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サイレントマイノリティに気付け
手前味噌ながら、割と仕事でもソーシャルアクションでも「ニーズが果たしてあるのかどうか」が読めないところにばかり手をかけています。
・障がいがある方の婚活支援
・障害者の性についてのインフラの整備
・生活機能、社会活動機能訓練特化の生活介護
・当事者の夜遊びや「見える福祉」のためのイベント など
大体始める時は「こういった支援のあり方は必要だ」ということ自体はある程度確信を得ているつもりなんですが、果たして実際にその分母がどれくらいなのか、そしてやってみたとて一体どれだけのレスポンスがあるものなのか、というところはほとんど読めないんです。
それはなぜか。
声として上がってこないからです。
「恋愛や結婚の支援をしてほしい」なんて言われたことはありません。
「性の問題について、もっと相談できる場所が欲しい」と言われたこともありません。
「夜遊びができる場所を作ってよ」とも「福祉を見える化してよ」とも。
誰かがこんな話を依頼してきたことなんてありません。
ただ、そこにはずっと何かしらの問題や課題感だけはあった、というだけです。
福祉の中で、実際の社会との関係性の中で、家族の中で、当事者の思いの中で、声として上がってはいないけれど、「必要なんじゃないか」と思ってこられてきたもの。
声が上がらないから必要性がないわけじゃありません。むしろその選択肢が「ないもの」とされてきたから声を上げなくなったものってたくさんあるんじゃないかと思います。
明確に言語化できなかっただけで、もしくは表現が違っているだけで声を拾えていないだけかもしれません。
カタチがないから必要性に気づいていなかっただけかもしれません。
そしてカタチにするための方法論がなかったから、その声から目を背けていたのかもしれません。
でも声がないから満足している、問題がない、じゃないですよね。
そろそろそこに目を意識的にむけていく事が必要なんじゃないでしょうか。
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