イボとハトムギの話。
大学生(多分一年生)の時、足の親指の横(靴に接する部分)に謎の茶色い痣ができた。
放置してると、どんどん大きくなり盛り上がり、痛みも出てきた。直径約1cmの丸いデキモノ。表面はガサガサ。なんというか、形がイソギンチャクみたいでおぞましい。
これは何だろう…まさか悪性のデキモノ…?
と、不安に駆られながら皮膚科に行った所、おばあちゃん先生がやんわりと
「イボですねぇ」
と言った。
イボ!?と言うとおじいちゃんおばあちゃんが悩まされるアレでしょうか…
とショックを受けましたが、おばあちゃん先生は「1ヶ月して治らなかったらまた来てね」とヨクイニンだけ処方して、他に処置も何もなかったので、大したことない病気で良かったと安堵しました。
ヨクイニンを2,3ヶ月まじめに飲んでいたら、ある日ポロっと足の親指のイボが取れました。
実は最初に皮膚科のおばあちゃん先生からヨクイニンの話を聞いた時、引っかかるものがありました。
「ヨクイニンはハトムギのエキスで、イボに効きますからね」
ハトムギ。
よく知る名前でした。某お茶のCMを知るよりずっと前から知っていた。
幼少の頃から気になってた事でした。
(周りの子は家で緑茶や麦茶を飲んでるらしいのに、どうして私の家ははと麦茶なんだろう…ハトって何だろう…鳩?)
恐らく祖父母がイボに悩まされていて、はと麦茶を飲んでいたのだと思います。
ウイルス性のイボは子供もよくプールなどでもらって感染・発症するらしいのですが、実家にいる間、イボができたことは一度もありません。
一人暮らしを始めてからは、好きなお茶が飲める!と緑茶と水ばかり飲んでました。
ネットには、イボにヨクイニンは効かない、医者も気休めと言ってた、みたいな事がよく書かれていますが…
はと麦茶を常飲してた約15年間イボとは無縁で、はと麦茶を飲まなくなった途端にイボができて、ハトムギエキスでそのイボが取れた私としては…
ハトムギの効果が無いと言う方が嘘じゃない…?
と…いや、もしかしたら体質によって何が合うか違うのかも。私には効果がありました。
はと麦茶はイボ予防になるのかもしれない。と、その時うっすら思いはしたものの、はと麦茶を自分で沸かして飲むようにしようとは思わなかったんですよね…
お茶作るのめんどくさいし、作るにしたって「はと麦茶」なんて…正直子供時代に飲み続けて飽きていて…
それが今回イボの再発で、はと麦茶の必要性を感じ始めてます。どうしようかなぁ…
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