幼稚園に行きたくない②
何の参考にもならない連載ものです。
さて、社会生活を送る中で、人は予定を覆す相手にその理由を問いただす事が許されているかと思います。どんな理由であれ、はっきりとした理由があるから予定を覆す訳です。けれど、こどもの発する「〇〇したくない!」「✖️✖️に行きたくない!」に「何で?」をぶつけても、はっきりとした理由が返ってくる確率は五分五分な気がします。
「幼稚園へ行きたくない!」と、言い出した次男も「小学校へ行きたくない、、、」と呟いた長男も、はっきりとした理由は、ありませんでした。
前置きが長くなりました。
②の母子登園。
と言っても、毎日付き添っていた訳ではなく、本人から「残って欲しい」と頼まれた時だけでしたが、卒園ギリギリまで続きました。
その時期心がけていた事は2つ。
・嘘はつかない
・指示を出さない
振り返ってみての反省点は、
・声のかけ方
です。
・嘘をつかない
私を含め、彼の周りの大人達が一度でもその場凌ぎの嘘をついていたら、次男は益々幼稚園へ行かなくなっていたと思います。
用事があり、どうしても帰らないといけない時には事情を説明していました。もしくは、「一度帰るけれど、用事を済ませたらまた戻るよ」と言う感じでした。
・指示を出さない
始めは、ついつい「ほらほら、先生お話しているよ」とか言っていましたが、それを真似して注意するお子さんが出て来たので辞めました。クラスメイトに注意される事は、想像以上に次男の自尊心を傷つけていたようです。
お友達の手前、次男はべったりくっついて来る訳ではないので、私は離れた所に腰掛け黙っているか卒園アルバムのための写真を撮っていました。(私がいる理由を知りたがるお子さんに「アルバムの写真係だからだよ」と言う大義名分はとても有効的でした。)
・声のかけ方
ある日、仲良しのお友達が「次男君、何で大きな声で言わないと気がつかないの?」と聞いて来た事がありました。その時、私は具体的な対処法を説明するが出来ませんでした。
「楽しすぎて夢中になるっているから、一度声かけても気がつかない時は近くに行って優しく肩をトントンしたらいいよ。」と、説明しておけば、次男の苦手な大声を少し減らす事ができたかも知れないと思っています。