかは、一歩引いてこの現象を興味深く研究したい気持ちが強い。
「理想の元彼」とは?その像にあてはまる芸能人とは?
お酒片手にゆるり語り合いたいトピックだなあ、と思う。(私は今飲めないけれど……アルコール解禁したときの野望としてとっておくことにする)
これまで書いたタイプロ関連のものはこちらより。。