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MCUの新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』予告編にIDIOMATIC 300の帯表現が登場!

今年(2025)の7月公開予定のMCUの新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』"The Fantastic Four: First Steps"の予告編が先日公開されたのですが、

その中に、こんな表現が出てきて、おっ、と思いまして。

Whatever life throws at us, we'll face it together.

(日本語版字幕:どんな運命が待っていても、立ち向かえる。)

以前レビューした『IDIOMATIC 300』(山崎竜成著)の帯文に出てきた表現が使われてますね!

本書のレビューは私のnoteでもっともアクセス数が多いものの一つとなっています

After everything we've been through together, I'm confident that we can navigate whatever life throws at us in years to come.
(これまで何でも2人で乗り越えてきたんだから、これから先数年間の人生で何があっても切り抜けられる自信がある。)

what(ever) life throws at Xは直訳すると「Xに人生が投げかけてくるもの(は何でも)」となるが、ほぼ「人生で起こることは何でも」という意味合いになる。基本的に「人生で何が起こっても(大丈夫)」というニュアンスで使われることが多い。問題文はこのフレーズ全体が名詞節でnavigateの目的語になっているが、副詞節になることも多く、その場合はWhatever life throws at me, I will never give up on my dream.(どんなことが起きても夢を決して諦めない)のようになる。

p225

『ファンタスティック4』の予告編では副詞節のパターンで使われています。

このようにフレーズごと映画で使われたりしているのに意外と辞書には載ってなかったりするんですよね。

本書のフレーズは大学入試以外でもよく見かけるので、社会人英語学習者にも強くおすすめです!

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