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ちょっと意外なabbreviation3選

先日のつぶやき投稿でも書きましたが、"Mulholland Dr."のDr.はDrive(街路)の略語abbreviation。Dr.といえばDoctorのイメージが強いのでちょっと意外ですよね?

そこでこのnoteでは個人的に知ったとき意外だった略語3選を紹介したいと思います!

lb
lbはこれで発音はpound。単位のポンドを表すのですが、初めて知ったときは衝撃でしたね。は?、lもbも発音に入ってないじゃん!? めちゃくちゃすぎる。。

語源はラテン語のlibra(天秤)から来ているらしいですが、ならリーブラと発音すれば良いじゃん。あとlibraいろんな語源になりすぎ、deliberateとかequilibriumとか。。

RSVP
ビジネス英語で時折見かけるこの略語はなんとRépondez s'il vous plaît. というフランス語から!英語で言えばPlease reply.に相当。「返事」という意味で名詞としても使われます。TOEIC受験を通して初めて知ったのですが、今は特急シリーズの暗黒のフレーズにも載ってますね。

発音は「アール・エス・ヴィ・ピー」と各文字を一つ一つ個別に読むので、イニシャリズム(initialism)という略語のタイプになります。ちなみにTOEICはTest of English for International Communicationから来ていて、発音は「トーイック」と一単語のように読むためアクロニム(acronym)というタイプになります。

MTG
かつてLINEで友人を夜桜に誘ったときに、

ごめんなさい、金曜日はMTGがあるので🙏

とか返信があって、まともな勤め人ならミーティングMeeTinGのことだとすぐわかるのでしょうが、ほぼフリーランスでしか働いたことの私はそういう略し方の存在を当時知らず、あろうことかMagic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング)というカードゲームだと勘違いしちゃったんですよね。恥ずかしい💦ちょうどその頃、子どもとTCG(これも略語ですね:Trading Card Game)にハマっていて、しかも金曜はフライデー・ナイト・マジックの日だったもので。。

【追記】
ここで投稿するつもりだったのですが、X(twitter)でテーマに関連する興味深い事例をつい先日見かけたので合わせて紹介します。

日本維新の会 浅田均が「NATO」と発音する度に議場がざわついてて草
(ちなみに浅田均は京都大学 哲学科→スタンフォード大学→OECDパリ勤務という経歴)

NATO(北大西洋条約機構)はNorth Atlantic Treaty Organizationの略語で、日本語では「ナトー」というアクロニムになっています。しかし英語発音では浅田氏が最初に発音された通り「ネイトー」読みのアクロニムの方が正しいんですね。ただその後無理に「ナトー」に寄せようとするあまり、他の日本語までぎこちない感じになってしまい、議場の笑いを誘発する事態となってしまったと。

しかし正しいはずの発音が笑われる光景というのは、日本の学校英語教育のあの嫌な原初体験を想起させるのか、かなりのインプレッション数を集めたポストとなっているようです。

個人的に、この手の話の時にはいつも上の志村けんの英語教師ネタとロナウドの「なぜ笑うんだい?」のことを思い出します。語学関係者ならいろいろ考えさせられる動画なんですよね。。

とにもかくにも、

人の発音を笑うな!

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